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環境問題におけるキーワードとは
環境学を専攻している大学一年生です。「合意形成の観点から環境問題とは何か、解決するにはどうしたらいいか」というレポートにおいて、構成を立てる前にキーワードを5つ立ててみました。その5つとは 合意形成、価値観、貧富の差、心理、政策です。 ところが教授から「もっと大事なキーワードが抜けている。たとえば持続可能性をなぜ考えない?まだ君の答えではいいレポートができない。まずは適切かつ重要なキーワードを5つ考えることで構成がうまくいく」というコメントが。 確かに心理は価値観と重なっているとも考えられるし、持続可能性の他にもどこか抜けている気がするのです。 皆さんはこの環境問題において説明不可欠となるキーワード、何が足りないとお考えでしょうか?
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環境問題に限りませんが、例えば経済などの問題でも意思決定にかかわる重要になる概念の一つに「リスクと便益、そしてその最適化」というものがあります。 環境問題で言えば、廃棄物埋め立て処理場を作るのに、環境汚染や住民の健康を阻害するリスクと建設によってごみが処理される便益を計りにかけて、必要か不要か、規模や位置をどうするのかを考えるわけです。この時に複数の違った尺度のものを比較する必要が生じることがあり、最適化の概念・手法が使われます。 参考まで
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- mojitto
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バイオレメディエーション バイオマス 二酸化炭素ハイドレート マテリアルリサイクル サーマルリサイクル ケミカルリサイクル 環境収支 生分解性高分子 クリーンエネルギー 越境環境破壊(このレポートですか?) とりあえず科学的取り組みに関する用語も必要だと思い列挙してみました。 ん~化学畑の私にとって、合意形成で環境問題を見出し、解決できるかという点では、かなり疑問がありますが…
お礼
いくつもキーワードをくださってありがとうございます。確かに合意形成だけでは難しいんですけれども、教授は合意形成の観点から書けと言っているのでそのとおりに従うしかないんで...
- marines-i
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企業で環境の仕事をしております。とはいっても、私は環境学の専門家ではありませんので、難しいことはわかりませんが・・・ 当たり前すぎて(?)どなたも挙げられていませんが、「科学的知見」という環境基本法にもあるキーワードを、今一度意識し直す時期に来ているのかなぁという感じがしています。まぁ文系出身の私が言うのも変なんですけどね。「危機感」を挙げておられる方もいらっしゃいますが、最近は歪んだ危機感に追われて迷走しているように思います。大衆の心情を煽るセンセーショナルな報道と、研究費欲しさにその片棒を担いでいる科学者については、国連大学副学長の安井先生が手厳しく批判されていました。過剰な分にはとりあえず害は少ないわけですけれども、誤った科学的知見から大事な問題の対策が遅れるようなことがあっては困ります。 もうひとつ、最近思うのは、「経済」ですね。今まで出ているキーワードを見ると、精神的な部分が重視されているように思いますが、私の経験から言って、(こと環境では敵視されることの多い?)企業においても、少なくとも弊社では環境の意識の低い者は少ないですし、むしろ意識というよりこれは優先順位の問題かと思います。悲しいかな「衣食足りて礼節を知る」のが人間というものであり、しかし個人の無知や精神的な弱さを責めるのも違うような気がします。やはりこれからの環境は、経済を無視・敵視するのではなく、環境と経済を車の両輪として考えていく必要があると思います。
- 参考URL:
- http://www.yasuienv.net/
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね。正しい科学的知見がなければマスコミの報道に煽られますし、漠然とした問題に対して焦りが出たりすることもありますね。 経済も環境問題と関係が深いことで重要ですね。
- junpei-iwa
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危機感ではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに危機感を感じなければ何らかの行動には至りませんね。重要な要素ですね。 自分からは出そうで出なかったキーワードの一つだと思えてきます。非常に助かりました。
お礼
的をついたご意見ありがとうございます。 確かに環境問題の影響にはリスクが関わってきますね。環境リスク評価といったところですね。 最適化という単語も少し調べて見ようと思います。とても参考になりました。