• ベストアンサー

科学において分からない事(諸質問)

いくつか分からない事、疑問に思うことがあるので教えてください。よろしくお願いします。 分留と解答するときと、蒸留と解答するときの区別を教えてください。「分留=分別蒸留」と聞きましたが、この二つの区別がいまいち分かりません。 「工場から"銅を含んだ水が川に流れ込み、鉱毒問題となった。」この"銅"は「単体」ではなく「元素」の意味で使われているそうですが、私には単体として使われているように思えます。物質「そのものを意味する場合単体」と習いましたが、これは成分ではなく物質そのものですよね。分かりません。 アルカリ金属とはH以外の1族、アルカリ土類金属とはBe,Mg以外の2族と定義のように理屈ぬきで覚えていましたが、抜くからにはそれなりの理由があるのですよね。教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#62864
noname#62864
回答No.4

蒸留と分留は視点あるいは意図が違うだけです。 分けることを重視する場合には分留という言葉を使いますし、そうでない場合には蒸留といいます。「蒸留によって分ける」というニュアンスでの回答が求められる場合には分留と答え、それ以外は蒸留で良いと思います。 銅に関しては、水に含まれているのが銅イオンあるいは銅塩であるために、ここでは元素の意味になります。仮に単体の銅(例えば銅の粉末など)が含まれていれば単体の意味になります。そのどちらであるかは文面からだけでは判別不能です。化学的常識をはたらかせて答えなさいというのが問題の趣旨でしょう。 BeとMgは他のアルカリ土類金属とは異なり、冷水とはほとんど反応しません。そういった、化学的性質の違いから、両者を除外しています。ただし、以前は、これらもアルカリ土類金属として分類されていたために、除外するということは必ずしも良く知られていることではないと思います。

その他の回答 (3)

  • pyon1956
  • ベストアンサー率35% (484/1350)
回答No.3

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E4%BD%93 ここに書いてあるように、単体とは一種類の元素からのみなる純物質ですから、化合物の反対語です。通常化合物の中の一部や、イオンは含みません。 水に溶けているのはたとえば硫酸銅などの化合物で、水中では銅イオンなどイオンの状態になっていますから、こういうのは単体とは言わないのです。(一般に水溶液は単体ではありえません。水(H20)自身が単体ではないのでましてそれに溶けている物質を単体とはとても言えないのです。) 物質「そのものを意味する場合単体」と習った、というのはそのおしえかたが間違いですね。 なお、元素については http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E7%B4%A0 なお。超高圧のもとでは固体の金属水素があるかもしれない、などの点については http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0008/hydrogen.html?PHPSESSID=8d692b7f0fb12b645ff6f5392cce4e0a しかし現状では常温・常圧の水素はアルカリ金属とはあまりにも性質が違うので別分類になっています。そういう点では将来は何か別の分類が発生するかもしれませんが・・・・

  • kiyocchi50
  • ベストアンサー率28% (456/1607)
回答No.2

単体か、元素か。化学を勉強している高校生が必ず悩む所です。 なにか法則みたいのがあれば良いのですが、ケースバイケースですね。 この場合は、やはり「元素」ですね。もし「単体」であれば、十円玉みたいな固まりが流れている事になります。(誤解の無いように付け加えると、10円玉は純粋な銅ではありませんが)銅を含んだ水とは、銅がなんらかの化合物として水に解けたわけですから、その化合物の中の銅という「元素」を指すわけです。 アルカリ金属、アルカリ土類金属も、なぜひとくくりにするかと言えば、性質が似ているからです。水素の性質は他の一族元素とは明らかに異なります。ベリリウム、マグネシウムも他の二族元素と反応性などの性質が異なります。例えば、炎色反応を示さない、常温で反応しない、水酸化物が難溶であるなどなどです。

noname#138858
noname#138858
回答No.1

答えれそうなトコだけ・・ 実は、分留は蒸留の一種になってたりします。 蒸留(正確には単蒸留)は、沸点の差を利用して分離することです。 分留は、分離したいもの同士の沸点が近い場合、上手く分離できません。そのために単蒸留を繰り返し、分離させることです。 単純に分離したいものの差が大きいと単蒸留。 分離したいものの沸点の差が小さいと分留。 蒸留法は沢山あるので「蒸留と分留」などで検索してみてください。 アルカリ金属とかについて・・。 水素以外の単体元素は最外殻電子が自由電子として働き 金属的な性質を持っているのでアルカリ金属になります。 (余談ですが、水素が金属化するかもしれないって報告もあります。)