こんばんは。
育児ノイローゼ(のような)症状は、「(強迫的に)しなければならない(と本人が思って
いる)ことだらけ」で、そのことに捕えられて支配され、逃げ場がなく、「したいことがで
きない(したいことを考える余裕さえない)」状態で、しかも、その窮屈さ、不満、苦しみ
などを表現することができない(受け取ってくれる人がいない)状態のときに現れるよう
に思います。
思いあたることはありませんか。
18歳女子高生ということですので、これから受験するのでしょうか。
例えば、(強迫的に)勉強しなくちゃいけないと思っている、あるいは実際している
→しなくちゃいけないことだから止めては(中断・息抜きしては)いけないと思っている
→したいことができない → 窮屈・不満 → がんじがらめ・・とか。
この場合、例えば友達からの遊びの誘いを我慢して断わって勉強したとしても、気になっ
て効率が悪くなる上、不満が残ったりします。たまには、「しなくちゃいけないこと」から
あえて離れて、まず、「したいこと」について考え、実際してみるのも良いかと思います。
これは「しなくちゃいけないこと」を後回しにするということですが、実は、楽しんで、
満たされた後のほうが、「しなくちゃいけないこと」に関しても、効率がずっと良いのです。
18歳女子高生というと、「しなくちゃいけない」の対象が、勉強やらバイトやら恋愛やら、
将来についての考察やら、いろいろありすぎて、自分の欲求を見逃してしまいそうですが、
ときどき「今したいこと」について考えることができるぐらいの余裕は作ってほしいな~
と思います。
大人も、仕事が終わったら、家(安心の場所)に帰ることができます。
一日中、仕事から逃げられないとしたら、やっぱりノイローゼになる人もいると思います。
「逃げる時間を持つ」「自分のスペースに冬眠する時間を持つ」というのは、悪いことでは
ないと思います。当たり前の権利ですから当たり前に使いましょう。