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コーシー・リーマンの関係式の証明

f(z)=u(x,y)+iv(x,y) において、(z=x+yi) (df/dx)*(dx/dz)=(df/dy)*(dy/dz) より、 コーシー・リーマンの関係式 du/dx=dv/dy,dv/dx=-du/dy が成り立つ。 ↑のような証明法ではまずいでしょうか?

みんなの回答

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.2

 はて、f(z)=u(x,y)+iv(x,y) というだけでコーシー・リーマンの関係式って成り立ちますか?たとえば、u(x,y)=x、v(x,y)=0でも成り立ちますか?  先刻ご承知でしょうけれども、コーシー・リーマンの関係式というのは偏微分方程式です。そして、これを満たすものを解析関数と呼ぶ。  確かに複素関数論では専ら解析関数ばかりを相手にします。ですが、どんなf(z)=u(x,y)+iv(x,y)でもコーシー・リーマンの関係式を満たすという訳じゃないです。  だから、u(x,y)+iv(x,y)がどういう性質を持つ関数であるかを決めて、それを前提にしない限り、証明しろったって問題として成立しません。  No.1ではi(∂f/∂x)=(∂f/∂y)を前提になさっていますね。

nwankwos
質問者

お礼

すいません、前提を書くのを忘れてました… 「f(z)が全微分可能なとき」 です。

  • rangeru
  • ベストアンサー率34% (15/44)
回答No.1

 (df/dx)*(dx/dz)=(df/dy)*(dy/dz)って成り立ちますか? fはzの関数ではなくuとvの関数なので上式は普通の微分ではなく、偏微分になり、式自体が成り立たないと思うのですが。  とりあえず簡単な証明  x方向(実軸)の変化とy方向(虚軸)の変化は直交し、複素平面では虚数iを用い、  i(∂f/∂x)=(∂f/∂y) と表現できます。ここで、f=u+ivを代入すると、  i(∂u/∂x)-(∂v/∂x)=(∂u/∂y)+i(∂v/∂y) となり、実部と虚部の関係でコーシー・リーマンの関係式が証明できた。  となります。詳しくはヴィジュアル複素解析などを参照してください。

nwankwos
質問者

お礼

ありがとうございます。やっぱり (df/dx)*(dx/dz)=(df/dy)*(dy/dz) はあやしいですね。 教科書を見ても、微分したやつをx軸方向、y軸方向の両方から近づけるってやつしかないようです。 教えてくださったやつは少し簡単そうですね。

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