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3カ国語家庭の子供
うちは国際結婚で、母国語は妻ロシア語、夫日本語ですが、夫婦では主に英語で会話しています。子供は今1歳半ですが、将来的にこの3カ国語(少なくともロシア、日本語)を話せるようになるのでしょうか。今のところは、両親の母国語であるロシア語と日本語を交互に教えています。同じようなご家庭の方、言葉の問題はどのように解決されていますか?
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自分の事ですが、両親とも日本人でしたが、小さい頃から外国で育って家庭内でも最低で3ヶ国語は使用してた為自然に中学上がる前までには5ヶ国語は話せてました。(家庭内では英語、インドネシア語、日本語)(その他学校で韓国語、スペイン語です)。 高校に上がってからはそれに2ヶ国語を付け足される様になり(自然に友達なんかと遊んで行く内に)又大学も中国の大学行くようになった為もあり 現在では7ヶ国語を話せる様にはなってます。 が 問題が一点あります。一番自分が苦労したのは”母国語”です。 ”母国語”がしっかりなってないと 頭の中はMIXされた状態になりやすい事です。(私の兄弟で日本語が話せない兄弟が居た為、家庭内では主に英語でした。) 簡単な例とし 思い当たるふしがあるかと思いますが、英語で会話してても途中途中 他の国の単語を使った会話だったり。。 例えば・・英語での会話の途中で突然足をつって 痛いと思ったとき ”イタッ!”と日本語で叫んだり。。 様にその人が言い安い単語を使用してしまう。 最初からそのような”癖”を付けていくと、後で苦労してしまいます。 理由は 他の言葉が”中途半端”になりやすいからです。 最初からその様な環境で育つ人は”言葉”をそのまま受け入れやすい状態なので、痛いを各それぞれの国の言葉をいちいち知っていても(知らなくても)自分が一番良い安い言葉を使用してしまう為、言葉に対しての深い意味が分かりにくくなってしまいます。なので最低限これが"母国語”だよというのを作ったほうが良いかと思います。母国語を基盤とし他の国の言葉を使用したほうが、子供の為になるのではと思い書かさせて頂きました。長くなってすみませんです。
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- cactustale
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はじめまして。大学で言語習得学を専攻しているものです。 今のところは、それほど心配することなく、三ヶ国語自由に使われて支障ないと思います。ただ、「言語形成期」と呼ばれる、「人が言葉を身につける」時期があります。その時期に向けて、計画を立てられたほうがいいと思います。(ちなみに、それより早く身につけた言葉は、使わないと急速に忘れていきます。) 言語形成期とは一般に、10-13歳頃と言われています。ちょうど小学校高学年から中学校入学後ほどですね。この時期に、「考える道具としての言葉」が身につかないと、生涯にわたって論理的な思考能力に支障が出ると言われています。 分かりやすい例をあげますと、「算数を理解する前に国語の能力がないと、算数の文章題が解けない」、ということに似ています。当たり前のようですが、そういった明快な計算問題以外にも、「あの人が僕を殴ったから、僕は怒って、でも学校だったから殴れなかったけど、でも明日会ったら文句を言わなくちゃ」と言うような、普段私たちが無意識にしているような順序だった精神に関わる思考も、順序立てて考えられなくなったりする・・・ということも示しています。極端な例を考えれば、「殴られた」→「ムカムカする」という感情がうまく整理できなければ、本来なら殴った相手に仕返しに行くところ、親に当たったりしてしまうわけです。 その点では青少年の反抗期の現象に似ています。それも「感情がうまく言葉で表せない、どうしていいのか分からない」という思考の届かないところのストレスを、周りにぶつけてしまっているという点で共通しています。ただ、反抗期の現象は脳が発達するにつれて納まる一過的なものですが、母語の発達が正常でない場合には生涯にわたって改善が見られない、ということもあるようです。 ちょっと長々としてしまいましたが、まずは2つ3つと言わずに、1つの言葉に的をしぼって、学習言語(勉強するときの、言語)にしてください。ですので、日本に今後も住まれる予定でしたら、日本語を学習言語と決めて、まずはしっかり身につくようにしてください。 せめて1つの言語は「この言葉は、ネイティブ並み」というレベルになるまで、譲らないでください。そうすれば、問題なく思考言語として成り立ちます。バイリンガル教育教育でありがちな「この子は英語も話せるから日本語(とくに漢字など)もそんなに厳しく教えなくていいかしら」というような考えは、第一言語があいまいになり、どの言葉を話しても幼稚、思考も幼稚、という結果を招く恐れがあります。 ご家庭では、制限なくロシア語、英語を使ってください。ただし、どちらも文法・語彙を改めて勉強しないと「会話」にとどまってしまいます。それで十分という方もいますが、トリリンガルにさせたい、とご希望なら、言語形成期で+αという形で勉強させてあげてください。この時期には、わりとすんなり覚えてしまうものです。 ただ、成人の外国語学習よりははるかに楽とはいえ、お子様の負担になるものですから、楽しく、言葉のよさ・おもしろさ、も一緒に教えてあげられると、自ら興味を持って進んで習得していくと思います。 失敗例では、ブラジルと日本のご夫婦で、お子さんが小学3年生くらいになるまで、ブラジルのことをあまり教えなかったために、なんとなくの先入観と、「日本語と比べてわからない(=むずかしい)」というような考えを持ってしまい、ブラジルのスペイン語を、それまで家庭ではたまに話していたのに、話すことを拒絶してしまった、というものもありました。 対応策として、言葉と、その文化、両方好きになってもらえるように、少し気をつければ問題ないようです。家族の人が国の話をしたり、その言葉を話すお友達がいたら随分いいと思います。 他の家庭と違う環境ということで、いろいろ気苦労はあると思いますが、言語環境にはとても恵まれていると拝見しますので、お子さんの将来が楽しみですね。
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ご回答ありがとうございました。専門的な見地からのご意見大変有り難いです。10-13歳頃というポイントは初めて聞き、なるほどと思いました。主に日本で暮らしていきますので、母国語としては日本語をしっかり身につけさせたいと思います。
質問者さんは妻・夫のどちらなんでしょうか?そして、どちらにお住まいでしょうか? いずれにせよ、交互に教えるのはあまりよくないと思います。小さな子供は確かに どんな言語に対しても抵抗は小さいんですが、全体的に消化できる量はある程度決まっています。 そういうケースだと子供は国籍を両方持てますよね。いずれは 子供がどちらかを選ばなければならないんですが、お子さんはどっちの国に定住する可能性が高いですか? 日本語でもロシア語でも、少なくとも片方は普通のネーティブの同じ年の子供と足並みを揃えるようにしてください。でないと、大人になっても両言語とも ネーティブの小学生並みには話せるが、新聞さえ両言語とも満足に読めなくなりますよ。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- jayoosan
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欧州で5ヶ国語が話せる子どもを持つ親とあったことがありますが、夫婦は欧州大陸の違う国(ギリシャとイタリア)、家族の生活場所はロンドン(英語)で、その他の2ヶ国語は将来のために意識的に学習させていました。 そこまではしなくても、子どもの脳は文法を教えなくても、自分の中で見聞きしたものから、自然に法則性をみつけるそうですので、できるようになると思います。 この能力は9歳前後に、だんだん衰えてしまうようです。 夫婦で、子どもに話しかけるときは、そえぞれの言葉を使うようにすれば、いいのではないですか? 尚、語彙は生活場所の言葉で目で確認できるもの(本・テレビ・おもちゃ他)で教えていけば、翻訳は子供の中でします。
お礼
ご回答ありがとうございました。5カ国語とはすごいですね! うちも、とりあえず子供と話すときはそれぞれ両親の母国語だけで話すルールを作っています。
- timeup
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私どもは国際結婚では有りませんが、人生の半分は海外在住でしたので、数ヶ国語が子育ての段階で周りにありました。 やはり小さいときは、何語をメインにするかを確定したほうが良いでしょう。 そうしないと、最終的にできるようにはなるでしょうが、言葉の出るのが遅くなるようです。 数ヶ国語を・・・とした友人何人かの子供は言葉がまともに話せるように成るのが凄く遅くて、知恵遅れかと思われていました。大きくなってからはまともになりましたが。 (米国在住時の話です) 二ヶ国語程度だと、相手によって話す言語を変えて話すようには子供のときからなりますので、セイゼイ二ヶ国語に絞ったほうが良いでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。やはり2カ国語を限度としたほうが良さそうですね。参考になりました。
お礼
5カ国語とはうらやましいですね!母国語重視、よくわかりました。参考にさせていただきます。