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エヴァリエスト・ガロアについて
いくつかの質問も今までなされていたようですが、シンプルな質問をさせてください。 自分は大学の数学の1,2年程度まである程度わかるくらいの知識しか持ち合わせていないのですが、ガロアについては「栄光なき天才たち」などの漫画で子供の頃から知っており、非常に興味を持っておりました。 実際に授業でも学んだのですが、はっきりいってまったく理解ができませんでした。ただ興味はあるのですが、理解しようにも、結論として何を言いたいのかがさっぱり分からないのです。 そこで、 (1)ガロア理論とは簡潔に言って何を記述したものなのでしょうか?大雑把でかまいませんのでイメージの助けになれば十分です。 (2)ガロア理論を論文として提出した時に当時の数学者のTOP陣たちが理解できなかったのはなぜなのでしょうか?自分も数学を学んだはしくれとして、教授たちの理解力や洞察力、発想については天才的だと思うのですが、そういう人たちでも理解できなかったのは何かガロア理論には特殊な要因があったのでしょうか? 以上よろしくお願いいたします。
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お礼
回答ありがとうございます。 自分はミーハーな部分もあるので軽くしかふれてないのにこういう質問をしてしまって申し訳ありません。 >19世紀は数学の中では最も解析が発展した時代だったこと。 >コーシーによって握りつぶされた これには驚きました!言ってみれば当時は解析学全盛の時代にあって新しい代数学の理論を出したことにあわせてガロア自身の過激的政治犯(ジャコバン派でしたっけ?)がさらに遠のかせる結果だったのですね。 普通に考えて数学と言うものは発見した人を選ぶわけではなく、発見した内容を選ぶものと思ってましたが、数学者同士の論争などもあちこちで起きてた事実を思い出しました。
補足
参照用に教えていただいたリンクを辿ってみると代数方程式や体論の話がよくでてきますが、大雑把に言って各々の代数方程式の次数や係数、解を体論で記述したときに同じ構造を持ったものどうしがあって、そういった分類をしたときに出てくる新しい理論をガロア理論と言っていいものでしょうか? 分かりづらくて申し訳ありません…