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古代の想いの伝え方
こんにちは。私達は日本語が話せるので 「好き」とか「嫌い」とか想いをつたえられるのですが、 古代、旧石器時代ぐらいのとき、言葉や文字が無い頃、 どのように想いを伝え、性行為に発展したのでしょうか。 犬や猫の交尾のように、始まったりするものだったのでしょうか。 わかる方、おしえてください。
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ご質問の内容は、歴史よりは霊長類学や文化人類学の守備範囲かなと思います。 ヒトの言語の成立は後期旧石器時代頃だそうです。現生霊長類では、ヒトの言語ほど複雑ではありませんが音声コミュニケーションが存在しています。それから考えれば、「前言語時代」のヒトも現在の言語ほどではないでしょうが、ある程度のコミュニケーションは行っていたでしょう。 多くの動物は求愛行動を行いますが、それには「パターン」があるので、かつてのヒトも音声とパターン行動により求愛を行い、交尾をしていたのだと思います。 チンパンジーの求愛について詳細は判らなかったのですが、映像があったのでご参照ください。(交尾もあります) http://www.gari.jp/07/index07.html また私の勝手な想像ですが、文化人類学的に考察するのも面白いかなと思います。 万葉集巻頭の雄略天皇の歌 >籠よ み籠持ち掘串もよ み掘串持ち この岳に 菜摘ます児 家聞かな 告らさね~ や額田王の >あかねさす紫草野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る にみえる、名前を聞く、袖を振るという行動や、 (詳細を忘れてしまったのですが)ポリネシアのどこかの島に伝わる、男性がある”モノ”を女性に渡して受け取ってもらえると求婚受諾、という習慣に古代の名残を求めてみるのも一興かもしれません。 チンパンジーでは売春行動が見られるという報告もありますし、最もヒトに近いとされるボノボでは生殖を目的としない「コミュニケーションとしての」交尾(類似行為)が存在するので、かつてのヒトの生殖行動は意外と複雑かもしれません。 #1さんのおっしゃるように「群」のシステムも大きな要素でしょう。
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- kawakawakawa13
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言葉や文字の発明以前でも、「群れ」をつくって生活していたと思われるので、現在のゴリラ等のそれに近いものだと思われます。 生活の周期も、ある程度決まっていたので、初めはボスが独占していたものが、共同生活が進むにつれ、現在のそれに近いものになっていったと思います。 「目は口ほどにものを言い」という諺もあります。現在でも、告白するだけが恋愛関係の始まりではないでしょう? さりげない仕草やちょっとした心遣いがきっかけとなることも多いのではないのでしょうか。 直立歩行等による脳の進化が、豊かな感情と感受性を育んだと思います。
お礼
お答えありがとうございます。 言葉だけが全てじゃないですよね ありがとうございました。
お礼
詳しい内容、ありがとうございます。 よくわかりました。 ありがとうございました。