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プロの通訳、翻訳家が使った教材
プロの通訳者の方や、翻訳家の方はプロになるためにどのような教材を使うものなのでしょうか? 教材を使って独学するよりは専門の学校に通ったりするほうが多いのでしょうか? よろしくお願いします。
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プロになる道は、人それぞれですよ。 もともと英語の地力がある人なら、企業や通訳・翻訳会社に就職/契約して経験を積むのが早道です。この道を歩む人は、GHQで通訳の腕を磨いたとか、就職先で語学力が評価されたとか、語学に強い大学を卒業したとか、なにかがある人たちですね。初めから大きな仕事が任されることはありませんが、少しずつ実績を重ねていけば、周囲から信頼を得て重要な仕事に関われるようになります。通訳/翻訳もサービス業(黒子)ですから、他人に奉仕する覚悟と語学力が必要です。どのように奉仕することが求められるのかは、仕事をしながら経験を積んで覚えましょう。 英語力に不安のある人なら、時間はかかりますが、通信教育か専門学校である程度勉強してから企業や通訳・翻訳会社に就職/契約して経験を積むのが賢明ですね。通信教育でも専門学校でも、教材が簡単すぎるところは要警戒です。仕事の現実は「悪文」の連続です。誰もが大統領のスピーチのように表現するわけではありません。主語のない表現や奇妙な造語に触れられるような現実的な教材が、職業訓練には最適です。また、教材はテクニックを教えるだけです。仕事で問われるのは、語学で何が表現できるかであり、その「何か」はあなた自身の知識や教養に依存します。法律や理系の知識がまったくない人が翻訳テクニックを身につけても、せいぜい付け焼刃で終わるでしょう。米国の小説の翻訳をしたければ、米国の文化や小説が好きであることが求められるでしょう。教材で学べるテクニックだけで仕事を続けていくことは難しいと思います。ご希望の分野に必要な知識や教養を深める勉強が必要です。
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通訳者・翻訳家を一言で表すことは出来ません。質問者が考えている通訳者・翻訳家の像が分らなければ回答は難しくなります。 それを無視して一言で言えばそのような教材はないと いえるでしょう。 プロの語学力はネイティブに限りなく近いレベルにあり、語学学校卒で一年以上の留学経験とプロとして認められるまでの実践(ステップアップ)があります。 プロとしての適性と必要用件は通訳と翻訳家では若干 異なると思いますが概略すれば: *好奇心旺盛 *異文化に対する興味(双方の文化に通じる必要) *黒子に徹することの出来る性格。通訳には自己主張は必要ありません。話し手を理解し、発言内容を聞き手に正確に伝えるだけです。 *重要なポイントは日本語(文章、会話)力に優れていることです。 *翻訳家は昔は語学力と文章力があれば出来たと思いますが、グローバル化した現代では読者がよく知っているので専門知識や生活体験が必要になります。 いずれも分野を決めて経験を積むことでプロとして認められるようになるのであり、通訳・翻訳家養成学校を出ても厳しい道が待っています。実力を試すために 国家試験を受けるのは良いと思います。
お礼
回答ありがとうございます!
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