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i don't need no doctor とは?

レイ・チャールズの作品に「i don't need no doctor」がありますが、これは「私は医者を必要としない」という意味のようですが、ホントですか? 口語(歌詞)とはいえ、2重否定だと思うのですが? 普段我々日本人同士の日本語なら「・・・なくはない」みたいな2重否定を聞き逃したりしないですよね?

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回答No.4

アメリカに38年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 この表現には二つのフィーリングを出すことができます。 ひとつは二重否定で肯定の強調で、もうひとつは二重になっているにもかかわらずひとつの否定のフィーリングを出しているものです。 >これは「私は医者を必要としない」という意味のようですが、ホントですか? はい、本当です。  ではどうやって区別をするかというと、この表現をする人の人柄や性格から、このような「一般文法」として認められていない文章を作る、その人の口ぶり(口調)やジェスチャーから否定しているだけと感じられる、そして、前後する文章から否定じゃないと筋が通らないと感じる、などの方法(無意識ですけど)を使います。 もっとも多くの人は「先入観的判断」をすることもありますね。 つかり、黒人や南部系の人たちが使うことが多い、と言う先入観ですね。 教養がないと自称優等生は感じる表現方法とされています。 私がこの国に来たときにはこの表現方法は使われていましたので定着したといえば定着したことになるでしょうが、今なお根強く一部の人たちだけが世代を超えて使うだけです。 彼らのまねをするとき以外には、彼らのキャラクターを引き出すとかその社会で話すとき、それ以外には私は誰にも使ってもらいたくない表現です。 卑猥とか口汚い表現ということではなく、他の人が「教養なし」と判断する表現だからです。 それだけのことです。 ただ、言葉ある以上ある「文化」に生きている表現方法というものがあり、それを尊重したいとも私は感じます。 東京人が大阪人に向かって標準語をしゃべれ!といえますか? 関西には関西の「文化」的表現があるのです。 それを一種の偏見で認めないということは私にはできません。 なぜなら、彼らにとって、I don't need no doctor.は彼らの文化に生きている「れっきとした英語」だからなんです。 だからこそレイ・チャールスは私はすごい、というのです。 自分の考えをしっかり持って一貫した思想の元で、彼の場合は黒人であることへの心底からの誇りに導かれた人間愛ですね、自分の文化を世界に広げることができたわけです。 自称優等生がどんなに教養のない表現だと言ってもこの表現を変えませんでしたね。 自分の考えに自信を持っている、ということなのです。 ちょっと横道に入ってしまいましたが、これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

その他の回答 (3)

  • sukinyan
  • ベストアンサー率38% (119/313)
回答No.3

英国でも、若者が二重否定を使いまくってます。ポイントは、accent(訛り)とジェスチャーです。Ali Gのように、アフリカ系/アジア系ではないのに「それ風の」アクセントでしゃべる人が実際に沢山います。ちなみにAli G はケンブリッジ大卒のSacha Baron Cohenさんが創作し(今も演じている)一世を風靡したお笑いキャラで、英国のChannel 4(地上波)からアメリカに引き抜かれ、アメリカで制作されたTVシリーズ"Da Ali G Show"が先々週から英国に逆輸入され、Channel 4で金曜日夜に放映されています。収賄事件で辞任に追い込まれた国会議員Neil HamiltonをAli Gがインタビューした時は、You got massive respect when you became the baddest gangsta in da House (= House of Commons英国下院)と突っ込んでました。椅子から転げ落ちて笑いました。それから、何かというと、"Why? 'Coz I is black?"と、あたかも自分が人種差別の対象にされたかのような切り返しで誤摩化すというのが Ali Gの得意技です。文法はわざとメチャクチャです。が、これを真似するガキが多くてビビってしまいます。

参考URL:
http://www.boyakasha.co.uk/
  • ucok
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回答No.2

アメリカで育った者ですが、二重否定については若干の誤解があるように思います。 まず、このような二重否定を使うアメリカ人は多いです。しかし、これは明らかに誤った英語だと、当人たちを含めたアメリカ人の誰もが認めています。ですから、その数多くのアメリカ人は、学校で先生に再三注意されるし、ビジネスミーティングや簡単な裁判で使おうものならバカにされたりします。 以上のことからも分かるように、このような二重否定は、無学な人々やアウトサイダーの間でよく使われます。よって、レイ・チャールズのように、「どん底の黒人の暮らし」を歌うのを常としていた歌手や、ローリング・ストーンズのように「型にはまらない若者の主張」を歌うのを常としているバンドの間では、そういう「立場」を際立たせるために敢えて使ったりします(例:I Can't Get No Satisfaction)。 つまり、「I don't need a doctor.」が「私は医者など要らない」だとしたら、「I don't need no doctor.」は「俺は、医者なんて要らねえよ」でしょうか。「I don't need no doctor, sir.」なら「お医者は要らねえっすよ」といったところですね。二重否定が強調だとは限りません。 ちなみに、私の級友たちは、何度先生に注意されても、陰でまた使っていました。二重否定のほうがカッコいいと思っていたんでしょうね。

noname#29456
noname#29456
回答No.1

ところが、英語の口語ではこのような用法が一般的なのです。 否定を繰り返すことで行程ではなく、むしろ否定を強調する言い方になります。 「I don't need no doctor」だと、 「医者なんてまっぴらごめんだ!」みたいな意味になるのではないでしょうか。 詳しくは参考URL、特に回答No.4をお読み下さい。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1875710

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