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モーラ言語におけるメリスマの定義

一音節に複数の音符を割り当てるのがメリスマの定義なら、日本語などのモーラ言語ではどう定義されるのでしょうか? あいしてるー♪ の例では、「あ」に複数の音符を割り当てていたらメリスマ風になるのでしょうか? それだと1文節と1モーラが対応することになりますが、不都合は生じないでしょうか?

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noname#20142
noname#20142
回答No.1

モーラ言語と音節言語によってメリスマ唱法の定義が異なるとは考えられません。 >「あ」に複数の音符を割り当てていたらメリスマ風になるのでしょうか? なる、と考えられます。 > それだと1文節と1モーラが対応することになりますが、不都合は生じないでしょうか? この場合の「あ」は1音節です。 (Goo辞書によると、日本語ではほぼ仮名一字が一音節にあたる、とあります。また、文節は文を実際の言語として不自然でない程度に区切ったときに得られる最小の単位。) 日本には「聲明(しょうみょう)」というインドから伝わった仏教の典礼音楽があります。テキストは経典ですので、日本語とは異なりますが、これなどはメリスマそのものです。たとえば、経文の「妙」の字は、メ、ウ と歴史的カナ遣いで唱えられますが、音高を変え、節回しを変化させて 延々と続く圧倒的な「メ」のあとに 「ウ」が付け加えられるように唱えられます。特に天台聲明が流麗なメリスマとして知られます。