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実在したJ・ドーソン(タイタニック)

タイタニックを調べていたら、実在したJ・ドーソンという名(リアルタイタニック)というサイトを見つけました。彼は乗務員として、トリマーをしていたというのですが、このトリマーというのは船の中で具体的にどういう仕事をしたのですか。

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  • koon1600
  • ベストアンサー率51% (200/390)
回答No.3

トリムというのはNo2の人が言っているとおり喫水のことです。 喫水調整は船のなかでも最重要な作業です。傾けば転覆につながります。 実際に船というのは空だと非常に危険な代物なのです。空だと喫水が高くなる(水の上にでている部分が大きくなる)ため、転覆しやすくなります(この状態だと重心が喫水の上にきてしまうのです。上部構造物のほうが重たいですから)。しかし、逆に過重量となれば喫水が下がりすぎてまた航海に支障がでます(まあ、これは普通ありえない傾向ですが・・・軍艦の設計ミスでたまにありますけど)。 それの調整をするのがトリマーですね。もちろん船が傾いてはいけないので、それも一緒に調節します。 古来中国の商船は船底に陶磁器をつんでいました。輸出用もかねてはいますが、一番の理由は喫水を下げるためです。船底を重くして意図的に重心を下げたのです。 なお、これは現代のタンカーでも例外ではありません。今は荷物の変わりに水を使っています。海水は無尽蔵なので、荷物よりも楽ですからね。 で、当時はまだ注排水システムが完全に確立されていなかったので、荷物で代用していました。荷物は水と違って融通が利きませんから、そういった専門家が必要だったのです。 船って、見た目よりも軽いのです(とくに船底付近が)。中身空っぽですから。なので重量全体における荷物とか水の重量は非常に重要だったのです。

kokutetsu
質問者

お礼

とても丁寧なご回答ありがとうございました。映画以降Jドーソンの墓には花束がたえないとのことです。

その他の回答 (2)

  • Scull
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回答No.2

ざっと調べてみたところ、船には「トリム」と言って、喫水の差を表す言葉があるようです。「整頓する人」がトリマーなのですから、船の中の荷物を配分して、前後左右で喫水の差(つまりトリム)がでないように調整する作業を行っていたのではないでしょうか。

kokutetsu
質問者

お礼

ありがとうございます。船のバランスをとるということでしょうか。しかし、大きな船が荷物程度で傾くでしょうか。今ひとつはっきりしませんが、確かに私の辞書にもそう書いてありました。

回答No.1

英語サイトのネームリストに 名前:Dawson, Joseph Trimmer 辞書に書いてある意味: 整頓する人、ディスプレー専門家

kokutetsu
質問者

お礼

さっそくのご回答ありがとうございました。

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