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波は寄せては返す
以前、サーファーみたいな人が波は寄せては返すのではなく、正確には波を横から観察すると水が楕円の形にくるくる回転しているだけなのです。と言っておりました。 この「波を横から観察」というのは、実際に肉眼で水の楕円運動を見られると言う事でしょうか。それとも、何かの観測機械を通してという意味でしょうか、教えて下さい。 楕円の大きさはどのくらいなのですか。鳴門海峡の渦潮みたいに沢山楕円を目でとらえる事も出来るのでしょうか。よろしくお願いいたします。
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サーファーは楕円運動している波に乗っているのではなく。砕けようとする波に乗っています。海の波の進行速度は深い水深の波と浅い水深の波では少し性質が異なります。浅い水深の波は水深が浅くなるほど群速度が落ちます。その結果、海岸へ向かってくる波は背後からやってくる波に追い越されようとします。このとき波が砕けるのです。しかし、波の寄せては返すという性質の、根本となる原理は、水の粒子の楕円運動にあります。楕円の上半部は波の進行方向に等しく、これが、寄せる波です。楕円の下半部は波の進行方向と逆の方向で、これが返す波です。 楕円の大きさですが、これは上に述べたことから明らかだと思います。楕円の上半部が波の山で、下半部が波の谷です。ですから、波の波長の半分が楕円の直径(長軸の)になります。 楕円運動の意味は海面(水面)に浮かんだ木片を観察すれば明らかだと思います。注意深く観察すると、木片は上下に運動しているのではなく、波の進行方向を長軸とする円運動(楕円運動)をしています。
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- sisiko
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実験室内で、水面にボールを浮かべて、人工波を起こすと、確かに楕円運動をします。波の高さにもよるのですが、簡単にご自宅で試すには、金魚用の水槽に水を入れて、ピンポン球を入れて、水中においてアクリル板で横からあおってやり波を発生させることです。ピンポン球は上下に波で揺れ、左右に揺れるでしょう。これをつなぐと楕円運動になります。
お礼
有難うございました。
お礼
有難うございました。
補足
ご回答有難うございます。 >楕円の大きさですが、これは上に述べたことから明らかだと思います。楕円の上半部が波の山で、下半部が波の谷です。ですから、波の波長の半分が楕円の直径(長軸の)になります。 その楕円の大きい小さいは海の場合何で決まりますか。