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水中の微量成分が色に変化を与えるか
海が黒く見えたり青く見えたりするのは、水中の鉱物や微生物が関係していると思います。 鉄分を多く含むのは紅く、 石灰分を多く含むのは白く、 他の例はありますか?
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海は基本的に青い波長の光を一番多く反射するので人間の目には青く見えます。海水中の不純物が少ないほど青い光が卓越するので、沖縄などの澄んだ海ではきれいな青色となります。特に南の海の浅瀬の場合、海底が白いサンゴの砂で覆われているためさらに鮮やかな青に見えます。 黒く見える理由は場所によって異なります。外洋域だと水深が非常に深く、深海からの青い光が途中で吸収されて海面まで届かないため。沿岸は人間の活動による排水などの物質が影響を及ぼしていると思います。また、大きな川の河口では上流部から泥などが運ばれ茶色くなることもあります。 あとはプランクトンなどの微生物による色の変化があります。北の海では栄養塩が豊富で植物プランクトンが大量に発生するため青緑色に見える場合があります。 赤潮はある特定の植物プランクトンの大増殖が原因で海面が赤く染まります。 また円石藻という炭酸カルシウムの殻を持つ植物プランクトンが大増殖すると海面が白濁した青色になります。 海の場合は、鉄分は海藻や植物プランクトンの増殖に欠かせないため常に消費されており海水を赤くするほど存在しないです。なので閉鎖水域でない限り一般的な海では、鉄分によって赤くなることはないと思います。
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- splash700c
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海の色がいろんな色に見えるのは海底の様子や水深によるところが大きいです。 海の場合、ミネラルや微生物によって特徴的な色が見えるほど極端にはなりません。 微生物で色が特徴的になるのは高地にある湖や火山周辺の池など極端に酸性だったり塩濃度が高いような水質の場合です。
- Willyt
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銅を含むと緑色になります。 氷河から流れ込んだ水でできる湖は氷河がこすり取った岩石を含むためにコバルトブルーの素晴らしい色になりますね。
- 久保 泰臣(@omi3_)
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アロフェンが沈殿していると青白色に http://www.naf.co.jp/fukushima/07.htm
お礼
短い行数ですべてを説明してくださいました! 最後の説明は、なるほどと思いました。鉄分の多い川を思い出してみると、水それ自体が赤いのではなく、川底などの土が赤くなっていました。 みなさん、ありがとう。