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数学者の名前がごついのはなぜ?

数学者、それも外国の数学者にはごついなまえが多いです。 アレクサンドル・グロタンディーク アンドリュー・ワイルズ エヴァリスト・ガロア ドン・ザギエ 名前を聞いただけで、難しい理論や、苦悩に満ちた本人の顔がイメージされます。 そんなごつい名前を付けられたから、難しいことをしがちなのでしょうか? ちなみに、名前と性格は完全に無関係ではないと思っています。小さい頃から、何度も何度も自分の名前が呼ばれると、それが性格に影響することもたぶんにありえると思います。

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回答No.6

 毎度お馴染みかも知れませんが、Wikipediaの「数学者の一覧」です。   http://ja.wikipedia.org/wiki/数学者の一覧  これだけ見ると、そんなにごつい名前ばかりとは思いませんが……。  対して「ドイツ人の一覧」。   http://ja.wikipedia.org/wiki/ドイツ人の一覧  主観により差異はあるでしょうが、ジャンルに関係なく先の一覧より「ごつい」と感じる人は少なくないのではないでしょうか。  思うに、近代数学で大きな名を残した人にドイツ人が多かった、というだけのことのように思えます(ワイルズやガロワはともかく。しかしエヴァリストなんて、私にはフランス語の流麗さを表す音に聞こえるのですが)。相関関係はあるかも知れませんが、因果関係があるとまではいえない気がします。  ほかに例えば、「クラシック音楽の演奏家一覧」などを見てみますと、   http://ja.wikipedia.org/wiki/クラシック音楽の演奏家一覧  日本人は別として、比較的ごつめの名前が多く見受けられます。ではごつい名前の人はクラシック音楽に惹かれるのか?と考えるより、やはりドイツやロシアの人たちが多い分野だからと考えたほうが自然に思われます。  ただ、国と名前と得意分野のそれぞれに何らの関係もないとは言い切れません。また逆に、ごつい名前が少ないジャンルとはどんなものなのかを検証してみたら、何か新しい発見があるかも知れません。  あるいはNo.4さんが仰っているように、言葉の定義を明確にして正しく統計的手法を用いれば検証できるとは思いますが、少なくとも私には上記の通り「数学者はごつい名前が多い」とは感じられません。  もっともこれも単なる印象の域を出ず、本来科学的な検証が必要なのですが、一つの参考意見として。  ちなみに私も名前と性格になんらかの関係があってもおかしくはないと思います。しかし日本人が聞いてごつい名前が、当人たちにとってもごついかとなるとちょっと分かりません。もしかしたらマラン・メルセンヌ氏も自分の名前をごついと思っていたかも知れませんし(「m」「p」などの唇を使う音は、「簡単な音」→「赤ちゃんが使う音(ママ、マンマ、パパ、ポッポ等)」ということで、一般的にはかわいらしい印象を持つ音とされていますが)。音に対するイメージは言語によって結構違う気がしますし、音よりも文字のイメージを重視する言語圏もあるでしょうから。

fjfsgh
質問者

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納得できるご意見をありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • machirda
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回答No.5

数学者=ごつい名前と感じるのは、日本語の語感に関係があると思います。 前にNHKで「語感の持つ力」について特集をしていたのを見たことがあります。 怪獣の名前には「ガ行」が多いのはなぜか。発音によって受ける印象が違うのはなぜか。 それを子音が持つ印象を数値化することによって説明しようという話でした。 また、名前のもつ語感がその人の性格にも影響を与えているのではないか、ということも言われていました。 http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200603/thurseday.html#1 語感に関しては主観も入ってくるとは思いますが、上記の説は興味深いです。音声分析と語感の力を利用して、商品のネーミングに役立てようという試みもなされているようです。数学的アプローチというよりはむしろ音声学的アプローチに近いですが、面白い説だと思います。 http://recre.boxerblog.com/nihongo/2005/04/post_a878_1.html

fjfsgh
質問者

お礼

そうですね、名は体を表すをいうことわざもありますし。 外国にもそんなことわざ、あるのかな?

  • pyon1956
  • ベストアンサー率35% (484/1350)
回答No.4

「数学的」に答えるなら・・・・・ 「ごつい名前」の定義が不明確です。 たとえば、数学者ベスト5を挙げるなら必ず入るカール・フリードリヒ・ガウスですが、これ、ごついですか?単にドイツ語だからじゃないかと思いますが、姓はともかく、名の方はありふれた名前ですね。 数学的にいうと、「多い」という基準が不明確です。 母集団は何でしょう?数学者全体なのかそれとも?また他の分野と比較してみたらどのくらい比率が違うのか?相対的に、つまり他の諸学問分野などに比べて多いというのか、それとも世間一般についてなのか?等々。 大変難しい数学理論をうちたてた谷山豊なんか、名前としてはありふれていて、自殺なさった人ですが、苦悩も難しさも名前からは読み取れそうな気がしませんが? ついでにいえば、アレクサンドル、とかアンドリュー、というのも比較的珍しくない名前です。単に私たち日本にいるから耳慣れないだけで、むしろ昔からよくある名前ですね。 というわけで「数学者、それも外国の数学者にはごついなまえが多いです」ということ自体が成り立っているとは思えないのですが・・・・ 個人的印象としてそのような気がする、と仰っているだけのように見えます。主観的な印象が根拠だと思われるので、数学的には解答不能の問題でしょう。 「小さい頃から、何度も何度も自分の名前が呼ばれると、それが性格に影響することもたぶんにありえると思います」ということは私も主観的にはあり得ることだと思いますが、数学カテの質問ということで答えるなら、残念ながらそういう統計的事実が示されていないので解答できない、ということになると思います。 総じて、この問題を数学の対象にすることは可能だと思いますが、そうするには事実の蓄積も理論だてもかなり不足だと思います。

fjfsgh
質問者

お礼

定義が不明確なのは当然ですが、 あえて定義するとしたら、濁音の多さとか、文字数の多さとか、破裂音の少なさとか。 カール・フリードリヒ・ガウスは、そんなごつくない気がしますが、それは昔の数学者というイメージがあるからかもしれません。 ピタゴラス、フェルマー、ニュートン、オイラー、リーマン、これらは19世紀までですが、大学学部程度の内容と重ねて、やさしい気もします。 しかし、20世紀の数学が難しいのと同様、数学者の名前もごつくなった、と感覚的に感じるのは僕だけではないと思います。

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.3

1. 文芸や芸能関係の有名人と違って、学者は本名を使うから。 2. 昔の人の業績が永久に残るのが数学。古い時代の名前を見かけることが多いから。 3. ロシア、ポーランド、ギリシャなどの、あまり聞き慣れない名前が出てくる事が多いから。 じゃないかな。 数学カテ的には、名前のごつさを測定する「ゴツ指数」を定義して、種々の分野の文献の著者名を系統的に測定し、統計的有意性を示して、単なる気のせいじゃないと実証する研究が必要だろうと思います。なにしろ、「関孝和」なんて、今まさにその辺を歩いていそうな名前じゃないですか。

fjfsgh
質問者

お礼

そうですねぇ、日本人の数学者に限れば、ごついというイメージはないので、外国人の慣れない発音のせいかもしれませんね。 あと、単純な感想として、現代の外国の数学者がごつい名前というのは、僕以外にも同意してくれる人もいると思いますが、それは数学者はほとんどが男だというのにも原因があるかもしれないですね。 単なる思い込みか、何かしらそう感じる原因があるのか、資料もないですし、微妙な問題でもありますし、科学的には解決不能そうですね。

回答No.2

数学系は理屈っぽいドイツが強いかもしれません. インドも強いと思いますが フランス系は数学者や物理学者でもそんなにごつくないような気がします.(ex シャルル、ポアンカレ) 私は次のようなイメージを持ってます. 関数解析・・・ごつい トポロジー・・・柔らかい あと名前はともかく、実際は地味な人が多いと思います

fjfsgh
質問者

お礼

数学以外で考えれば、フランスは芸術の国、ドイツは科学技術の国といったイメージがありますが、それはそれぞれの言語のもつイメージとほぼ一致しそうなきがします。 関数解析・・・計算がゴテゴテでごつい トポロジー・・・発想は柔らかい というのも案外納得できますね。

noname#210617
noname#210617
回答No.1

いや、それは日本語表記でカタカナにして、日本人の語感で判断するから、そう感じるだけではありませんか。母国語での発音とは違うから。 ギヲヱテとは、俺のことかと、ゲーテ言い とか言うじゃないですか。

fjfsgh
質問者

お礼

単なる思い過ごし、というのは簡単ですが、根本をさぐってみたいのです。 語感の持つ意義はあると思われます。 商品を命名するとき、女の子向けのお菓子には、ポッキーなど、破裂音が使われるそうで、つまり、 女の子は破裂音を好む傾向にある、など。

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