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論語の他にもおすすめありますか

最近、生き方の道を見失いがちな私。先日はじめて論語に触れ、共感するものがたくさんありました。考え方、行動など人としてのありかたをもっと勉強したいと思います。論語のほかにも参考となる学問、サークル、宗教などジャンルを問いませんので、皆さんお勧めのものがあれば教えてくださいませんか。 いつもお世話になっているmutimutiです。今回もどうかよろしくお願いいたします。

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  • dawasa
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回答No.1

論語はいいですね~。 論語以外でという質問なのにこんなこと書いてはいけないかもしれませんが、論語に深入りしてみるのもいいかもしれませんよ~。(クズがいっぱいあるけど)  論語は注釈がいろいろありますが、二種類読み比べるだけでもおもしろいです。私は貝塚茂樹訳と諸橋轍次訳を重宝しております。  あと下村湖人の『論語物語』が感動しました。井上靖の『孔子』は全然おもしろくなかったですけど。白川静の『孔子伝』には、おおって思うようなことが書いてあります。  えーでもこれだけではなんなので、 >生き方の道を見失いがち に対応させていくつか推薦書を。 前田英樹『倫理という力』講談社現代新書 阿部謹也『教養とは何か』(同上) 倫理も教養も生きることの軸になるものですね。 上は仏文学者、下はヨーロッパ中世史家とわかれ、本の雰囲気も随分違いますが、実は私はこの二冊の本はかなり近いところに照準があっているように思っています。そうとう大雑把なまとめですが、二人とも、「本物の職人はなぜ(現代人から見ると)あんなにも自信をもって生きているように見えるのか」と問うことで、生きることに答えを出そうとしているように思えます。どうやったら「本物」になれるのか?  そのうえで、なぜ立場の違う二人が同じような問題を立てるのかとか、一方は倫理、一方は教養というその違いとかを考えるといろいろと思考が膨らみます。 竹内敏晴『言葉が劈(ひら)かれるとき』ちくま文庫  そうはいっても、生き方の問題は真に自己の生き方と関わらせなければ意味がない。それが難しい。自分の力ではうまく解きほぐせないこだわりとか、無意識とかも邪魔するし…。そんなふうに思っているときに私が頼りにする本が上の本です。自分との関係を考えるときのヒントがいっぱいつまっている本で、実践的なアプローチも含まれている。また「からだ」の注目している本なので、頭でっかちにならないよう中和してくれます。非常に深いところでの開放感を与えてくれる本です。  最後に、なにはともあれがんばらなくっちゃと思うときに シモーヌ・ヴェイユ『工場日記』講談社学術文庫 吉井妙子『神の肉体 清水宏保』新潮社(こっちは文章に難があるとは思うが、その向こうに見える清水がすごい) 努力に限界はない(かもしれない)! 日々の怠惰を戒めつつ……。

mutimuti
質問者

お礼

お礼が遅くなり申し訳ございません。dawasaさんは日ごろから色々な書物を読み、さまざまな思考をされてらっしゃるんですね。男43歳の私、今まで何をして来たのか、何も読まず、深く考えず、ただ漠然と悩み今まで来ました。これからどう生きたら良いのか答えに飢えております。明日、図書館へ走ります。これからも色々教えてください。本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • mutuoo
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回答No.2

論語もいいですが聖書を読んでみたらいかが! 人類の最高のベストセラー。バイブルのバイブル。 それが聖書です。きっと、叩けよさらば開かれん。 キリスト教徒でなくても読むのが世界の常識です。 西洋人の考え方を根本から理解するにはもってこいです。 学ぶ事がきっとたくさんある事でしょう。 詩篇から入ると美しくて心に響く言葉やフレーズに出会うことでしょう。薦めます。 あと、ごく個人的にはパスカルの『パンセ』薦めます。 文庫本でどこの本屋にもあります。読んでみてください。

mutimuti
質問者

お礼

聖書!人類最高のベストセラー!考えても見ませんでした。よく聞く書物であるにもかかわらず。やはり私の目は開いてるようで開いてなかったのですね。さっそく聖書関連もあたってみます。ありがとうございました。

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