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日系アメリカ人
アメリカで生まれた人2世3世を、日系アメリカ人japanese american と言うのですが、日本でうまれたアメリカ人はamerican Japanese とは聞いたことがなし、またChinese Malasian と言うのはもともとの中国人がマレーシアで生まれ育った意味だと思うのですが、最初に来た言葉が(ここではChinesえ)もともとに民族の意味でしょうか?
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アメリカに38年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 これはアメリカ人・日本人と言う感覚とAmerican/Japaneseと言う感覚の違いから来るものと私は思います。 アメリカ人と言うとどうしても白人と言うイメージがあるのではないでしょうか。 つまり、Americanと言う国籍を表現している言葉とは違うことなんですね。 数年前にアメリカを象徴するようなテレビ宣伝がありましたが、ここでは、20人ほどの人たちが、I'm American. I am an American.と言う表現のうちの一つをいろいろば「毛筋」の人たちが誇り高く言っている宣伝なんですが、Americanと言う言葉の持つ一塊の国民であることを象徴しているわけなんですね。 アメリカではアメリカで生まれれば誰でも法的にアメリカ人の国籍を持ち持ちます。 つまり、臨月の日本人女性が飛行機の上で陣痛を起こしたり、国内を旅行中に子供を生めばその子供はアメリカ人として法的保護が受けられ国籍もその女性が望めば聖人になるまで二重国籍者とすることが出来るのです。 (これを使ってアメリカ国籍をとるようにする人もいることは否定できません) 日本人、と言う言葉は、日本人と言う民族、を示していますね。 逆を言えば排他的なわけです。 日本で生まれようとそれは関係ないわけです。 帰化と言う法的手段をとって政府の決断を待たなくてはならないわけです。 つまり、「在日」と言う言葉はアメリカ人は理解できないと言うことでもあります。 しかし、国際的DNA鑑定から日本人と言う民族は存在しないと言うことがすでに分かっているのです。 つまり、日本人ははじめから「混血だ」と言うことです。 中国や韓国の血が必ずと言って流れていると言うことになるのですね。 しかし、祖先を大事にすると言う考え方を無視し、自分は日本人だ、在日はとんでもない人たちだ、韓国人は、中国人は、と見下げることすらおかしいと言うことなのですね。 誰か相違内をひくと分かっている人をけなすと言うことは自分を死なしていると言うことになるのです。 日本は今外国人と結婚して子供がたくさん生まれています。 そうなり始めてからそれほど時代が過ぎているわけで無いので、いわゆる「混血児」と言うものが「珍しい」「いじめの対象」と言うことがおきていたわけですが、最近急激に国際結婚が増えていますので、2世・3世がこれからもどんどん増えていくことになります。 そうすると、いつか、日本人と言う単語が日本人民族と言う意味ではなく日本の国籍保持者と言う意味になるのは必然となります。 つまり、丁度アメリカと同じようになるということです。 ですからご質問への回答ははじめに来るJapanese(Japanese Americanの)やChinese(Chinese Malysian)と言う単語は形容詞的な単語で日系(国籍はアメリカ)、中系(国籍はマレーシア)と言う意味になるわけです。 American Japaneseはそういう意味でちょっとおかしな表現となるわけです。 アメリカ民族の血を引く日本人、と言うことになり、Korean Japanese, Chinese Japaneseとはちょっと違うフィーリングがあると言うことにもなります。 ですから、American Japaneseは元アメリカ国籍を持っていたけど帰化しいままでは日本国籍を持つ日本人と言う意味合いになってしまうわけです。 だから余計に使われる機会は少なくなるわけですね。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- qryoec
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以下は,すでに出た議論のまとめです。 例えばドイツ人を両親に持つがアメリカ国籍を持つ人は, I am American. I am German. の両方がいえます。AmericanやGermanは国籍をあらわす場合と血筋をあらわす場合があるからです。 しかし,German-AmericanやJapanese-Americanという場合は,後ろの単語が国籍,前の単語が血筋を表すのが「一般的」です。育つ場所は通常は関係ありません。日本語では,ドイツ系アメリカ人,日系アメリカ人などと表現します。 前の単語にAmericanがあまり来ないのは,アメリカ国籍は血統主義をとらないからです。親がアメリカ人だからといって子供がアメリカ人になるわけではありません(その場合は,手続きが必要。つまり生まれたときはアメリカ人ではない。)。 また,「アメリカ人」と純粋にいえるのは「アメリカ原住民」だけで,それ以外の人は外地から来た人ばかりなので,先祖をたどればほとんどの場合外国人になります。 一方,日本国籍は血統主義で,原則としては親が日本人でなければ日本人にはなれません。 したがって,「アメリカの血統」がそもそもないようなものだし,もしあってもそれは日本国籍を得る条件ではないので,「American-Japanese」というのは存在しない(実際には帰化などでほんの少しはあるだろう)のです。もちろん,文学的,情緒的表現ではいくらでもあり得ます。 ついでに言うと,在日韓国・朝鮮人が自分たちのことを英語で,「I am Korean-Japanse.」と言うのは上記原則を逸脱しており,非常に紛らわしいです。彼らは「Koreans living in Japan.」です。
お礼
{後ろの単語が国籍,前の単語が血筋を表す} よくわかりました、ありがとうございました。
- ucok
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まず、使い方としては、他の方もお書きになったように、前者が形容詞で後者が名詞ですね。で、こういうのって、わりと主観が入る問題だと私は思います。 映画『ディア・ハンター』はアメリカで素朴に生きるロシア系移民がアメリカとベトナムとの戦争に翻弄される物語ですが、冒頭、主人公が自分の姓を名乗ったところ「It's Russian.(ロシア系の名前だね)」と上官に言われ、それに対して主人公が「No, It's American.(いや、アメリカ系の名前ですよ)」と“主張”する象徴的な場面があります。 「Japanese-American(ハイフンを入れてくださいね)」という言葉をよく耳にするのは、「日系アメリカ人社会」というものが存在するからです。それを前提に、日系アメリカ人社会の一員としての誇りを示したり、日系アメリカ人社会に対する差別をにおわせたり、単に、日系アメリカ人社会に属しているという立場をわかりやすく示したかったり、という理由で、人は「Japanese-American」という言葉を使います。 反面、「American-Japanese」という言葉を耳にしないのは、「ルーツはアメリカだが国籍や故郷は日本」という人が極めて少ないから、というのが一番の理由だと思います。そして、そういう人が少ないから、いきなり「American-Japanese」と言われても何のことかピンと来ない人が多いから、言葉としては、あまり“合理的”ではありません。 人口が多い類いの人たちで一番「American-Japanese」に近いのが、アメリカ人と日本人の間に生まれて日本国籍を有する人たちではないかと思うのですが、その人たちが英語で自分を語るときには、たぶん「I'm Japanese. But my mother is American.」などと説明するのが一般的でしょう。あるいは二重国籍を有することもできるので、単純に「I live in Japan. My mother is American and my father is Japanese.」などと言うかもしれません。 ただし、「祖国はアメリカだけれど、ふるさとは日本だよ」という思いを込めて「I'm American-Japanese.」と主張する人がいても不思議ではないと私は思いますよ。
お礼
「ルーツはアメリカだが国籍や故郷は日本」という人が極めて少ないから、というのが一番の理由だと思います。。。。。。。 良くわかりました。ありがとうございました
このような表現を使う目的があるはずです。一般市民が民族(血)を大事にする場合は、何代たってもamericanは不要かもしれません。(現に日本では5代ぐらい経ち苗字でも変えなければ何時までたってもアメリカ人はアメリカ人です。他にも同様の国は多多あります。) アメリカがこのような表現に敏感なのは移民国家でありセンサスで民族を問う(自己申告制)項目があるからでしょう。hispanicのような民族とも国とも関係のない区分まであります(hispanicの中には白人、黒人、インディオとの混血などあらゆる人種が含まれます) 純粋に文法的に解釈すれば形容詞+名詞と理解できるので最初に来る言葉が~系を表すはずです。日本では アメリカのように日本人(自国人)を元の民族名で区別するような習慣がなく国勢調査でもそのような用語は使っていないと思います。
お礼
「民族名で区別するような習慣がない」 ありがとうございました。
- jayoosan
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「私はマレーシア人ですがチャイニーズです。私は"Chinese Malaysian or Malaysian Chinese?"どっち?」 という質問は海外サイトでもみかけます。 どちらでもいい、自分で決めればいい、という人もいます。 ただdescent(家系, 系譜)で考える人も多いようです。その場合、descentが先に来きます。 ですので「Chinese Malaysian」となりますが、その意味は「a Malaysian of Chinese descent.」ということです。 ただこれにこだわらないほうが言いと思います。 言葉は国や地域によって物事の表現方法は多様なものですが、この人種と生まれに関しても、やはりいくつか言い方があると考えるのが自然と私は捉えます。 たとえば英国(ブリテン島)で生まれた中国人はBBCといいます。 BBC放送局ではありません。 これは「British born Chinese.」 英国生まれの中国人です。 descent の考え方からすると、日本で生まれたアメリカ人は「American Japanese」ですが、問題は建国後たった200年の歴史のアメリカを系譜の本国と考えるかどうかです。アメリカ人さえもいまだに「うちはアイリッシュだ」「○○と△△の血が混じっている」みたいにいいますので、decentをたどると他国に行ってしまうかもしれません。またアメリカは毎年一定数の移民を受け入れ必要とする移民の国であるので、まだ先祖がアメリカに来たのが100年未満ということもありえます。 英国式にいうと、「Japanese born Amrican」ですが、これもあまり聞きません。 ちなみにアメリカでは、中国生まれのアメリカ移民と、アメリカ生まれの中国人をはっきりさせるとき、後者をABC-American born Chinese と呼ぶことはあります。 ただ、初対面などの場合、中国人に対していちいち「あなたは生まれもアメリカ?それとも単なる移民?」とは聞かないので、やはりケースによるでしょう。 よく言われるのは、「I am American, born in Japan.」ではないでしょうか。 そう考えると、言い方もパターンも1つに決まっているわけではありませんし、柔軟に使い分ければいいことなのだと思います。 もしかしたら 「Jamerican」というのもあるかもしれません(もちろん冗談です)。
お礼
ありがとうございました。decendant が先に来るのですね。
お礼
よくわかりましたありがとうございました。