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溶融と分解の違い
溶融と分解の違いを教えてください。(超急ぎ)
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溶融は正しくは熔融で、#1のお答え通り加熱、発熱によって固体から液体の相変化することです。 分解は目的にそぐわない現象が起きて異なったものになること、あるいは複雑な物質を簡単な物質(成分)に細かくすることです。 後者の分解で良くあるのが、タンパク質を酵素で切り小さい部分にしてから分析することなどです。 目的にそぐわない場合は、沢山の例がありますが、酸素に触れてお酒が酸っぱくなってしまう場合もこれに当たるでしょう。 熔融の方はかなり建設的な意味があります。ガラスの成分を融け合わせたり、鉄鉱石から銑鉄を作ったり。 #1のお答えにあるように対比される言葉ではありませんが、「分解」は後ろ向き、「熔融」は前向きイメージが浮かびます。このイメージは多分「錬金術」時代のなごりでしょう。
- kunicci
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溶融はある物質が固体から液体へ変わること。 A(固体)→A(液体) 例)H2O(固体:氷)→H2O(液体:水) 氷にエネルギー(熱)を与えると水になる 分解は元々物質から反応を経て化学的に別の物質に変わること。 A→B+C 例)2H2O→2H2+O2 水を電気分解すると気体の水素と酸素が発生する反応です。 一般的にはこんな感じです。 分野によって意味合いは変わってくると思いますので必ずしもこれが正しいとは限りませんのでご注意下さいネ!
溶融と言うのは固体を加熱して溶かすこと、あるいは固体が加熱によって溶けることです。固形物を混ぜ合わせた上で加熱して溶かすことを指すこともあります。 化学において分解というのは、何らかの化学反応が起こることです。1個の分子が複数の分子に分かれる反応を指す場合もありますし、大切な物質が壊れたり、重合したりして別の望まないものになることを意味する場合もあります。 言葉自体の意味としては、全く違う言葉であり、比較する意味がないことになります。 ただし、アルカリ溶融とアルカリ分解の違いとか言うことであれば、前者が操作を指す言い方であり、後者はその結果に注目した言い方であると言えるかもしれません。実際に起こることは同じかも知れません。 いずれにせよ、前後の言葉によって意味合いがかわってくることもあります。ちなみに「ご自分の判断や不明点の説明もなく回答のみを求める質問は、マナー違反であり」ということで削除対象にもなりそうです。