• ベストアンサー

ピアノ曲でショパンが人気なのは日本特有でしょうか?

たぶんに偏見が入っているかとは思います。 何年かピアノを習っていました。 どうも、ショパンが偏重されすぎているような気がしました。これは日本固有のことなんでしょうか。 私見としては、ピアノといえばショパンだ見たいな考えが、古今のピアノ曲に触れる機会を奪っているような気がしてしまいます。 これは日本固有の状況で、他国ではそうでもないのでしょうか。国際的にも似た状況ならば、おそらく、ショパンは本当に優れたピアノ作曲家だという認識でよいと思いますが、どうなんでしょう。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • koune
  • ベストアンサー率30% (46/149)
回答No.7

確かに日本人のショパン偏重はあると思います。 以下、非常に個人的な感覚での話です。 どなたかがコンクールについて書かれていますが、ショパンコンクールの場合は、コンクールを見るためのツアーがあったり、マスコミでも大騒ぎしますが、世界三大ピアノコンクールの他の二つ(チャイコフスキー、エリザベト王妃)の場合は、そんな騒ぎは起きません(--;; コンクールで騒ぐなら、自国開催の浜松国際でもうちょっと騒いでもいいような気がするんですけどね……(浜松で優秀な成績の人たちが、その次に三大コンクールに出て入賞していますんで)。 クラシック好きな人なら、ある程度偏りは薄いように思いますが、クラシックに興味はあるけど好きでもない人に話を振ってみれば、右も左も「ショパン」。 その答えを聞くたびに、内心「おまえもか!」と叫んでいる私がいます(^^;; 聴きやすいんでしょうね。そしてどこかのBGMで、テレビで、耳にする機会も多く、印象が残りやすいのかなと。 #日本人が好きだからショパンを使う、それを聴いてショパン好きが増える、ショパン好きが多いからもっと使う……? 私は子供の頃と今とピアノを習っています。 ショパンは優れた作曲家だと私も思います。好きな曲もあります。でももっと好きな作曲家がいます。弾きたい曲もショパンに限らず(というかショパンで弾きたい曲はあまりない……)。 ベートーヴェン、シューマン、シューベルト、メンデルスゾーン、ブラームス、リスト、ラフマニノフ、スクリャービン、グラナドス、フォーレ、現在弾きたい曲がある作曲家です。 今のところ頂点付近にある目的の曲はフォーレのノクターン4番です。 そんな私は今、何故か↑リストにないモーツァルトを練習中です(笑)

noname#32495
質問者

お礼

Nocturne no.4はいいですね。やはり偏重ありますか。 クラシックに興味がないというマスメディアの標的なような層に、ショパン好きが多いというのが、一番の構造的問題と考えます。つまり、一般的な認知というものが代表されているのではないかと思います。これこそ、問題にしたいのですよね。 なんとかならないものか。これがピアノ音楽をゆがめて認知させてしまうことになるのではないかと。 しかし、やはりこうなるからには、演歌とはいわないまでも、なにか受ける要素を曲そのものが持っているのでしょうね。それと、マスメディア的な煽りが合体して今日のような様相になったのでしょう。

noname#32495
質問者

補足

ご回答のリストに「リスト」はあります(^^;

その他の回答 (7)

回答No.8

こんにちは。 私もショパンが大好きです。でもドビュッシーもすきです。 私もショパンは日本では偏重されているような気がします。 外国では日本ほどではないと私は思います。 NO4の方の意見と私は一致します。 やはり避けて通れない教則本があるからではないでしょうか??

noname#32495
質問者

お礼

偏重ですよね。避けて通れないというところはしかし、外国でそうなっていないということで、なにか手はあるのではと思ってしまいます。

回答No.6

── 「ショパンの前奏曲は、おまえの叔父さんが死んだとき、どんな にか私の助けになったかしれない」という叔母のビジョワ──美は彼ら にとって同情的であると思う。ろくでなしめ!  ── サルトル/白井 浩司・訳《嘔吐 1938-196902‥ 新潮世界文学47》    二十世紀はじめのフランスで、十九世紀のロマン派芸術に対する反省 と批判が流行しています。サロンでは、貴族にかわって知識人が活躍し、 みんなで悪口を云いあったのでしょう。    ショパンのピアノ曲は、ロマン派音楽の一面を代表していることから、 軟弱で華麗で空虚なものとする観方もありますが、絢爛たる技法による 新鮮な響きは、まごうかたなき人類の遺産だったのです。    音楽に対する感情移入は、いうに云われぬ日本固有のセンスがあり、 あまりに感傷的で通俗的で陳腐ですが、中国や韓国では過度に享楽的で、 西欧人からすると、どちらも鼻もちならないようです。    クラシック音楽は、ピタゴラスの古代数学の流れをくむため、感情の 表現よりも、和声法や楽理論を尊重しています。その結果、大作曲家の 肖像画は、そろいもそろって苦虫を噛みつぶしているのです……。   ── ピアニストがリストの曲をおわって、ショパンのプレリュードを 弾きはじめると、カンブルメール夫人は、ひとかどの専門家らしい満足 と、過去の暗示とで感動したほほえみをフランクト夫人に投げた。カン ブルメール夫人は、若かったころ、まがりくねった途方もなく長い音の ようなショパンのあの楽節を愛撫することをおぼえたのであったが、そ の楽節は、いかにも自由であり、いかにもしなやかであり、いかにも手 に快い触感であって、最初は、自分が出発した方向からはすっかり遠い ところ、予想される到達よりもずっと遠いところに、終局の場所を求め ようと試みるのだが、幻想の翼を駆って天涯にあそぶと、さらに深い思 慮をもって地上にもどってきて──あたかも、さらに計画的に、さらに 正確に、クリスタルの鐘の上にもどってきて、嘆声を発せしめるまでに さえたひびきを発せしめるかのように──人々の胸に深くしみわたるの であった。/しかしこんにちではそんなショパンの曲の美しさは、流行 におくれ、新鮮味を失っているように思われていた。数年前から識者た ちの尊敬を失い、名声と魅力をなくし、鑑賞力の乏しい人たちも、口に 出そうとしない、つまらない快感しかそこに見出さなくなっていた。 ── プルースト/井上 究一郎・訳《失われた時を求めて(1) 1913-19920924 ちくま文庫》P557-558

noname#32495
質問者

お礼

貴族的であるのでしょうかね。確かにいわれると、そういう形容があたっている気がします。精巧な器に収まっていて、その外側に決して出て行かないような。 中国韓国は享楽的なんですね。知りませんでした。 肖像画が苦虫なのは、数学的背景があるのですか。そういう意味であまり感情的でない作曲家なのかもしれません。

回答No.5

日本人はショパンが本当に好きです。 私は外国で勉強しましたが、例えばウィーンでは日本 程ショパンばかりではありません。 勿論ショパンは天才で皆に愛されていますが、他の作 曲家も同じように愛されています。 ショパンは主にピアノ曲しか書かなかったので、ピア ノにおいては他を圧倒していますよね。 ショパンのメロディーって日本人に向いているのでは ないでしょうか。 国祭的にも似た状態ということは、ショパンが特別 ということでしょうか。 どこの国もショパンは好きですが、例え言えば日本人 は「絵」と言えばフランスの印象がですよね。 でもヨーロッパではもっと広く名画は網羅する。 それと同じことと思います。

noname#32495
質問者

お礼

やはりそうですか。そういう国際感覚的な嗜好が日本でもほしいところですね。いや、実際こうも聞かされるとうんざりしてくるんです。もっと、一般アマチュア層の趣味を広げる必要があるのでしょう。

  • hatune
  • ベストアンサー率60% (18/30)
回答No.4

私はピアノ講師をしています。 これは私やその周りだけの状況かもしれません。 bossambaさんは、何年か習っていらした…ということで、勝手に「専門的なレッスン」をされていたという程ではないけれど、ショパンなどある程度上級の曲を弾かれていた…という風に受け取りました。 (この判断が誤っていたならごめんなさい) 私は、一応音大を出ていますので、現在に至るまで バッハなどのバロックから、完全に無調の現代曲まで、そこそこ手広く勉強してきたように思います。 学生時代まで、基本的には常に バッハの平均律 練習曲(子供の頃はチェルニー・大きくなるとショパン等) 普通の曲 という風に最低3曲は平行して練習していました。 ショパンに関しては、やはり避けて通れない存在として2冊の練習曲の存在がありますので、普通に「曲」として触れる以外に、練習曲として「ショパンの練習曲」をやっている期間は、どうしても「ショパン」の量が多くなってしまいます。(チェルニーなどの後に、ショパンを抜かして、いきなりリストの超絶技巧練習曲に入る、という人はなかなかいないでしょうから、ある意味仕方がないですよね) けれども、普通の「曲」の方は、ショパンに偏った選曲をするということはなかったです。(もちろん、手広い勉強を終えた後で「やはり私の専門はショパン!」と考え、ショパンを中心にやることを決める人もいるでしょうけれど、あくまで一通りの勉強を終えてから…だと思います) …と、ここまで書いたのは私自身の状況でしたが、 現在レッスンをしていても、将来性のありそうな子、音楽の道へ進みたいと言っている生徒さんには、やはり同じ様なレッスン、幅広い選曲を心掛けるようにしています。 ですので、そんなに偏っているとは感じておりません。 *** 一方全く状況が違うのが、趣味の方のレッスンの場合です。 多くの趣味で習っている方に対しての「ピアノレッスン」は、現在は生徒さんの状況に合わせて、「無理なく長く楽しく続けて生きましょう」という感覚であったりしますので… 実際にある程度弾けるようになった生徒さんというのは、もう中学生になっていたりして、ピアノの他にも部活や塾、そして受験など色々とあって、ピアノだけに毎日何時間も割いてもらうというのは難しいという現実があります。(中学生だけでなく、大人で習いに来て下さっている方の場合も同じです) そのような状況の方に対して、どのような選曲をするか…となった時に、 ある程度弾けるのだから、それを実感できるような曲 けれども趣味で習っている方に、長過ぎたり余りに大変な練習を強要するものは避ける 等、色々考えた時に、例えばショパンの曲はレベル・ページ数も程々のものからあり… (同じ様にレベル・ページ数が程々の曲の多い古典派の場合は、細かいフレーズもテンポを揺らさずに、きちんとタッチを揃えて弾けていないと、「弾けていない」ということが目立ってしまうのですが) ロマン派の曲ならば、多少テンポが揺れていても平気ですし、ペダルで誤魔化せてしまう部分もあり…(もちろん専門を目指す人は、そんな仕上げ方では許されませんが)…そんな弾き方でも、そこそこ聴かせられる状態になってしまう そういった曲が多いのが、たまたまショパン、ということで、 教える側からしても「使いやすい」という現実はあると思います。 趣味で習っている方に対しては、各社から出ている「名曲選集」のような本を使う場合もあるのですが、実際にショパンの曲数が多かったりします。

noname#32495
質問者

お礼

5年くらいあまり上達しないでやっていました。自由曲はショパンのワルツくらいまでという状況でした。だから、私が弾きまくって実感からいっていることではないのですが、アマチィアピアノ的になんせどうしてもショパンショパンの羅列があったように思います。 今回のご投稿、大変ためになりました。やはりアマチュア層の愛好的嗜好と、実際的に弾きやすい、聞き栄えがするというようなことなのですね。 ただ、そこが一番のネックで、一般アマチュア層に、もっと広い趣味性があれば、こうも偏重することにはならないであろうと思われます。私は、ショパンのスケルツォでも手がける腕があればまた別だったのでしょうけども、どうもとっつきやすい曲は、しなびた印象があり、同じ難易度だったら、もっと聞き栄えがして明るく楽しい曲がやりたいという感じでしたので、他の作曲家のそういうレヴェルの曲をなんとかやってました。大分偏見はいっていい選曲ではないですが。そういうわけで、あまり効果ある練習になっていなかったことも確かでしょう。 日本人的にショパンの「東欧性」って好まれるのでしょうかね。私はかってに「東欧的」なんて命名してしまいましたけど、どうもそういう印象があるのです。重いんですよね。 ですので、もっと根が明るい曲を開拓しようと思っていました。

noname#107878
noname#107878
回答No.3

 世界中を歩いたわけではないのですが、訪れた多くの国々のいずれでもショパンは定番というかとても愛されていました。フランス嫌いのドイツでさえも。  ショパンを知らないと言ったアメリカの中西部の田舎の方がいましたけれど、これは特別のケースでしょう。  コンクールなどでもショパンは別格扱いですから、たぶん偏重も世界的な傾向だと思いますが、聞けば聞くほど、弾けば弾くほど、テクニックと感性には深く高度なものが求められますから、その点でコンクールにもいいのでしょう。  ただワルツは少々聞き飽きた気もしないでもありませんね。    また、どこの国でもすこしアップスタンディングな層の方の中にはショパンもいいがリストのほうが好きだという方もかなりいらっしゃいました。きっとショパンを聞き過ぎたのでしょう。  ショパンは本当に優れたピアノ作曲家だと思います。

noname#32495
質問者

お礼

やはりワールドワイドな傾向はあるのですね。アップスタンディングはリストですか。ショパンリストとくるとまたパターン化しつつあるような気がしてしまいます。

  • Mrsdonald
  • ベストアンサー率29% (33/113)
回答No.2

20年前くらいに阿倍野近鉄百貨店で譜面を売ってました。 ショパン国際ピアノコンクール(は、クラシックピアノの世界的権威のあるコンクールでピアノのコンクールとしてはもっとも権威のあるコンクールの一つといわれる程ですから、それから推測するに優れたピアニスト、作曲家であったと思います。 楽譜売りの立場で考えた時、確かにショパンの春秋版と全音のショパンのワルツは売れ筋商品でしたが、他の古今のピアノ曲に触れるのを奪うほどは売れているようには思えませんでしたから、大丈夫ではないでしょうか 確かにショパンの曲は日本人受けすると聞いたことがありますが、かといって、乙女の祈りやペルシャの市場にてなど様に日本でしか聴かれてないというわけではなさそうです。 大きなCDショップなどで直輸入盤にショパンのCDがあるかどうか探してみてはいかがですか?たくさんの種類があるようならば外国でも聞かれているということではないでしょうか。 私の独断と偏見の結論は、ショパンは世界的に有名で優れた作曲家である。特に日本ではピアノと言えばショパンと言うほど人気がある といった感じでしょうか(笑)

noname#32495
質問者

お礼

輸入CDで傾向を見るというのはいい手かもしれませんね。世界でもそこそこしかし日本ではやはり人気という感じですかね。

  • tk-123
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.1

日本人はクラシックピアノをあまり聴かないので有名な人しかわからないのではないでしょうか。音楽の授業がつまらないというのも原因のひとつかもしれません。ピアノならショパンよりもラフマニノフが好きです。

noname#32495
質問者

お礼

やはりそういう傾向あるのでしょうね。あまりクラシックピアノって聞かれない国なのですか。裾野が狭いのが問題でしょうかね。

関連するQ&A