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「環境問題」の概要はこれでは不十分?

環境問題のキーワードに関して質問をしている者ですが、環境問題とは何かをレポートの冒頭で説明する際、環境問題とは何なのかを考え直して自分なりに定義してみました。↓ 環境問題とは、人類が文明を発展させてきた引き換えとして自然を破壊していったことにより、人類をはじめ生物の生活が困難になってしまう問題のことである。 こんな定義です。ところが教授からダメだしが。 「じゃあこんな反論出してみるよ。将来人類の生活が難しくなるとしても、中には現在の食糧問題とかの方が最優先だって言う人も出てくると思う。彼らに対して食糧問題より将来生活できなくなる方が問題だって説明しても納得できないよね。だって、もし将来のことを最優先したら、世界各地で食べ物に困っている人に飢え死にしろということになってしまうんだから。残念だけど、『食糧問題とかを解決してから将来を見据えた環境政策をするべきだ』っていう人に対しては、十分な説明とはいえないよね。あとは『生活が困難にはなっても生活が不可能になるとはいえないじゃないか』と反論する人もいるだろうね」 さすがはこの教授、メディア論をはじめ視野を広くする訓練を積んでいるだけに、自分の盲点が突かれてしまったということです。 今では食糧問題も環境問題の一部だと認めているので、これでは定義が不完全な気がします。 みなさんはこの定義に関してどうお考えでしょうか。

みんなの回答

  • TAKA_R
  • ベストアンサー率32% (26/79)
回答No.8

もう回答は必要なく、ただの質問の閉じ忘れだと思いますが・・・。 質問者さんの文を読み、回答者さんの文を読み、また質問者さんの文を読み、面白いなと思いました。 ある回答者さんの言ったとおり、教授は同じような定義を聞かされてきたのでしょう。 教授の聞きたかったことは、本当は別にあるのではないでしょうか。 大雑把に言って「なんで今環境問題を考えるのか」です。 だから、レポートの定義ではなくて、意義ですね。 それをもっと深く掘り下げて考えて欲しかったのではないかと思います。 ちなみに私の答えは「環境問題なら結論をつけることができるが、食糧問題は有史以来の問題であるのでその答えをまだ出すことができない。ゆえにレポートとして取り上げることはできない」です。

  • kgu-2
  • ベストアンサー率49% (787/1592)
回答No.7

環境のて意義ですが、現在は、環境=環境で論じる場合がよくあります。例えば、環境が悪くなって、水や空気が汚れ、寿命が短くなる、などです。 >環境問題とは、人類が文明を発展させてきた引き換えとして自然を破壊していったことにより、人類をはじめ生物の生活が困難になってしまう問題のことである。  このような表現に対して、「それでは、自然を破壊しなかった、現在より水も空気も綺麗な縄文時代の平均寿命は、何歳か知っていますか」と学生に訊きます。20歳未満です。  すなわち、「健康で長生き」は、人々の第一の願いで、科学の目的そのものですが、自然がどんなに汚れていなくても、人々の願いは達成できないのです。すなわち、人々の環境にとって、自然環境はそれほど影響はないのです。例えば、イタイイタイ病は悲惨な病気ですが、それでも平均寿命は健康人とそれほどかわりません。一番大きな研究結果でも、正常人と2歳くらいです。  なお、環境論の中では、動物の保護もひとつのテーマですが、私は人類の幸福を第一とし、動物は二の次です。  食料問題については、食料に限らないのですが、「経済」がキーワードになります。10年ほど前、日本の米が不作で、米不足になったときに、金満日本なの経済力で、タイ米を買いあさり、数量的には不足を解消しました。食料については、  私の試算では、平均寿命が50歳でよいのなら、500億人でも生存可能です。ただし、配給制度をキッチリ守り、労働は食料生産に集中させる必要がありますが。  平均寿命が10歳延びると、10倍の資源が必要です。70歳の国の人は、50歳の国(日本人が50歳の国に戻るとは思えませんが)の人の100倍のエネルギー(石油換算)を消費しています。環境問題の議論では、対象とする人がどこで生活しているかは、論及されません。しかし、その人がどこに住んでいるかによって、明確に言えば先進国と発展途上国では、まさに環境が異なります。

whiteleon
質問者

お礼

専門家ならではの多角的意見に感謝です。回答ありがとうございます。 確かにそうです。平均寿命が変わらないというという点ではダイオキシンも同じですね。 食糧、経済、これはやっぱりイコールで繋がれますね。 先進国と途上国、経済状態も食糧流通も雲泥の差... この事情はまだまだつづきそうですね。

  • mojitto
  • ベストアンサー率21% (945/4353)
回答No.6

定義はそれでいいと思いますが、辞書的で少し物足りなさを感じてしまいます。 教授の反論ですが、論点がズレていませんか? 定義について質問され、回答をしているのに、教授は解決策について論じているのであって、あなたへの反論ではありません。それにあなたは『生活が不可能になる』など一言も言ってませんよね? もちろん食糧問題も環境問題の一因ではありますが、食糧問題を解決すれば環境問題を解決するわけではありません。 環境問題は地球温暖化をはじめとして、大気汚染、水質汚濁、砂漠化、化学物質・放射能汚染、土壌汚染など様々な要因を孕んでいます。ですから食糧問題など、数ある要因のひとつに過ぎないのです。 食糧問題を中心としてみてしまうと、どこかにひずみを生みます。 私個人の見解としては、先生のおっしゃるとおり、飢え死にしろとは言えません。必要となる食糧を生産する分だけ必ず農地が必要となります。食糧問題の解決には環境破壊はつき物です。品種改良や諸問題の解決によって食糧生産によって破壊された環境分を他の方法で取り戻すしかないでしょう。 つまり食糧問題をいかにしようとも、環境問題の解決できません。→先生への反論です 食糧問題より二酸化炭素排出量抑制の方が温暖化、海面上昇、砂漠化、異常気象の地球規模の環境問題解決に大きく寄与すると思います。 方策としては植物や二酸化炭素ハイドレートなどで炭素を固定化(地下から掘り出した炭素分(石油)を回収する)したり、排出量そのものを抑制する(クリーンエネルギーや石油製品の抑制)方法が挙げられますが、国家間の利権が絡み複雑なようですね。 生死のかかわる食糧問題では合意形成は取れないでしょう。もちろん二酸化炭素も京都議定書の現状を見ればわかりますが、合意形成は無理です。できたらノーベル平和賞ものですね。 しかしレポートですもんね。頑張ってください!

whiteleon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かにノーベル賞ものですあレポートは書かなければならないもので... 「食糧問題の解決には環境破壊はつき物です。」 このご意見には大きく賛同できます。

  • amefura
  • ベストアンサー率20% (36/176)
回答No.5

多分、教授は貴方のような説明を飽きるほど聞いているんでしょう。 それに対して、いつもこういう反論をしているのだと思います。 この反論を内包した説明が出来ればOK。 出来なくても、もっと画期的な説明があれば無論OK。 どちらを選ぶかは貴方次第です。 日々の生活に困らなくなった富裕層が、人間の「生きる為に先のことを心配する」という本能に基づき、より先のこと・より自分から遠い所のことを心配した結果、人間が環境に及ぼす影響に思い至った、ぐらいなら最低限の答えのひとつになるでしょう。

whiteleon
質問者

お礼

ご指摘、ありがとうございます!! あまりにポイントを突いたご回答に感激です!! 確かにその通りです。途上国の貧民は毎日の生計、つまり食料を確保するのに精一杯である一方、我々先進国の人々は食料なんて確保できていることを前提で京都議定書などの政策を進めていますね。途上国はもちろん議定書に従わない方針のようですが、彼らの経済状態を考えると仕方がないのかもしれませんね。 環境問題は貧富によって定義が変わってくるようですね。

noname#22222
noname#22222
回答No.4

s_husky です。 私見も述べておきます。 <環境問題は、環境の悪化である>という辞書的定義を覆すには、視点の変更が肝心です。 ・そもそも環境問題は人類の社会的な営みの矛盾の一つである。 ・歴史的に見て産業革命以降の矛盾の激化に問題があるのは明らか。よって、そこに論点を絞る。 ・社会的な営みの矛盾と言った場合、それは相反する二つの傾向の対立という内実の解明が重要である。 (1) 英国における最初の対立はどのようなものだったのか? (2) その後20世紀を通じて二つの傾向の対立はどのように変化してきたのか? ・最後に、矛盾の止揚していくプログラムのあり方について言及する。 まあ、このような全体のレポート構想があってこそ辞書的定義は覆せると思います。

whiteleon
質問者

お礼

親切なアドバイスありがとうございます。その道標はぜひとも参考にさせていただきます。ただし合意形成の観点から環境問題の解決にはどうしたらいいかを述べるレポートなので、回答者様のご意見はあまり反映されないかもしれないのですが... とはいえ、回答者様のおかげでひとつの書き方が見えてきたことは事実です。

  • dhvuk245
  • ベストアンサー率9% (62/639)
回答No.3

教授の言ってることがさっぱり理解出来ません。 明後日の方向に反論してるので、まともに再反論出来ないです。 ていうか、「環境問題の定義」に対する反論になってないです。 詭弁の訓練を積んでいるんじゃないでしょうか? 教授への反論としては 「じゃあ、食糧問題は、人類をはじめ生物の生活が困難になっていないのですか?」です。

whiteleon
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。明後日の方向ですか。まあ確かにそういえなくもないですね... この教授もプレゼンやレポートの際、全ての生徒に対してあら探しをしている感じなので嫌っている生徒も中にはいます。

noname#22222
noname#22222
回答No.2

>環境問題とは、人類が文明を発展させてきた引き換えとして自然を破壊していったことにより、人類をはじめ生物の生活が困難になってしまう問題のことである。 これでは、国語の辞書ですね! 詰まるところ、<環境問題とは、環境破壊によって生活環境が悪化している問題である>と言っているに過ぎません。 単なる字義説明に終始しており、しかも自己撞着ですから最悪です。

whiteleon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 はい、確かに仰せの通りです!てことはもう少し分かりやすく噛み砕いた説明にして、食糧問題なども含まれると分かるような定義づけにしてみます。とりあえずやってみます。

  • nazokun
  • ベストアンサー率12% (14/109)
回答No.1

>環境問題とは、人類が文明を発展させてきた引き換えとして自然を破壊していったことにより、人類をはじめ生物の生活が困難になってしまう問題のことである。 「環境問題」としての概要であれば、間違っていないと思います。 環境問題と食糧問題は、似てますがイコールではないのでは? 教授の指摘は屁理屈に近いですね。 >『生活が困難にはなっても生活が不可能になるとはいえないじゃないか』と反論する人もいるだろうね」 へ? だからー、困難な生活を送らざるを得ない状況を作り出そうとしているのが、現代の環境問題なんでしょ? 環境問題は「食える食えない。」「住める住めない。」ってことではなくて、言葉通りにそういうことも含めた「環境」の問題なんでしょ。 あまり頭のいい教授ではないですね。

whiteleon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。にしてもまさか教授に疑念を持ってしまうとは思いませんでした。 大学生はこの40歳前後の教授にしぶしぶ従うしかないのが現状ではありますが、やはり長く社会に出ている方の中にはこの教授に反論する方もいるんですね。 確かに自分もそう反論したかったです。

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