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ツールチェンジ時の工具の落下と解決方法
- ツールチェンジ時に起きる工具の落下や回転に巻き込まれる危険な状況を解決する方法について考えています。
- 海外製のターレット方式の機械を使用しているが、ツールがターレットに嵌りきらずに落下したり回転に巻き込まれる問題が発生している。
- 重いツールだけでなく軽いツールでも起きているため、負荷が原因と考えられるが、原因の特定には至っていない。機械メーカーに問い合わせているが、回答に行き詰まっている。改善策としては加工による負荷軽減やターレットの保持力の向上を検討しているが、アングルユニットの取り付けも検討しており、解決方法に悩んでいる。
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現場を見ていないので確実な事は書けませんが、 症状からして、プルスタッドチャック関係の不具合ではないでしょうか. おそらく、プルスタッドの把握には油圧が使われていると思いますが、 BTシャンクというのは、最終的には プルスタッドチャックの圧が抜ければ、それに伴い工具は落ちます. タレットタイプと言っても、BTを使う以上は、 マガジンがレボルバー形なだけで、基本は普通のATCと同じなハズです. BTはMTと違って自己拘束性が全くありません. 後ろから常に引っ張り込んでいなければ保持されないのです. 逆に、交換しようとしてちょうど良いタイミングで圧が抜けなければ、 工具が置き去りになり、そこに次の工具がやって来るという憂き目に会います. 突発的に起きる様なので、油圧のバルブか、 そのバルブを操作するリレーが疑わしいですね. もしくは、動作確認センサーの作動不良というのもアリかも知れません. 私の勤め先でも数年前、タレット旋盤ですが、 旋回中のタレットにタレットの固定具が突入するという 不可解な症状が起きた事があります. メーカーのサービスを何度も呼び、あちらこちらをバラしては、 数日を掛けて突き止めたのが、たった一個のリレーの作動不良でした.
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当方は木工関係ですので、参考にはならないかもしれませんが、ヘッド+A軸+B軸+Y軸方向可動、テーブルX軸可動タイプでATC付きのNCです。 私のところの場合、クランプ自体は正常でしたが、刃物の形状によっては加工途中にツールの滑落がたびたびありました。クランプの圧力の低下が疑われたので、ヘッドを分解したところ、皿ばねの枚数が少なかったのと、さびわれがありました。中古機械屋から購入したのですが、ヘッド分解整備中落とし、クランプ軸を破断し、黙って溶接修理していたのも原因でした。 何か事故がある前に点検修理されたほうが、よいのではないでしょうか? あくまでも参考に・・・と、参考にもならないかな。
お礼
いえいえ他にも古い機械も在りますで参考になります。 主軸内部に関しては普段の整備で手を入れられませんので 修理ごとに定期的にチェックさせることも出来ますし 症状が出た時に推測し易くなりますから。 導入したばかりの機械ですが海外製の機械なので海運時に錆びが 発生した可能性は十分にありますし、主軸内部まで国内でチェックしてるとは思えませんから。 一度メーカーに徹底的にチェックさせるようにします。 作業負荷以外にも機械的調整や、不備がある可能性が在る事がわかり非常に参考になりました。 どうもありがとうございます。
工具のクランプ、アンクランプ機構ですが、皿バネを使用していませんか 皿バネですと、サビや皿バネの割れ等で動きが悪くなり、工具の保持力が 極端に落ちることがあります。点検するには、分解しないと分からないと 思います。
お礼
今年導入した機械ですが海運なので在り得ない事では無いですね。 内部の構造図も見難いものしかないので良くわかりませんが 参考にさせて頂きメーカーにチェックさせます。 他にも古い機械が在りますので色々と参考になります。 どうもありがとうございました。
負荷が原因でシャンクが入り過ぎと言う現象が起きているのかなと考えています。 手動で工具は外れますか? 外れないならアンクラにした時工具を中から 押すようになっていると思いますのでその辺りの 調整が必要かと思われます
お礼
手動でアンクランプ出来ない機械なのです。 皆さんの意見を踏まえてメーカーに追求させます。 今年導入した機械ですがこれ以上はシャンクの破損や事故にも繋がりますので。 どうもありがとうございました。 やはりBT30で負荷は抑えるべきなのでしょうねぇ・・・。
お礼
やはりメーカーの人間に突き止めて貰うのが良さそうですね。 これ以上の損害が出ない内に一度徹底的に見させる事にします。 非常に参考になりました。 ありがとうございます。