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クロアチア・ユーゴスラビア…?
世界史が全くわかっていないのですが、 ユーゴスラビアが解体して、それで成立したのがクロアチアなんでしょうか? その辺の事実関係が全くわかりません。 どなたか教えていただけると嬉しいです。
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質問者が選んだベストアンサー
そうです。 ボバンやピクシーのエピソードも興味深いものがあります。
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- jk7
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第一次世界大戦後に成立したセルヴ・クロアート・スロヴェーヌ王国が、ユーゴスラヴィアの前身です。 セルヴとはセルビア、クロアートはクロアチア、スロヴェーヌはスロヴェニアを表しています。 この地域は、このように多民族が雑多に住んでいたので、もともと統一が困難だったのです。 しかし連合国は、ソ連に成立した社会主義が西欧世界に波及するのをおそれ、防波堤としての役割を持つ統一政権を樹立させたのです。その一つがこの国です。 ですから、ユーゴが解体してクロアチアができたのではなく、クロアチアなどが無理矢理まとめられてユーゴになっていたというのが正しい表現です。
- nacam
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そもそも、ユーゴスラビアは、南スラブ人の国というような意味で、クロアチア人もセルビア人も、スロベニア人も、同一民族でした。 ドイツに1000年以上支配されていたところが、スロベニアで、ハンガリーに1000年以上支配されていたところが、クロアチア。 ビザンツ帝国の影響下で、独自の王国を形成していたところが、セルビアです。 その他トルコの影響の強かったところがボスニア、ブルガリアの影響が強かったのがマケドニアです。 第一次世界大戦で、各国に分かれて少数民族化していた南スラブ人を統合させて成立したのが、ユーゴスラビアです。 第2次大戦で、クロアチアがドイツの支援により分離独立しますが、ドイツの敗北で、セルビア優位の統一がなされます。 カリスマ大統領のチトーが生きている間は、問題がありませんでしたが、チトーの死後集団指導体制になると、セルビア優位に対し、クロアチアやスロベニアの反発が生じ、ユーゴスラビアは分裂し、スロベニア、クロアチア、ボスニア、セルビア=モンテネグロ、マケドニアの各国が成立します。 今回モンテネグロのセルビアからの分離が決まりましたので、6カ国にユーゴスラビアは、分裂した事になります。 セルビアには、コソボというアルバニア人が多数派を占める地域が有り、コソボでは、セルビアからの分離独立を望んでいますが、各国は認めていません。
- Tacosan
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もともと (形式的に) 6共和国 (+α) の連邦制をとっていた「ユーゴスラビア」が, 最終的に全ての共和国が連邦から離脱したため解体した, と. まあ, 旧ソ連が解体したのと同じようなものでしょうか.
元々一つのユーゴスラヴィアという国でした。 その中でクロアチア人が住む地域だけで作った国がクロアチアです。 その他にもボスニアやスロベニア、マケドニアが様々な戦争を経て独立し、新しい国になりました。 余談ですが、つい一ヶ月ほど前にセルビア・モンテネグロという国がセルビアとモンテネグロに分かれて、ユーゴスラヴィアは完全に解体されました。 しかし、まだガザ地区というセルビアにある地区があります。そこにはアルバニア人が集まり、新しい国を作ろうとしていますが、これは国連にも認められておらずちょっと危ない地域です。
- platina_24
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スロベニアを忘れていました。
- junra
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E7%B4%9B%E4%BA%89 91年6月に文化的・宗教的に西側に近いスロベニアが10日間の地上戦で独立を達成し(十日戦争)、次いでマケドニアが独立、ついで歴史を通じてセルビアと最も対立していたクロアチアが激しい戦争を経て独立した。ボスニア・ヘルツェゴビナは92年に独立したが、国内のセルビア人がクロアチア人からの独立を目指して戦争を繰り返した。セルビア国内でもコソボ自治州が独立を目指したが、セルビアの軍事侵攻によって戦争となった(コソボ紛争)。
- platina_24
- ベストアンサー率24% (63/253)
独立後クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア・モンテネグロ、マケドニアだと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ ↑で「ユーゴスラビア」を検索。 「第二のユーゴ」の項目を。