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自然な日本語に添削していただけないでしょうか。(蟹を食べる時に)

 日本語を勉強中の中国人です。作文を書いてみたのですが、私の書いた日本語が自然かどうかとても心配で、添削していただけないでしょうか。よろしくお願いします。 「歯に蟹の骨が引っかかっているようで、どうも口の中は気持ちがよくなかった。お箸を止めてテーブルに置いた。爪楊枝バコに一番近いAさんに爪楊枝バコを渡してもらって、中から爪楊枝を一本取り出し、片手で口を隠しながら、片手で邪魔になった小さな蟹の骨をついてみた。しかし、何度もついてみたのだが、張本人を見つけられなかった。いらいらした際に、爪楊枝は歯の間の何かの硬いものにあたったような気がした。少し力を使って、掘り出したら、まさに張本人の蟹の骨なのだった。それを見つけられたおかげで、口の中は楽になった。爪楊枝をテーブルに置いた途端、またテーブルの上のおいしい料理に猛烈に攻めていった。」  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それについてもご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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  • hakobulu
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回答No.8

1、{蟹の骨} 骨というより『蟹の筋(スジ)』のほうが自然でしょう。 ただ、口の中にあって実際に目で見ることはできないと思われるので、 『スジらしいもの』あるいは、 『スジらしきもの』などとしたほうが良いでしょう。 2、{どうも口の中は気持ちがよくなかった} a.【どうも】は過去形につながると少し不自然な印象を与えるように思います。 「どうも気持ちが良くない」 「どうもはっきりしない」 「どうもうまくいかない」などのように現在形の場合は自然に感じられます。 過去形にするのであれば同じ意味の 『なにか』『なんだか』 という表現のほうが自然かもしれません。 b.【気持ちがよくなかった】でも悪くはありませんが、この場合のように「明らかに気持ちがよくない場合」は、 『気持ちが悪い』と直截に表現した方がスッキリすることが多いものです。 c.語順を入れ替えて、 『口の中がなにか気持ち悪かった』とすると納まりが良くなるでしょう。 (この場合は、気持ちがの【が】は無いほうが良いでしょう) 3、{爪楊枝バコに一番近いAさんに爪楊枝バコを渡してもらって、中から爪楊枝を一本取り出し} a.必要があったり効果を狙う場合は別にして、なるべく意味の重複は避けたほうがスッキリした文章になります。 爪楊枝を取る状況を克明に描写したいのであれば原文のような表現でも良いかもしれませんが、 あまり「爪楊枝」が頻出すると一般的にはくどい印象を与えてしまいます。 b.『Aさんの前に置いてあった爪楊枝を取ってもらって』で十分意味は通じるでしょう。 (「爪楊枝を一本取り出し」という箇所も無いほうが自然です) 4、{片手で口を隠しながら、片手で邪魔になった小さな蟹の骨をついてみた} a.3と似たようなことですが、最初に「片手で」という言葉が出てきているので、残るのはもう片方の手しかありませんから、二度「片手で」と書くのはあまり好ましくありません。 b.ただ、文学的な表現などで「片手」を二度明記するほうが効果的な場合も確かにあります。 前後の文脈からしてその必然性があれば、 【あえて使う】ことで文章が生きてくる場合もある、ということは申し添えておきます。 c.骨のかわりに「スジらしきもの」を使ったほうが良いので、【小さな】を『細い』にしておきます。 d.ここは【邪魔になった】と過去形にするのではなく、『邪魔になっている』とする必要があります。 過去形にすると「今(爪楊枝で取ろうとしている時点)は邪魔ではない」ということになってしまい文意が通じなくなります。 e.『片手で口を隠しながら、邪魔になっている細いスジらしきものをついてみた』 のようになります。 5、{しかし、何度もついてみたのだが、張本人を見つけられなかった。} a.【しかし】と【が】は用法の重複になりますから、厳密に言えばどちらか一方にする必要があります。 b.また一度だけであれば「つく」でも良いのですが、数度に渡る場合は「つつく」という語を使った方が自然に聞こえます。 c.『何度もついてみたのだが、張本人を見つけられなかった。』としても良いのですが、前の文とのつながりを考慮すると、 『しかし、何度つついても張本人を見つけられなかった。』 などとしたほうが良いでしょう。 6、{いらいらした際に、爪楊枝は歯の間の何かの硬いものにあたったような気がした。} a.【いらいらした際に】 【○○の際に△△】は、「○○の時に」という意味であるには違いないのですが、 『○○の条件の元で△△』というニュアンスがあるように思います。 『いらいらしながら更ににつついていると』 『イライラしかけた丁度その時』 などとしたほうが良いでしょう。 b.{何かの硬いものにあたったような} 【何かの】という場合は、「何かの一部」を指す言葉が次に続く必要があります。 『何かの破片のようだ』 『何かの部品のようだ』 『何かの模様のようだ』など。 原文の場合、「何かにあたったような」というのが文の要旨で、「硬い」は「何か」の説明になっています。 『何か【=硬いもの】にあたったような』というような感じです。 「何か 冷たいもの でも召し上がりますか?」などと同様に、 【の】は不要です。 c.それまでの文で、「爪楊枝」を使っていることは読者に十分了解されているので、「爪楊枝」という言葉は使わないほうがスッキリした表現になります。 もし、使うとすれば擬人法的に、 『爪楊枝が歯の間の何か硬いものを探り当てた。』と、断定的に使うのが効果的だと思います。 d.『いらいらしながら更につついていると、歯の間の何か硬いものに触れたような気がした。』または、 『いらいらしかけた丁度その時、爪楊枝が歯の間の何か硬いものを探り当てた。』 などとするのが良いでしょう。 7、{少し力を使って、掘り出したら、まさに張本人の蟹の骨なのだった} a.【少し力を使って】でも悪くはありませんが、 『少し力を入れて』とするほうが自然です。 b.歯の間のように狭いところから無理矢理取り出した、というニュアンスを表現するには、 『ほじくりだした』 という表現のほうが適当でしょう。 ただ、あまり品の良い印象を与える言葉ではないので、女性としては「こじるように取り出した」などと表現しておくのが良いでしょう。 c.ここで「蟹」を出すとやはりくどい印象を与えてしまうでしょう。 「スジ」は張本人として強調する意味があるので再登場させても不自然ではありません。 d.『少し力を入れてこじるように取り出したら、まさに張本人のスジなのだった』 とすれば良いと思います。 8、{それを見つけられたおかげで、口の中は楽になった。} 【見つけられた】はこの場合可能ということになりますが、「蟹のスジを取ることができた」ということを可能法で表現するのは、やや大げさな印象を与えるかもしれません。 軽く、 『それが取れて口の中は楽になった』または、 『それが取れて口の中の違和感は解消した』などとするのが良いでしょう。 9、{爪楊枝をテーブルに置いた途端、またテーブルの上のおいしい料理に猛烈に攻めていった} a.【途端】は、「ちょうどその時」というニュアンスですね。 「彼を見た途端、笑い出した。」など。 原文の場合は「すぐに」「直ちに」というニュアンスを持った、『~するや否や(いなや)』という慣用句を使うのが自然です。 また、「テーブル」という語はひとつに絞ったほうが良いでしょう。 後で出てくる「テーブル」を生かし、前の方は不要でしょう。 b.「攻めていった」とするのであれば、 「おいしい料理に向かって」などとする必要があります。 原文のままだと、 「おいしい料理に・・・いった」という構文になり、不自然に感じられます。 「おいしい料理に向かって・・・いった」であれば自然です。 あるいは、「おいしい料理に」を生かすのであれば、 『攻めかかっていった』などとすると良いでしょう。 「おいしい料理に・・・かかっていった」であれば不自然さは消えます。 c.【猛烈に】でも悪くはありませんが、『猛然と』のほうがベターでしょう。 d.ここは【また】ではなく、 『再び』を使った方が文章全体の流れが良くなります。 また、ここで主語を登場させて『私は再び』とすると全体の据わりが良くなります。 10、まとめると例えば次のようになります。 歯に蟹のスジが引っかかっているようで、口の中がなにか気持ち悪かった。 お箸を止めてテーブルに置いた。 Aさんの前に置いてあった爪楊枝を取ってもらって、片手で口を隠しながら邪魔になっている細いスジらしきものをついてみた。 しかし、何度つついても張本人を見つけられなかった。 イライラしかけた丁度その時、爪楊枝が歯の間の何か硬いものを探り当てた。 少し力を入れてこじるように取り出したら、まさに張本人のスジなのだった。 それが取れて口の中の違和感は解消した。 爪楊枝を置くや否や、私は再びテーブルの上のおいしい料理に猛然と攻めかかっていった。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  詳しいご回答をいただき誠にありがとうございます。どこが不自然なのか、その不自然さを解消するためにどのような対策を使うのか、よく判りました。大変参考になりました。  丁寧なご回答を本当にありがとうございました。

その他の回答 (9)

回答No.10

#9です。 >1.「双のまなこ」の「双」の読み方を教えていただけないでしょうか。 これはソウと音読みします。「ソウの」という形は広辞苑には出ていませんが、大辞林には載っています。後発たる後者が前をゆく前者を研究してその不備に手当を施した一例でしょう。 >2.「目指す仇」の「仇」の読み方を教えていただけないでしょうか。 これはカタキです。この字はアダと読むことも少なくありませんが、メザスが直前にあるのでカタキとしか読めません。 >3.「我が口中に不届きにも蟠踞せる痴れ者をばみんごと討ち取り心は五月の空のごとくに晴れ渡る。」 >(1)「我が口中に不届きにも蟠踞せる痴れ者」の読み方を教えていただけないでしょうか。 わがこうちゅうにふとどきにもばんきょせるしれもの。 >(2)「我が口中に不届きにも蟠踞せる痴れ者をばみんごと」の意味がよく判りません。特に、「蟠踞せる痴れ者」、「不届きにも」の「も」、「ばみんごと」の部分はとても難しいです。説明していただけないでしょうか。 蟠踞は小さい字引でも必ず載っています。「せる」はサ変動詞「す」の未然形「せ」と存続・完了の助動詞「り」の連体形「る」に分解されます。文語的表現です。錆を落とせば(口語に直せば)「蟠踞した」となりますが、それでは形になりません。 「痴れ者」は不埒な奴、要するにバカモノのことですが、これも古い言い方ですね。カタキという言葉・概念が古めかしいものなので、それに引きずられて語の選択がいったいに時代のついたものになりました。 「不届きにも」の「も」は大辞林なら参考URLの第六項、詠嘆・感動の意を表すものということになりましょう。新明解第五版なら第四項で、「主体にそう判断される事態であることを表わす」という何がなんだか訳のわからない説明がされています。説明は胡乱せんばんだけれども、用例は大辞林より明らかに優れます。「運悪くも見つかってしまった」「惜しくもやぶれた」「辛くも逃れた」、うんうん、どれもこの「も」の典型例という感じです。 「ばみんごと」は「をば」と「みんごと」の二語ととらえるべきものです。「をば」は「を」を強く言いたいときに使います。使いますが、使わない人はまったく使わない助詞です。これも古調に従うべく用いました。「みんごと」は「見事」と言おうとして力が入るとこうなります。古くからあるかたちなので小さな辞書にも立項されているはずです。今じっさいにこんな言い方を口にする人はごく少数でしょう。 >4.再び箸を取り、卓上に居並ぶ御馳走に情け知らずの猛攻を加える私であった。 >「居並ぶ」は普通人間以外のものにも使えるのでしょうか。ここは擬人化でしょうか。 おっしゃる通り、人間をはじめとして命あるものに使うべきでしょう。すなわち擬人化表現として許されるものとして用いました。 最後の一文は「欣然として再び箸を取るや、卓上狭しと居並ぶ…」としたほうがよかったかな。こんな「や」の用法もあるってことで。「狭し」は「狭い」の古形ですが、この「ナントカ狭シト」という形では現役です。「土俵狭しと暴れ回る」とか。

参考URL:
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%E2&kind=jn&mode=1&base=1&row=5
awayuki_ch
質問者

お礼

 早々とご返事をいただき誠にありがとうございます。  疑問は全部解けました。理解できるようになりました。古典文法が怖くて、退きましたが、やはり前へ進んでやるべきものですね。「や」と「ナントカ狭シト」のような使い方も大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

回答No.9

蟹の殻のカケラか筋か、歯に挟まって口の中が落ち着かないことおびただしい。箸を休め、双のまなこを左右して楊枝箱を探せば遙かに遠い。手渡しを受けるももどかしく一本つまみ出して左手を口元に添えつつ使う。らしきあたりをしきりにつつくがいっこう目指す仇にめぐりあわぬ。じれるあまり眉のあわいに深々と皺が寄りそうになったその刹那、楊枝の先が異物を探り当てた。ここぞと勇んで力を集め掘り出しにかかれば、こらえもならずズルズルと出てくるこの感じ、まさしく求める敵にほかならない。我が口中に不届きにも蟠踞せる痴れ者をばみんごと討ち取り心は五月の空のごとくに晴れ渡る。再び箸を取り、卓上に居並ぶ御馳走に情け知らずの猛攻を加える私であった。

awayuki_ch
質問者

お礼

 毎度お世話になります。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。ネイティブスピーカーの文章を拝見してとても嬉しいです。例文はとてもすばらしいと思いました。フレーズ、慣用句などが豊富で、私の知らない表現が多いです。大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

 補足いたします。 1.「双のまなこ」の「双」の読み方を教えていただけないでしょうか。 2.「目指す仇」の「仇」の読み方を教えていただけないでしょうか。 3.「我が口中に不届きにも蟠踞せる痴れ者をばみんごと討ち取り心は五月の空のごとくに晴れ渡る。」 (1)「我が口中に不届きにも蟠踞せる痴れ者」の読み方を教えていただけないでしょうか。 (2)「我が口中に不届きにも蟠踞せる痴れ者をばみんごと」の意味がよく判りません。特に、「蟠踞せる痴れ者」、「不届きにも」の「も」、「ばみんごと」の部分はとても難しいです。説明していただけないでしょうか。 4.再び箸を取り、卓上に居並ぶ御馳走に情け知らずの猛攻を加える私であった。 「居並ぶ」は普通人間以外のものにも使えるのでしょうか。ここは擬人化でしょうか。  もう一度教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • IXTYS
  • ベストアンサー率30% (965/3197)
回答No.7

奥歯に蟹の骨が引っかかってしまったようだ。 どうにも気持ちが悪い。そこで、箸を止めてテーブルに置く。 Aさんに爪楊枝バコを渡してもらって、中から一本取り出す。 片手で口元を隠しながら、片手で蟹の骨をつつき出そうと試みる。 しかし、一向にそれらしい感触がない。 そんな苛立ちの中で、爪楊枝は何か硬いものに当った。 用心深く、掘り出してみると、まさに蟹の骨そのものだった。 おかげで、口の中が楽になった。 爪楊枝を皿の片隅に仕舞うと、再びテーブルの上のおいしい料理に猛攻を加えていった。

awayuki_ch
質問者

お礼

 毎度お世話になります。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「つつき出そうと試みる」、「一向にそれらしい感触がない」、「苛立ちの中で」、「猛攻を加える」などの表現はとてもいいですね。ご回答文を拝見して、表現を過去形ではなく現在形にする方法をより理解できるようになりました。大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

回答No.6

awayuki_ch さん、こんにちは。 文中に日本ではあまり使われない表現があります。 1.蟹の骨⇒蟹の殻 2.お箸を止めて⇒箸を置いて 3.爪楊枝バコ⇒楊枝たて(楊枝入れ) 4.ついてみた⇒突っついてみた 5.力を使って⇒力を入れて 6.なのだった⇒だった また、書き方をもう少し工夫する方が良いところ。 1.片手で口を隠しながら、片手で邪魔になった・・。 ⇒「片手」を使うのであれば、「片手で口を隠しながら、もう一方の手で・・・」 ⇒もう少し具体的に、「左手で・・・」という下記の文章のようにしてみては如何でしょうか・ 2.張本人を見つけられなかった。(間違いではありません) 3.いらいらした際に ⇒いらいらした際という言い方はあまり使いません。 ⇒「いらいらし始めたとき」「いらいらしながら」 4.歯の間の何かの硬いもの。 ⇒「歯の間の」「何かの」「硬いもの」は、真ん中の「何かの」の「の」は不要です。 ⇒「歯の間の」は、「歯と歯の間にある」とした方が判りやすいです。 5.蟹の骨なのだった。 ⇒「なのだった」は少しオーバー気味。 ⇒「だった」で良いと思います。 6.掘り出したら ⇒このような場合は、「穿り出す(ほじくりだす)の方が感じが出ます。 7.それを見つけられたお陰で、 ⇒「みつけられた」という言葉は「誰かに何かを見つけられた」という意味もありますので、「見つけることが出来た」とか「探し出すことが出来た」などの方が勘違いが起こりません。 8.おいしい料理 ⇒これから食べるのですから「おいしい」と決め付けるより、「おいしそう」と予測の感じを入れるほうが、より料理の美味しそうな感じが出てきます。 8.猛烈に攻めていった。 ⇒「猛烈」よりは「猛然と」のほうがベターです。 上記の箇所を少~し手直しするだけでも、文章としてはかなり変わってきます。 また、蟹の場合は骨とは言わず、殻とか筋とかと言います。ここでは「何か硬いもの」との表現がありますので、この物体は「筋」ではなく、「殻(から)」の方だと思います。 ★歯に蟹の殻がつまったようで、さっきから口の中が気になっていた。テーブルの上に箸を置いて、Aさんに目の前にある楊枝立て(楊枝入れ)を取って貰い、楊枝を一本取り出した。 左手で口を隠しながら、右手に持った楊枝でさっきから気になっている蟹の殻を取り出そうとした。何度か突っついてみたが、蟹の殻と思われるものを探し当てられない。いらいらしながら突っついていると、爪楊枝の先端が、歯と歯の間にある何か硬いものに触れたような気がした。 少し力を入れて、ほじくり出すように爪楊枝を上下させてみた。出てきたのは、まさに私が必死に探していた蟹の殻だった。詰まっていた蟹の殻を取り出すことが出来たお陰で、口の中は今までと違ってとてもすっきりとした。 爪楊枝を箸に持ち替えた途端、テーブルの上のおいしそうな料理に、まるで今までの遅れを取り戻すかのような勢いで手を伸ばし始めた。 こんな感じでは如何でしょうか?

awayuki_ch
質問者

お礼

 shigure136さん、こんにちは。ご丁寧に教えていただきありがとうございます。「穿り出す」という動詞は助かりました。「掘り出す」は不自然の感じがしたのですが、ボキャボラリーの量がまだ少ないので、使ってしまいました。「つまる」、「気になる」、「取り出そうとする」、「持ち替える」は知っていますが、自分から積極的に使うことが出来ません。この作文の中でも使えるのですね。「突っつく」、「探し当てる」、「爪楊枝の先端」、「爪楊枝を上下させてみた」、「口の中は今までと違ってとてもすっきりとした」、「今までの遅れを取り戻すかのような勢いで手を伸ばし始めた」などの表現はとてもいいですね。物事の特徴をよくつかまれ、大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

  • NIWAKA_0
  • ベストアンサー率28% (508/1790)
回答No.5

こんにちは。相変わらず熱心に日本語を勉強なさっているようですね^^ では、微力ながら。 >歯に蟹の骨が引っかかっているようで、どうも口の中は気持ちがよくなかった。 #3さんもおっしゃってるように、日本では「蟹の骨」とは言いません。 蟹の殻?スジ?文脈からすると、スジのほうでしょうか。 また、 >歯「の隙間」に蟹の… にした方が良いですね。歯そのものには引っかかりませんから。 余り気にするレベルの間違いではないですけど。 >どうも口の中は気持ちがよくなかった。 ↓ >どうにも気持ちが悪い。 ・「どうも」と「どうにも」では少々意味が違ってきますが、  「どうにも」の方がイライラ感が出て良いと思います。 ・その前で「歯の隙間に」と言っているので、わざわざ「口の中」と指し示す必要はありません。 ・「気持ちがよくなかった」は少し迂遠(うえん、わかります?遠回りというか、まわりくどいというような意味です)  に感じます。また、表現を過去形ではなく あえて現在形にすることで、臨場感をもたせることができます。   >お箸を止めてテーブルに置いた。爪楊枝バコに一番近いAさんに爪楊枝バコを渡してもらって、中から爪楊枝を一本取り出し、片手で口を隠しながら、片手で邪魔になった小さな蟹の骨をついてみた。 「爪楊枝バコ」→「楊枝入れ」 「ついてみた」→「つついてみた」 「突く」は一度、「つつく」は何度も繰り返すときの言葉です。 それから、ちょっと文のバランスが悪いかな。 こう直してみては どうでしょう。↓ >「そこで、」箸を止めて、楊枝入れに一番近いAさんに楊枝入れをとってもらい、中から爪楊枝を一本取り出した。片手で口を隠しながら、もう片手で邪魔者をつついてみる。 ・お箸→箸  「お」がついていると、この場合少し不自然かな。   全体的に文が丁寧語で書かれていませんから、それにあわせて「お」は取っちゃいましょう。 ・渡してもらって→とってもらい  あまり変わりませんが、こちらの方がより自然だと思います。  また「とってもらって」でも間違いではありません。が、その前の文節が「…止め、」となっているので、  同じ母音の繰り返しは避けてみましょう。 ・片手で口を隠しながら、片手で…→片手で口を隠しながら、「もう」片手で…  「もう片手」=「もう一方の手」、です。どちらでも構いませんが、ここは短い方にしてみました。 ・邪魔になった小さな蟹の骨を→邪魔者を  この後で「張本人」と蟹のスジを擬人化させていますよね。  それにあわせて、ここは「邪魔者」としちゃいましょう。  また、ここも再び現在形で臨場感を。 >しかし、何度もついてみたのだが、張本人を見つけられなかった。 ↓ >が、何度つついてみてもみつからない。 ・「張本人」と言う、蟹のスジの擬人化表現は面白いです。  が、ここで使うのは少し文章がくどくなってしまいます。 ・ここも現在形で。 >いらいらした際に、爪楊枝は歯の間の何かの硬いものにあたったような気がした。 ↓ >いらいらし始めたその時、爪楊枝が歯の間のなにか硬いものを探り当てた。 ・「いらいらした際」というのは少し不自然な表現です。 ・「当たったような気がした」と「探り当てた」では意味が変わってしまいますが・・・。  ここは「爪楊枝」も擬人化して「探り当て」させちゃいましょ。 >少し力を使って、掘り出したら、まさに張本人の蟹の骨なのだった。 ↓ >少し力をいれて掘り出してみると、まさに張本人の蟹のスジ。 ・「力を使って」より、「力を入れて」または「力を込めて」の方が自然。 ・犯人逮捕! 体言止めで印象を強めましょう。 >それを見つけられたおかげで、口の中は楽になった。 ↓ >おかげで口の中は楽になった。 ・すこしくどい印象をうけます。省略しちゃいましょ。 >爪楊枝をテーブルに置いた途端、またテーブルの上のおいしい料理に猛烈に攻めていった。 ↓ >私は再び、おいしい料理に猛烈に攻め込んでいった。 ・「爪楊枝」とか「テーブルの上の」は不要。省略し、スピード感を活かしましょう。 ・元の文章はわざと大げさな表現を使うことで印象深い、面白い表現となっていますね。お見事。 ・ただ、「攻めていった」という表現を使うなら、「料理『を』猛烈に攻めていった。」とするのが正しいです。  ここは更に大げさに「攻め込んでいった」という表現にしてみました。  ただ、「攻めていった」「攻め込んでいった」という表現を使うと、  今まで「わたしが」という一人称表現だったのが  三人称的な、「あー、行っちゃったよ、アイツ」みたいな印象を受けます。  後に続く文章には注意。ここで文章を一度終わるなら問題ないです。 ・おいしい料理に「猛然と挑みかかった」でも面白いかも。(この場合は一人称表現) まとめると↓ 「歯の隙間に蟹のスジが引っかかってるようで、どうにも気持ちが悪い。  そこで、箸を止め、楊枝入れに一番近いAさんに楊枝入れをとってもらい、中から楊枝を一本取り出した。  片手で口を隠しながら、もう片手で邪魔者をつついてみる。が、何度つついてもみつからない。  いらいらし始めたその時、爪楊枝が歯の間のなにか硬いものを探り当てた。  少し力をいれて掘り出してみると、まさに張本人の蟹のスジ。  おかげで口の中は楽になった。  私は再び、おいしい料理に猛烈に攻め込んでいった。」 ・・・なんだか男性っぽい文章になってしまいました。しかも少しハードボイルドな。 「私」がまるでゴルゴ13みたいです。やりすぎたでしょうか(^-^; 起承転結がしっかりした、良い文章ですね。 「張本人」とか、「猛烈に攻めていった」という表現は、とても面白いと思いますw 高度なテクニックが使えるようになりましたね、パチパチ

awayuki_ch
質問者

お礼

 こんにちは。いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「どうにも」、「つつく」、「邪魔者」、「探り当てる」、「力を入れる」、「力を込める」、「猛然と挑みかかった」などの表現はとてもいいですね。体言止め、表現を過去形ではなく現在形にすること、同じ母音の繰り返しを避けることなどの技巧も大変参考になりました。  暖かいパチパチをいただきありがとうごさいました。勇気付けられました。頑張ります!

  • c_youji
  • ベストアンサー率24% (40/162)
回答No.4

修正ではなく添削ということなので、失礼ながら大分変えてみました。 「歯の隙間に蟹の筋が挟まっているようで、どうも口の中が気持ち悪い。私はお箸をテーブルに置き、爪楊枝を一本取り出した。片手で口を隠しながらそれを取り除こうと試みるのだが、どこに挟まっているのか見つけ辛い。イライラしながら何度かつついていた時、歯の隙間に何か硬い物が当たったような気がした。その場所を少し力を使って掻き出してみると、まさに気になっていた蟹の筋が取れた。おかげで口の中は楽になり、またテーブルの上の美味しい料理を猛烈に攻めていったのだった。」 まず、「箸を置く」「箸を止める」は厳密には違う意味ですが、ほぼ同義語です。「止めて置く」では繰り返しになってしまいます。同様に「爪楊枝」という言葉が5回も使われ、少々目障りです。「Aさんに爪楊枝バコを渡してもらって」の部分は、この文書の主旨から外れるので削っても問題ないでしょう。あと「張本人」は文字通り人を表します。会話の上では問題無く意味は通じるのですが、文章上の表現では好ましくありません。最後の「おいしい料理に猛烈に攻めていった。」の部分ですが、料理に対して「猛烈に攻める」というのは普通は使わない表現なので、とても個性的で文章全体の印象が強くなり、とっても良いと思います。「気になっていた物が取れてすっきりした」という思いが読み手に伝わってくるようです。 と、少々厳しく添削しました。勉強中ということですが、十分に日本語を使いこなしていると思いますよ。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に添削していただき誠にありがとうございます。「歯の隙間」、「挟まる」、「取り除く」、「試みる」、「つつく」などの表現はとてもいいですね。添削意見も拝見しました。大変参考になりました。  厳しくご添削いただきとても嬉しいです。日本語はまだまだ下手です。これからもよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

  • reki4649
  • ベストアンサー率21% (116/539)
回答No.3

単語についてだけ指摘します。 「蟹の骨」→日本では蟹の骨とは言いません。ですのでどの部分かわかりません。蟹の外側の硬いところなら「蟹の殻」中の繊維質の所なら「蟹の筋」が普通の表現でしょう。 「爪楊枝バコ」→「爪楊枝入れ」(爪楊枝を入れている箱の意味)

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に指摘していただきありがとうございます。日本では、「蟹の骨」とは言わなかったのですね。「蟹の殻」と「蟹の筋」のように使い分けられるのですね。私は「蟹の殻」の意味を表したかったのです。「爪楊枝入れ」という言い方にも気をつけます。とても参考になりました。  本当にありがとうございました。

  • yousa
  • ベストアンサー率5% (3/53)
回答No.2

直してみました。 「歯に蟹の骨が引っかかっているようで、どうも口の中は気持ちがよくなかった。箸を休めてテーブルに置いた。爪楊枝入れに一番近いAさんにそれを渡してもらい、中から爪楊枝を一本取り出し、片手で口を隠しながら、もう一方の手で、邪魔になった小さな蟹の骨をついてみた。しかし、何度もついてみたのだが、張本人を見つけられなかった。いらいらしていると、爪楊枝は歯の間の何か硬いものにあたったような気がした。少し力を使って取り出したら、まさに張本人の蟹の骨なのだった。それを見つけられたおかげで、口の中は楽になった。爪楊枝をテーブルに置くと、私はまたテーブルの上のおいしい料理にとりかかっていった。」 いかがでしょうか。 ご参考までに…

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご丁寧に添削していただきありがとうございます。「箸を休める」、「もう一方の手で」、「とりかかる」などの表現はとてもいいですね。「爪楊枝入れ」、「いらいらしていると」などのところを二度と間違えないように心がけます。とても参考になりました。  本当にありがとうございました。

  • m3o3m
  • ベストアンサー率32% (170/529)
回答No.1

歯に蟹の骨が引っかかっているようで、どうも口の中は気持ちがよくなかった。 お箸を止めてテーブルに置いた。○ 爪楊枝バコに一番近いAさんに爪楊枝バコを渡してもらって、中から爪楊枝を一本取り出し、片手で口を隠しながら、片手で邪魔になった小さな蟹の骨をついてみた。 ↑「爪楊枝バコに一番近いAさんに爪楊枝バコを取ってもらって、」の方が自然な気がします。 しかし、何度もついてみたのだが、張本人を見つけられなかった。○ いらいらした際に、爪楊枝は歯の間の何かの硬いものにあたったような気がした。 ↑「いらいらしていると」がよいかと・・。 少し力を使って、掘り出したら、まさに張本人の蟹の骨なのだった。それを見つけられたおかげで、口の中は楽になった。○ 爪楊枝をテーブルに置いた途端、またテーブルの上のおいしい料理に猛烈に攻めていった。 ↑「おいしい料理を猛烈に・・」が正しいと思います

awayuki_ch
質問者

お礼

 早速のご添削ありがとうございます。大変参考になりました。「取る」と「渡す」の違い、「を攻める」などに今後気をつけます。大変参考になりました。  本当にありがとうございました。

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