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鋳鉄と鍛鉄の性質の意味がわかりません!
鋳鉄:硬いがもろい 鍛鉄:やわらかいが粘る(ぐにゃっとなりやすい?) http://www.isc.meiji.ac.jp/~sano/htst/History_of_Technology/History_of_Iron/History_of_Iron_background01.html これはどういった意味でしょう? 鋳鉄は「ハンマーでたたくと壊れる」と解説していたページがありました。でも「硬い」ということは「叩いても割れない」という意味ではないでしょうか?「もろい」とはどういうことでしょうか?
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ガラス板とプラスチック板の違いを比べてみましょう。 ガラス板:硬いがもろい。手で押したくらいでは曲がらないが、ハンマーで殴れば割れる。 プラスチック板:やわらかいが粘る。手で押せば曲がってしまうが、ハンマーで殴っても凹むだけで割れない。 >でも「硬い」ということは「叩いても割れない」という意味ではないでしょうか? ガラスだって硬いですが、叩きゃ割れます。 プラスチックはいくら叩いても割れないですが、手で曲がるほど柔いです。 なので「硬い=叩いても割れない」は大間違いです。 ダイヤは世界一硬い物質ですが、結晶の方向に沿った特定の向きで叩くと粉々に割れてしまいます。
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- ntei
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この場合の「硬さ」には衝撃に対する強さとは関係ありません。 材料試験の中に「かたさ試験」というのがありますが、大抵の場合、力の加え方が徐々に強くなるようにします。こうすることにより、衝撃に影響されない指標を得ることが出来るのですね。 なので、「硬く」ても「もろい」ものは沢山あります。 身近な例だと、茶碗等のセトモノとか石などは「硬い」ですが「もろい」です。 質問の意図とずれてしまったかも知れませんが、参考になれば幸いです。
- Willyt
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炭素の含有量で分かれます。鋳鉄は炭素量が多く鍛鉄は少ないのものです。その境界は忘れました(^_^;) 現在では転炉と呼ばれる炉の中で酸素を吹き込んで炭酸ガスの形で炭素を初めとする不純物を除いており、これを鋼と称しています。 ところが昔はそんな方法が開発されていなかったので、鉄を薄く延ばしてハンマーで叩くと表面の不純物をたたき出したのです。薄く伸びた鉄を折り曲げてまた叩くという気の遠くなるような作業で炭素を除き、刃物や構造用材として使用できる状態にしたものが鍛鉄です。鋳物は取除き方が不十分で、すぐに割れるのですが、鋳物には使えるということで鋳鉄もそれなりの用途があるのです。
- nin2-y
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先の尖ったもので表面をなぞると かたい:傷がつかない やわらかい:傷がつく 先のまるまったもの(ハンマー等)で叩く もろい:割れる 粘る:曲がる ってイメージと遥か昔に教わったような。。。