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ひらがなの「そ」
ひらがなの「そ」は2通りの書き方がありますよね。 これはなんでですか? また、どちらの書き方がよいのでしょうか?私は一筆書きの「そ」は、ひらがなの「ろ」や、数字の「3」と間違いやすいので、もうひとつのほうの「そ」で書いてますが、これでいいのでしょうか?
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- musokunin
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現在、「ソ」の平假名は、「曾」の字の草書體からきた文字のみが多く使はれすほか、蕎麥屋の看板や暖簾では、「楚」の字からきた文字もよく見られます。質問者の言ふところの、「二通りの書き方」といふのは、何を意味するのか判りませんが、個人的な書き癖の違ひを言ふのでなければ、活字や、パソコンの書體の「書體デザイン」の違ひをいふのでせうか。「そ」を書き殴り、「ろ」や「三の算用數字」と混同するかも知れない場合があるとのことですが、その場合は、誤解を招かないやうに、丁寧にかき分けることが必要です。書體のデザインについては、「教科書體」などと稱して、政府推奨の書體があるやうですが、その書體以外は誤りであらうはづがありません。 「そ」の字とは、違ひますが、私の見たことのある、ある人の文章の原稿で、「田、由、甲、申」の區別がつきにくい書き方をした物に出逢ひ、解讀に苦勞したことがありました。このやうな場合は、誤解を招かない書き方が必要な譯です。 印刷活字やパソコンの書體などは、その原圖を書いた人の癖や、美意識などが反映されてゐますが、私達が、「そ」なら「ソの平假名」だと、判別出來るのは、それが、傳統的な草書體の名殘をとどめてゐたり、平均的な書き癖に近かつたり、時には、良くある誤りを犯してゐたりして、他の文字とは區別できるからです。文字の書體は、良し悪しの問題ではなく、他の文字に讀み違へられないことが肝要です。 國語では、古くから、一つの音に對して、一つの假名のみを充てるのではなく、二つ以上の假名を充てて、任意に遣ひ分けることが爲されてきました。教科書體以外の假名の例としては、蕎麥屋の暖簾の「ソバ」といふ表記でもお馴染みです。一つの音が幾通りにもかき分けられることは、それが、昔からの書き方に從つてゐて、誤解を招かないならば、それは、國語の表記として正しいものです。
お礼
回答ありがたふ御座います候
- sak_sak
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No.1氏の書かれている通りだと思いますが、 「そ」が「ろ」や「3」と間違い易い書き方になっているとしたら問題があると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 普段は大丈夫ですが、メモや早書きではちょっと判別しにくくなります。
お礼
これはわかりやすいですね 回答ありがとうございます