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イギリスの階級社会について!

今、イギリスの階級社会について調べています。 現在のイギリスの、上流階級・中流階級・労働者階級 それぞれの人口の割合はどれくらいでしょうか? また、現在・過去の 階級の違いによる差別などはどのようなものがあったのでしょうか? どちらかでもわかる方、よければ教えていただきたいです。 よろしくお願いします!

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noname#222486
noname#222486
回答No.1

さすがに近代国家のイギリスに「制度としての階級はありません 18世紀ころまでは王室・貴族とそれ以外に 三つの階級と上流階級と、中流階級、労働者階級です。 (1)上流階級(当時の人口の2~3%、年収1000ポンド以上) 上流階級は王室、貴族とジェントリで構成されます。ジェントリというのは爵位を持たない土地所有者のことで、貴族もジェントリも働くことをせ ず土地からの収入のみで裕福な生活ができた人達です。 これらの人達は生活のために全く働く必要がないので、国会議員や知事判事職に就きました。 また、レジャー・クラスとも呼ばれた彼らは金に糸目をつけない狩猟、海外旅行、テニスやゴルフに興じていました。 (2)中流階級(当時の人口の20%、年収300ポンド程度) 産業革命によって台頭したブルジョアジーと専門職の人達がこのクラスです。 ブルジョアージとは産業資本家や銀行家のことで、企業を経営しその利潤を収入としていた人達です。 一方専門職とは弁護士、医師、教会関係、芸術、将校、土木技師、機械技師、建築家、会計士などで、労働者ではあるのですが、肉体労働によるも のではないということで、労働者階級とは区別されていました。 (3)労働者階級(残りの人口、年収100ポンド以下) 労働によって自らの生活の糧を得ている厚い階層です。