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企業売買について
父の会社を売買することになりました。資本金300万円の有限会社です。資産として社有の車・機材・不動産及び預貯金があります。 売買価格は300万円になりそうです。 そこで疑問なのは、前述の社有財産も持っていかれるのでしょうか?父の話だと、いわゆるのれんを売ったと言っています。許可制の商売ですので、会社の名前と経営権を売るような感覚だと思います。 特にコンサルなども入っていません。税理士さんに細かい事はお願いする事になると思います。 社有財産の取扱いがどうもイメージできません。分かる方がいらっしゃれば教えてください
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単なる「のれん」だけであれば、会社の代表者を変更して新代表者の代表する会社に変え、印鑑証明・登記等を一新するだけの話です。 社有資産も譲渡することになっているかどうかは当事者の契約次第でしょう。売買価格が300万円というのが気になりますが、単純に資本金が300万円で欠損無し(債務超過でもなし)ということで300万円にしたのでしょうか?それとも何かプレミアをつけて300万円と?…値段から推察するにしても、高そうでもあり安そうでもあるので、傍からは何ともいえません。業況順風満帆の評価の高い会社の身売りなら「のれん」だけでも高値で売れる一方、夜逃げみたいなケースですと不動産も何もかもかなり安く買い叩かれます。 経営権すなわち「のれん」というのは、狭義には上記のような謄本と印鑑証明だけの話です。資本金300万円の会社の「のれん」を譲渡するケースでも、300万円相当の預貯金も必ずしも(資本に対応する資産として)譲渡することになるわけではありません。そこには、譲渡人と譲受人それぞれの思惑による個別の協議があり、交渉があり、合意があり、最終的に譲渡対象は値段とともに定められるものです。 社有資産ですが、まず、そもそも不動産売買なら登記、社有車なら登録等が譲渡には必要ですし、会社の経営権とは別物です。通常はこうした値の張るものは別途契約により譲渡されるかと思われます。 預貯金等は口座残高相当額を当事者間で別途清算・受渡の上で通帳・印鑑等を渡すのが通常でしょう(口座番号を変更しないで譲渡するための策です)。 機材は基本的には譲渡することになるのでしょうが、無償なのか有償としていくらなのかは、種類や売却するとした場合の相場等にもよる面が大きいです。 お父様に聞かれて、一度はっきりさせたほうがよろしいのでは?家族にはまだそのあたりのはっきりした説明は無いのですよね?
お礼
とても具体的なご説明ありがとうございました なるほど!といった感じです 頭の中がすっきりしました 父に詳しく説明してもらう事にします