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平面波の条件
平面波の条件に『波源などから十分に遠い』という条件がありました。 もし、十分に遠くなければどういった観測結果が得られるのでしょうか?また、その理由を教えてください。
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- walkingdic
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>十分に遠くなければどういった観測結果が得られるのでしょうか? 球面波です。 >また、その理由を教えてください。 まず光源から出た光は球面波として広がっていきます。この時の半径をRとしましょう。 光源からRだけ遠ざかったところでは、その球面波の曲率半径はRです。 平面はとは曲率半径が無限大であることですから、R->∞となることを考えると、距離も無限に遠方になければならないことは自明です。
A1の方のご指摘の通りです。 十分に遠くなかったら、波のエネルギーの減少の率が大きくなるでしょう。 例 波源から1mはなれた点と、1.1mはなれた点でのエネルギーの比は(1/1.1)^2 つまり約0.82程度 100mと100.1mとでは(100/100.1)^2つまり約0.998程度。したがって波源から遠くなるほど単位距離あたりのエネルギー減少は少なくなります。十分に遠ければ、エネルギー減少を無視して(波が減衰しないとみなして)考えることができることになります。
平面波とは、比較的大きな半径の球面の、小さな球面部分で観測される波であり、本質的には、球面波である。すなわち、近似的な意味合いがある。 【観測結果】 影が広がる。 【理由】 球面波と考えざるをえないから。 【観測結果】 波源からの距離の増加に対して、エネルギーの面密度の減少量の割合は、平面波では無視されるが、無視できないものとなる。 【理由】 球面の、ある一定の立体角に対する球面部分は、球の半径の2乗に比例する。そのため、半径に対する、半径の変化の割合の大小の2乗に、その球面部分の面積の変化の大小が比例するから。