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言葉の使い方の質問です(敬語の?)
言葉の使い方の質問です。 皆さんのご意見を広くお聞きしたいと思います。 ある職場での出来事です。 私「○○さんがいろいろ聞いてきたので、教えてあげたのですよ(知っていることを)」と言ったら、同僚は「教えてあげた」と言う表現は「教えた」にすべきだと言ってきて「教えてあげた」と言うコトバは今後使うべきではないと言ってきたのです。○○さんに失礼だと言うのです。「教えてあげた」は「教えてやる」と同じだと言うのです。 皆さん、どう思いますか?私は「教える」の丁寧な言葉として使っていたと思います。 よろしく、お願いします。
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No.12です。 『言葉の作法辞典』を確認しました。確かにそのとおりの説明が載っておりましたが、疑問に感じましたので、隣に並んでいた学習研究社の同じシリーズの『敬語早わかり辞典』を見てみました。 【与える・やる】の欄に 「上げる」は軽い敬意を表しますが、目上の人には使うことができません。 「して上げる」も同様です。 とありました。 同じシリーズで内容に食い違いがあるのですよ。 これは、おかしな話です。 そこで、私が最も信頼する『日本国語大辞典』(全12巻)で「あげる」という言葉を調べてみました。 「あげる」は、元々は目下から目上に対して使う言葉でした。しかし徐々に「やる」(目上から目下)の丁寧語として使われるようになり、現在は混在していると書かれていました。 混在しているから、辞典によって書き方が分かれていたのだと思います。 私も非常に勉強になりました。いい機会を頂いてありがとうございました。 結論として。 『言葉の作法辞典』の用例は、間違いではないけれど少数派となりつつある用例と言えるかと思います。作法辞典と銘打って発行するのならば、「やる」の丁寧語として使われるという用例も併せて記載して、注意を促すべきだと思いました。
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- tako-chun
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「教えてあげる」と言う表現は、皆さんがおっしゃるとおり、上から目線なので、不快感を覚える方もいらっしゃるでしょう。 また、「別に頼んでないよ!」ということで、押し付けがましい印象もあるでしょう。 この場合、教えて「あげる(た)」のは、あなた自身ですので謙譲語を使う必要があります。「あげる」の謙譲語は「差し上げる」ですので、#1さんがおっしゃるとおり。「教えて差し上げる」という表現が考えられますが、前記の通り、「あげる」と言う言葉自体が上から目線と捕らえかねられません。 また、「教える」という言葉も、明らかにあなたが上位に立っている状態ですね。 そこで、「○○さんがいろいろ聞いてきたので、教えてあげたのですよ」という文章を相手の立場に立って言葉を選んで表現すると、「○○さんからご質問がございましたので、解答いたしました」などとなるでしょう。これは、会話に出てくる「○○さん」だけではなく、話している相手にも敬意を表した表現です。 いかがでしょうか?もしご不明な点がおありでしたら、補足質問をなさってくださいね。
- tttt23
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私もその同僚と同じことを言ったことが有ります。 相手はかなり日本語のできる外国人ですが、「自動販売機でジュースを買ってきてあげましょうか」と言ったので、「こういう場合は、「買ってきましょうか」でいいのだ」注意しました。「買ってきてあげましょうか」というと何か押し付けがましい感じがするからです。 多分その同僚も私と同じ意見なのだと思います。 ちなみに、「教えてあげる」は「教えてやる」の謙譲語です。「教える」の丁寧語ではありません。「教える」の丁寧語は「教えます」です。
補足
では「教える」の尊敬語、謙譲語をお教えください。それが、一番知りたいところです。
- 9ri
- ベストアンサー率19% (99/519)
No.5です。 色々勉強できるサイト見つけました。
- 9157671
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「教えてあげた」には、敬語の要素が含まれておらず、かえって反発を招く場合があります。確かに「教えてやる」と同じですね^^; また、「教えた」という表現にも眉をひそめる神経質な方もいらっしゃるので、難しいところです。 質問者さまはお気遣いをされたのでしょう。 教えてあげた、は「お伝えしました」とかはどうでしょうか?
補足
その後私は、一応辞書を引いております。広辞苑の「あげる」の項目で(5)高位または有力なものの所に到達するようにする。の中の(4)本来は「与える」「やる」の相手を敬った言い方)物を渡す場合の丁寧表現。と有りますので敬語で有るようです。 それから、○○さんは、「患者さん」です。 皆さんの意見を見てみますと、いろいろな見解がありこの表現は、誤解を招くようですね。ただ、使えない表現では無いように思いますが・・・。
- 9ri
- ベストアンサー率19% (99/519)
「○○さんがいろいろ聞いてきたので、教えてあげたのですよ(知っていることを)」 かなり○○さんに上から言ってる言葉に聞こえますね。丁寧語ではないです。 この場合関係にもよりますが、後輩に教えてあげたというならばいいと思います。 同僚・上司(年上)ならば、教えましたでいいのではないでしょうか?
- lovesens
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#1です。 すいません、下で書いた文ですが同僚相手だとやっぱり言い方が変ですよね。上司と先輩のことについて話してるならともかく同僚相手に遣ったら皮肉に取られそう。。。まぎらわしいことを書いてしまってすいません。
- ikeike000
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”教えてあげた”と”教えてやった”は確かに同じだと思います。目上の人には使うべきではないですね。 どうしてmasa-84さんは丁寧語と勘違いしたのでしょうか? 考えてあげた。 見てあげた。 書いてあげた。 送ってあげた。 うるさいので仕方なく[○○してあげた。]といった感じがします。
- furuya-goro
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大衆の感覚的に、「あげた」は「やる」と同等に成り下がったのだと思います。もとは「やる」の謙譲語なのですがね。 それに、質問者さんも >と言うコトバ と、本来「~という」とひらがなで表記しなければならないところを、漢字にしています。 これは会話しているから、「言う」という漢字をあてたのでしょう(誤変換かもしれませんが)。 使いやすい日本語が横行し、本来の丁寧で美しい日本語は駆逐されていきます。 言語を操るのは人間です。その人間の感覚に合わせて、言葉は変化していきます。寄り簡単な法へ、わかりやすいほうへと(それにしては婉曲表現はだんだんと妙になっていっていますがね)。 嘆かわしいことですが、もうわりきるしかないようです。
お礼
「と言う」と変換してしまいました。「という」が正しいのですね。有り難うございます。 それから、「教える」の尊敬語と謙譲語を教えていただけませんか?よろしくお願いします。
- lovesens
- ベストアンサー率30% (48/158)
こんばんは。敬語や丁寧な言葉使いは難しいですよね。私も「教えてあげた」は丁寧な言葉だと思っているのですが、敬語推奨(?)な職場であれば、お客さん相手の言葉なんですけど「教えて差し上げた」または「お教えした」という表現ではどうでしょう。
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お礼
『敬語早分かり辞典』を引いてくださったのですね。私は持っていませんので有り難うございます。困りましたね、同じ出版社で違った見解とは?『日本国語大辞典』さすがですね、ネット上でも「てあげる」が問題になっていて「あげるは、身分の高いものに献上する、という意味です」と説明されていました。「元々は目下から目上」だったのでしょう。文化庁の国立国語研究所では、この意味で敬語「あげる」の誤用例を筆頭にあげているそうです。この「ことば」シリーズが手元にないので確認できませんが。いろいろ、調べてくださって有り難うございます。