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「ばかりに」と「だけに」
こんにちは! いつもお世話になっております。 日本語を勉強している人です。 (1)君の話を信じた(ア)20万円の損をした。 ア、ばかりに イ、だけに (2)最近彼の活躍には注目すべき(ア)があります。 ア、もの イ、こと (3)若い人に限って電車のシートに体を沈めて脚を伸ばして、まるで糸を緩められた繰り人形のように(ウ)としている。 ア、ゴローン イ、ノローリ ウ、ダラーン エ、ユラーリ 問題集には、上記(1)と(2)の正解はアだと書いてありますが、その理由は分からず困っています。 後は、(3)の四つの選択肢の意味がいまいち分からないのです。 何方かご存知の方教えていただけますでしょうか。 よろしくお願いしたします。
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#2です。 辞書で理解できなかったとのことですので、補足します。 (1)の場合、 「君の話を信じた」ことと 「20万円損した」ことが どういう関係にあるかを考えてみましょう。 普通に考えると、「君の話を信じ」るからには、 良い結果を期待しているはずです。 ところが、実際には、「20万円損した」ということに なってしまったのです。 このような文脈ですから、「だけに」ではなく「ばかりに」 が入るわけです。
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- blackdragon
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辞書は引いてみましたか? (1)や(2)については、辞書を引いてみましょう。 (1)はそのまま載っているはずです。 (2)は、辞書の説明では、やや難しいかもしれませんね。 どうして「もの」かというと、説明できる人は少ないと思います。慣用的に、このような場合には「もの」を使うのですが。 (3) ゴローン:寝転んだ様子(横になっている) ノローリ:動作が緩慢(ゆっくり)な様子 ダラーン:体から力が抜けた様子 ユラーリ:ゆっくりと揺れる様子
お礼
blackdragonさん、ご回答ありがとうございます。 ここで質問する前に辞書を引きましたけど、よく分からなかったのです。すみませんでした。
- merlionXX
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日本語じょうずですね。がんばってください。 さて、辞書を引きますと以下のように書いてあります。 ばかり‐に 〔連語〕《「に」は格助詞。接続助詞のように用いる》 ある原因・理由では考えもしなかった悪い結果になることを表す。「わずかな金を惜しんだばかりに、とりかえしのつかないことになった」「ちょっと無理をしたばかりに、入院するはめになった」 だけ‐に 〔連語〕《副助詞「だけ」+格助詞「に」》 1 限定の意を強める。…に限って。(例「友だちだけに話す」) 2 …であるから、なおのこと。(例「期待が大きかっただけに失望も大きかった」) 3 …であるから、それにふさわしく。(例「りっぱな人物だけに多くの人から慕われている」) 設問(3)は、擬態語です。 擬態語とは、事物の状態や身ぶりなどの感じをいかにもそれらしく音声にたとえて表した語です。例えば、氷が「つるつる」すべる。無作法に「じろじろ」見る。背後から「こっそり」近づく。などです。 だらしなくぶら下がってる擬態語は「だらり」または、「ダラーリ」でしょう。
お礼
merlionXXさん、ご親切本当にありがとうございます。 とても勉強になりました。
お礼
とても分かりやすい説明で、よく分かりました。 blackdragonさん、ありがとうございます。