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孔子『論語』での仁とは??

最近『論語』を日本語訳で読んでいるのですが、わからない(理解できないところが)ありましたので質問させてください…。 一言で言えば、『仁とかなにか?』ということ。そして「仁に対する皆さんの考え」なども教えていただければ幸いです・・・

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回答No.1

仁っていう言葉はこの論語のためだけに 作られた造語だという意見もあります。 そして、仁は論語の中の最重要な言葉の ひとつだとも私は思います。 簡単に考えれば孔子が考えた、「人としての 心の持ち方の理想像」と 言えば良いのでしょう。でも 具体的にそれがどのようなものかと 問われれば亡羊として、掴み所がありません。 ですから、もっとわかりやすい言葉を 後世の人達は探し出したり、作り出したりしていて この仁のかわりに使っています。 私は今まで、あまりうまくこの言葉を説明した文に 出くわしていません。単に勉強不足かもしれませんが。 でも、孔子の理想像と考えていたところに近い と思われる「中庸」や「狂」という言葉 を巡る中から現れる何かだとは思うのですが。 今の世の中を生きる者にとって、幸いにと いうか不幸にもというか孔子のあとに何百年と続いた 多くの人達のこの言葉を巡っての思索の後が 残されています。その中から大事で、大切な部分 を引き継いで思索を続けていく事の中に 「仁」は立ち現れるのではないでしょうか。

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  • good12701
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回答No.2

「仁」ですぐ思い浮かんだ言葉が 「巧言令色鮮仁」でした。この 場合の「仁」は、一般的に「誠実」 「誠意」「相手を思いやる真実の心」 というふうに解釈されていますが、 「完成した徳」というような解釈 のしかたもあるようです。

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