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頭部の構造について

頭部の構造で疑問に思った事があり幾つかお聞きした事があります。 1)脳は”髄液に覆われて浮いている状態”らしいですが、 例えば、水を張ったバケツの中に豆腐を入れて回転させると、バケツは回るが豆腐は動きせん。(多少は動きますが) 脳も浮いている状態なら、頭を横に振るたびに何処かしらに当たってしまう気がします。 実際、頭を横に振っても、脳が何処かに当たって動いている感じもないし不思議です。 頭を横に振ったときの脳は何処かしらに当たって動くのでしょうか? それとも、何かしらで繋がっていて、それによって動くのでしょうか? 2)脳は”豆腐のように柔らかい”とよく言われますが、 豆腐のように柔らかくもろかったら、ボクシングのパンチのような衝撃を受けたら崩れてしまう気がします。 (グローブはしていますが・・・) 脳は頭蓋骨や髄液に守られていますが、それだけで強い衝撃に耐えられるのでしょうか? それとも、脳は豆腐のように柔らかいが弾力性があって多少の衝撃でも崩れたりしないのでしょうか? つまらない質問で申し訳無いのですが、 ご回答の程、宜しくお願い致します

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

1.まず脳の構造ですが、外側から、くも膜、軟膜、脳の順番で脳は覆われています。くも膜と軟膜の間をくも膜下腔といい、ここは脳脊髄液で満たされています。 おそらく質問者さんはくも膜下腔に液体しかないと思われているため、このような疑問が生じたと思います。実際にはくも膜と軟膜の間はくも膜小柱という繊維で結ばれているため、脳が何の支えもなく脳脊髄液に浮いているわけではありません。 2.たとえばボクシングの強いパンチを受け続けると、いわゆるパンチドランカーという障害が起きます。のこ症状を「びまん性軸索損傷」といいます。びまん性とは、広範囲ということ。軸索とは脳細胞で情報を次の脳細胞に伝えるための細長い通り道。すなわち強い衝撃を受けたため、脳細胞の軸索が切れてしまい、情報が伝わらなくなってしまいます。そのため、いろいろな障害が起こります。 すなわち、豆腐の様に割れてしまうのではなく、豆腐の形を保ったまま、内部の組織に多くの小さな切断が生じます。

rokip
質問者

お礼

>おそらく質問者さんはくも膜下腔に液体しかないと思われているため、このような疑問が生じたと思います。 そうなんです、液体しかないと思っていたので不思議に思いました。 ”くも膜小柱”ですか、全然知りませんでした・・・ >すなわち、豆腐の様に割れてしまうのではなく、豆腐の形を保ったまま、内部の組織に多くの小さな切断が生じます。 怖いですね・・・ モハメド・アリなんかがそうなんですかね。 疑問も解けてスッキリしました! ご回答有り難うございました。

その他の回答 (1)

  • theada33
  • ベストアンサー率34% (15/43)
回答No.1

1)脳は独立して浮かんだ状態になっているわけではなく、脊髄などに支えられて頭蓋骨の中におさまっていて、 外からの力の影響を受けにくくなっています。 頭を振ったくらいでは動かないようになっていると言った方がいいのかもしれません。 参考URLの「1.頭の構造」という部分や、下記URLをご覧下さい。 http://www.3bs.jp/model/head/c14.htm http://www.jura.jp/leuko1/disease/leuko/mld/study/brain.htm 2)脳はもろいのでできるだけ外からの力に耐えられるつくりになっていますが、それでも強い衝撃が加わった場合には傷ついてしまいます。 参考URLの「2.部位別にみた頭部外傷 (3)脳の損傷」という部分をご覧下さい。 質問からははずれますが、今大阪でおもしろそうな企画展をやっているみたいですよ。 私も近かったら行ってみたいと思いました。 http://www.brain-ex.com/gaiyou/index5.html

参考URL:
http://www.geocities.jp/miyadai0403/study/head.htm
rokip
質問者

お礼

確かに首振ったぐらいで動いていたら大変ですね。 脳の企画展ですか。 私も、本物の人体の断面等が見れる展示会は行ってみたいと思いました。 ご回答有り難うございました。