• ベストアンサー

翻訳と通訳

源泉所得税の質問です。 翻訳の報酬については源泉徴収がかかり、 通訳の報酬には源泉徴収が必要ないと思います。 これは、報酬の源泉所得税については限定列挙されているものにかぎる、ということだと思うのですが… なぜ、翻訳と通訳を分ける必要があるのか、 通訳は源泉徴収の必要がないのか、 また、なぜ報酬については限定列挙されているのか、 わかりません。 ぜひ、教えてください~~~~~

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • seaway
  • ベストアンサー率68% (279/410)
回答No.3

                          源泉徴収制度は明治32年に創設されていますが、その当時は翻訳の所得については源泉徴収の対象とはなっていませんでした。 その後の法改正で、次々と源泉徴収の対象となる所得が追加されていき、昭和27年に翻訳も源泉徴収の対象とされました。 昭和42年にはプロレスラーやプロボクサーへの報酬等の追加、昭和47年にはプロボウラー、平成5年にはプロサッカー、プロテニス等と、時代に流れに合わせて法改正が行われています。 税制調査会の答申で、源泉徴収の対象とすべき所得の基準に下記の五つが示されています。 イ.必要経費が比較的少ない所得であること。 ロ.同一人に対して継続して反復的に支払われる所得であること。 ハ.同一人から多数の者に支払われる性格のものであること。 ニ.源泉徴収を行う事務能力のある者から支払われるものであること。 ホ.1回の支払金額があまり少額のものでないこと。 上記の基準に「通訳」は現段階では該当していないという解釈です。 私見ですが、時代の流れからして「通訳」の所得も近い将来、追加されるとは思いますが。                           

noname#12446
質問者

お礼

対象とすべき基準があるとは知りませんでした。 勉強になりました。 ありがとうございます!

その他の回答 (2)

  • ranx
  • ベストアンサー率24% (357/1463)
回答No.2

言われてみれば不思議ですね。 ど素人の予想でよろしければ。 国税庁(など)が、翻訳者からの税の取りっぱぐれを警戒しているのに対し、 通訳からのは警戒していないのかもしれませんね。通訳はその時限りの作業で、 時間にしてせいぜい数時間程度のものでしょう。ところが、翻訳の方は、 数日、大部のものならば数ヶ月の作業になるわけで、その間の翻訳者の生活を 支えられるだけの金額が支払われることになります。税収漏れがあると、 結構馬鹿にならない金額になりかねないわけです。それに対し、通訳の方は 一回当りの対価が少ないので、それに対する税額も小さい。それで税収漏れを 心配するより、細かく取り立てることのコストの方が心配というわけでは。 そうは言っても、通訳だって生活しているわけですしね。それができるだけの 仕事はこなしているはずだと思いますし、優秀な通訳であれば単価も高いと 思うので、あまり合理的な違いとも思えませんね。

noname#12446
質問者

お礼

ありがとうございました!

  • unos1201
  • ベストアンサー率51% (1110/2159)
回答No.1

翻訳は出版社が源泉税を納め、残りを支払い明細と一緒に契約した人がもらいます。翻訳家はまとめて、確定申告して税金の精算をするのです。 通訳はタクシーの料金と同様に時間いくらの世界です。サービスの対価で支払いますが、その料金は通訳の会社が回収し、通訳は会社から給与としてもらうか、個人事業で確定申告します。給与所得の人へは会社が源泉徴収をするのです。 個人事業として行なう場合は領収書を発行し、売上に応じた確定申告ですので、個人タクシーと同様です。

noname#12446
質問者

お礼

ありがとうございました。