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擦り合わせ型製品と組み合わせ型製品について。
ネットで記事を読んでいてイマイチ理解出来なかったので、 質問させていただきました。 擦り合わせ型製品と組み合わせ型製品というものがあると思うのですが、その違いがよくわかりません。 その違いを具体例などを挙げて説明していただけると、 ありがたいです。 よろしくお願いします。
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擦り合わせ型製品というのは、ある製品を開発する際に必要な機能を最も最適な状態で専用設計する開発手法の事です。設計も製造も時間がかかり高い技術が必要。しかもコストも高くなりますが、製品機能をブラックボックス化できるので他社に真似されにくい、高い性能を発揮するなどのメリットがあります。元々日本のメーカーが得意としていた方法です。 例えて言えばスーパーコンピュータのようなある特定の分野の計算に用いる製品は専用にLSIを開発する等、擦り合わせ型製品の代表です。他にもプレステのようなゲーム機もそうですね。 対して組み合わせ型製品というのは、製品の必要機能をユニット化しインターフェイスやアーキテクチャを規格化する事で、そのユニットを組み替える事で簡単に製品化を目指す開発手法です。低コストで素早く開発が可能で開発技術もそう高いレベルは必要ありません。しかし、規格化されているので容易に他社に真似される、技術力が低くても参入できるので競争が激しいなどのデメリットもあります。 組み合わせ型製品の代表はパソコンやDVDプレーヤなどです。中国や台湾、韓国などのメーカーが急速に立ち上がったのも組み合わせ型製品のおかげです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私が読んだ記事にも日本や中国が例に出てきていたので、 今回の回答を読んで、よくわかりました。 ありがとうございました。