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電球からの位相について
「別々の電球からの位相のそろった光が出ることは現実にはありえない」という記述を高校物理の参考書で目にしましたが、このことについて、高校物理の範囲内で説明できる人は是非お教え下さい
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>僕の質問はあまりよろしくないということですね 違います。 良すぎるんです。 そこに引っかかることができる人間は少ないでしょう。 『現実に』という言葉の重さが一番悩ませてくれる文言です。 原因を大別しても, (1)電球の個体差 (2)電源の問題 (3)電源と(1)の電球の個体差の組み合わせの問題 (4)カオス理論に代表されるような統計的問題 などなど,私がすぐに思いつくものでもたくさんあります。 (4)については近年大きく発展している分野です。 同じに見えるものでも全く同じといえるものは なかなかないものです。 おなじ空間に置かれた同じ日,同じ時間,同じ場所,同じ機械で生産されたタバコの煙はすべて同じ昇り方をするのでしょうか。 ですから,電球の位相の話に関わらず,同じふるまいをするものというのは細かく見ていけば違うものなんです。 ですから,あなたがもし高校生であるのならば, その「別々の電球からの位相のそろった光が出ることは現実にはありえない」 という言葉になぜ?と疑問を抱く気持ちを忘れないでもらいたいです。 あなたの疑問はあなたには小さく見えるかもしれませんが,人によっては難しく大きな問題なんです。 そういう言葉やきっかけを拾うことのできる人だと言いたかったんです。 変な言い方をして申し訳ありませんでした。
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- ojisan7
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普通、光(可視光線)は、原子または分子にある電子が、エネルギー準位間の遷移をすることにより放出されます。光(光子)放射時間はおよそ、10^(-8)~10^(-9)秒のオーダーです。従って、連続した波の長さは、3m~0.3mとなります。これが光子hνです。また、光は横波ですから偏光面を持っています。電球を点灯すると、電球の各場所から、発射時間や偏光面の異なる光子がバラバラに放射されるのですから、それぞれの光子を干渉させることは困難です。同じ電球の光でもこのような状態ですから、別々の電球からの位相のそろった光を出すことは、さらに困難なことです。 このような、困難を克服した、レーザー技術が、いかに、画期的なものであるかの理由が、こういうところにもあるのです。
お礼
ところどころの用語が、僕が至らないせいでわからなかったのですが、大体どんな感じなのかわかりました。ありがとうございました
- nuf
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高校までの国語で回答します。 世の中は秩序と混沌のバランスから成り立っているから。 です。 原因がありすぎてなんといっていいものやら分かりません。
お礼
僕の質問はあまりよろしくないということですね
お礼
この問題の深さがよくわかりました。ありがとうございました