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若山牧水の短歌の訳について
『瀬々走るやまめうぐひのうろくづの美しき春の山ざくら花』の解釈を教えていただきたいのです。 明日までに調べなくてはいけないものだったのですが、図書館に行く暇がなかなかできなくて調べれなかったのです。 俳諧に詳しい方、どうか教えてください。
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わたしは短歌にそれほど詳しくありませんし、どういう状況か、また、このうたの出てくる背景も分かりませんので、あくまで、参考と考えて下さい。(お困りのようなので、少なくとも、歌のなかの言葉で分からないものはないので、解釈します)。 「やまめ」とか「うぐひ」は、淡水・渓流に住む魚の名前です(うぐひは、淡水魚は間違いないですが、渓流かどうか確信ありませんが)。「うろくず」というのは、魚の「うろこ・鱗」のことです。ですから、 > 渓流の(流れの速い)瀬を(素早く、元気に)泳ぐヤマメやウグヒの鱗が、(光に反射してか?)美しく(光って?)見えるこの春に、山桜が花咲いている。 これでは単なる情景描写ですが、どういう心境が投影されているのか、詠んだ時の状況で、解釈できることがあります。 山桜の花も、里よりも寒い山では、時期が遅いですし、また山は、かなりまだ寒いはずです。その寒い、冷たい水の急流のなかで、やまめやうぐひが、素早く鱗を美しく煌めかせながら生き生きと泳いでいる、やはり春であり山桜も花咲いている……(心境推測:世のなかの寂しさや厳しさのなかでも、生き生きとした人生もあり、花開くものもある……希望もあるのであろう……とふと心も幾らか明るくなる思いがする)。 以上は、語句の上からのわたしの勝手な解釈です。また「心境推測」は、まったく見当違いの可能性が大きいです。自分で読む参考にしてください。
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語句の説明から 瀬々・・瀬は小川の流れが急だが浅いところ、瀬々はたぶん川を上って行く途中で見かけるたくさんの瀬という意味。 やまめ・うぐい・・どちらも清流にすむ魚。 うろくず・・魚のうろこ 私の解釈(かなり意訳しています) 春の一日、渓谷を登るとあちこちにの浅瀬で、やまめやうぐいがうろこをきらきらと光らせながら泳いでいた。周りに咲きみだれる山桜と美をきそうかのごとく・・・
お礼
詳しく回答してくれてどうもありがとうございました!! 明日までに調べなくてはいけないものだったし、質問する時間が遅かったかなとも思ったのですが・・・。 とっても早くて驚きました。本当にありがとう☆
お礼
本当にどうもありがとうございました。 朝に時間がなくてお礼を言うのを遅れてごめんなさい。 とっても為になりました☆ それから2回も投稿してしまってごめんなさい・・。