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精製・ジブチルエーテル

ジブチルエーテル中に含まれるブタノールの除きたいと考えています。 良い方法(精留、カラム除去)を教えて下さい。目標は10ppm以下です。 また、もし市販で販売されているようでしたら販売先を教えて 頂けませんでしょうか。

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  • takes87
  • ベストアンサー率60% (42/70)
回答No.4

 そばに"Organic Solvents"という古い本によると、ジエチルエーテル中のエタノールは10%食塩水で3回程度分液するとエタノールはほとんど除けるそうです。その後蒸留するとアルコール、水がほとんど含まれていないジエチルエーテルが得られるとのことです。  ジブチルエーテルに関しても少し記述があったのですがanthraceneさんが回答されたような蒸留しかありませんでした。ジエチルエーテルのように分液で除くには、ブタノールが水に溶けにくいので回数を重ねる必要がありそうですね。  市販品だとAldrichで脱水のジブチルエーテルがあります。水の含有量は0.003%以下と書かれていますがブタノールはちょっとわからないですね。おそらく水と一緒にのぞかれているとは思うのですが。

wakato1
質問者

お礼

takes87さんありがとうございます。 下記内容確認してみます。メーカー殿の表記にはアルコールの実績値として0.02%みたな表記となっていて、エンジニアと話をするとアルコール=ブタノールで評価をして表記していると教えて頂きました。 >市販品だとAldrichで脱水のジブチルエーテルがあります。水の含有>量は0.003%以下と書かれていますがブタノールはちょっとわからない>ですね。おそらく水と一緒にのぞかれているとは思うのですが。

その他の回答 (4)

  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.5

ブタノールの定量が可能な環境でしたら、ということになりますが・・・ (これで除けるという確証が全くないので、確認が必須、と(汗)) アルコール類の乾燥にカルシウム塩が使用できない、というのを逆手にとって、 細かく砕いた塩化カルシウムを入れて振り、暫く放置してみる、というのはどうでしょうか。 うまくいけばアルコールがカルシウム付加物となって、上澄部分で目標を達成できるかもしれません。

wakato1
質問者

お礼

DexMachinaさんありがとうございます。

回答No.3

>補足へ 時間をかけるというか、NO.1に書いたように活性金属と加熱すれば、アルコールや水は反応して金属塩になりますから、蒸留しても出てきません。 ですから、蒸留する前に数時間加熱して還流させてください。その後、蒸留を開始すればOKです。 しかし製造過程の理由でブタノールが混入しているとはひどい話ですが、そんなものなんですか?私は使ったことないのですが。

wakato1
質問者

お礼

>しかし製造過程の理由でブタノールが混入しているとはひどい話です>が、そんなものなんですか?私は使ったことないのですが。 通常200~500ppm程度は原料のブタノールが残っているのは普通みたいです。

回答No.2

追記します。 ジブチルエーテルは分かりませんが、市販の脱水溶媒(エーテルとTHF)の含水量をカールフィッシャーで測ったことがあって、大体カタログ値(10-20 ppm)でした。これらについてはアルコールが入っているとは聞いたことが無いので、アルコールはどうなの?というのは分かりません。 酸化防止剤として、ある種のヒドロキノン系安定剤が入っていることはあります。 ブタノールは安定剤として入っているということですか? 上記の通り、市販の溶媒だと多く見積もって20 ppm程度はプロトン源がいると考えた方が良いです。 脱水溶媒を買うのなら、活性化モレキュラーシーブスを入れておけば水は減らすことができます。 が、ブタノールは蒸留しないと駄目ですね(シーブスの径を選べばある程度吸着できるとは思います)。 一番厳密にやるのなら、 1.ケチルかナトリウムから蒸留 2.ナトリウム・カリウム合金またはカリウムミラーからバキュームトランスファー(真空下で溶媒蒸気を移動させる手法) と2段階でやれば数ppm以下にできます。

wakato1
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >ブタノールは安定剤として入っているということですか? ブタノールはジブチルエーテルの原料となります。ブタノール濃度を10ppm未満にするためには、蒸留処理を時間をかける事かな?と考えているのですが、正直な話、その設備もなく困っています。

回答No.1

金属などの還元・脱水剤から蒸留するのがエーテル類の最も基本的な精製法でしょう。 エーテルは水も含みやすい上に、酸化もされやすく過酸化物が混じっていることがあります。 アルゴンや窒素雰囲気下で、LAH、ナトリウム、ナトリウム・カリウム合金、ベンゾフェノンケチルなどから蒸留によって精製するのが通常の精製法です。水、アルコールなどの活性プロトンを持ったものは反応して除去されますし、酸化物や酸素も還元を受けるので除かれます。 脱水したものはアルドリッチで売っていたと思います。 他のメーカーにも探せばあるでしょう。

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