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集合論の直積

集合論の直積でつまずいています.和集合などはベン図に描いて理解しやすいのですが,直積に関してはイメージも沸かず,困っています. 以下は,○か×かどちらになるかの理由を考えていますが,解らない状態です.どなたか集合論にお強い方,お知恵を拝借させてください. 1.(Π_[i∈N]Ai)^c=Π_[i∈N](Ai)^c 2.A*(∪_[i∈N]Bi)=∪_[i∈N](A*Bi) 3.A^c*B^c*C^c⊂(A*B*C)^c 4.任意のi∈NについてAi⊂Biであれば,Π_[i∈N]Ai⊂Π_[i∈N]Bi 5.Π_[i∈N]Ai=φ⇒∀i∈N,Ai=φ

みんなの回答

  • take008
  • ベストアンサー率46% (58/126)
回答No.2

直積のイメージを沸かせましょう。 A,Bが実数Rの集合,それも区間だとします。 A={x|a<x<c},B={y|b<y<d} すると, A×B={(x,y)|a<x<c, b<y<d} は長方形です。 ご質問の問題は,多数の直積や和集合についてですが, まず2つの集合,それも実数の区間,の場合を考えてみましょう。 それで○か×かわかったら,一般の場合を考えればいいでしょう。

nanako0602
質問者

お礼

ありがとうございました.集合の数を少なくした場合で考えて,一般化への理解につなげていく.とてもためになりました.

  • yuntanach
  • ベストアンサー率72% (13/18)
回答No.1

一般に、集合Aと集合Bがあるとき、A×B≠B×Aです。 (ただし、例外的に圏論などで集合間の関係のみに 着目して、元には言及しない場合にはその限りでは ないこともあるそうです。) 直積は一部の例外を除いて可換ではありません。 要するに、直積の順序が変わると別物になるわけ ですから、1、2、3についてはすぐに答がでると 思いますが、いかがでしょうか。 4については、 Π_[i∈N]AiからAiをとるi成分への射影piを考えると いいのではないかと思います。 いま、ai∈Ai、bi∈Biとして、 Π_[i∈N]Ai⊂Π_[i∈N]Biでなかったとしたら、 ある(a1,a2,...,an)∈Π_[i∈N]Aiで (a1,a2,...,an)∈Π_[i∈N]Biでないものが 存在することになるので、ある成分jについて pj(a1,a2,...,an)=ajが、pj(Π_[i∈N]Bi)=Bjに 含まれないようなものが存在することになります。 このことから4は○ということになるのではないかと 思います。 5は、Π_[i∈N]φをφと書くことにするという前提 ですすめますが、あるAiがφでなかったとしたら、 4と同様に成分の射影を考えると、直積の成分が 違うなら直積全体も違うものなので、 Π_[i∈N]Ai≠Π_[i∈N]φとなるのだと思います。 よって、5も○ではないかと思います。 私の理解では、直積とは各成分の集合の総当りの ことなので、例えば二つの集合の直積ならエクセルなどの 表のセルのように平面上に整然と並ぶようになります。 そして、三つ以上の集合の直積は、二つづつの直積の 積み重ねに分解できるので(うえで述べたように可換では ないですが、しかし結合的です)、基本は二つの直積です。 よって直積どうしの比較とは、平面の比較という ことになるわけなので、そのようにイメージすると 考えやすいのではないでしょうか。

nanako0602
質問者

お礼

エクセルの表を使った集合の直積の理解,なるほどと感激しました. ありがとうございました!

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