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幼児の絵の”太陽”
良く幼児の絵に”太陽の絵”が登場しますが、どの成長段階で”太陽”を意識するようになり、なぜ”太陽”なのでしょうか? この現象は日本だけではないのでしょうか? また、幼児に絵を指導する際”太陽”を登場させても良いのでしょうか? ・・・ふと疑問に思いました。
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- walsch
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>「太陽でも描いてみようか・・」的な誘導をしても良いのでしょうか?それは押しつけになってしまうのでしょうかね・・・。 その通りです、それは押し付けで大人側から誘導するのは好ましくないと思います。 絵から「そうか、この子はこういう風に周りを見ていたのか」と分析して今後から大人側が相応した接し方で対処していくことが大切です。 「太陽の絵」を描かないから「悪い」何てことはありません。ただ幼児は純粋に周囲をありのまま表現しただけです。 絵に直接的な改善を成しても幼児の「自発的な行為」には繋がりません。 絵を見て分析し、他のコミニュケーションの場もその子を取り巻く(自分も含む)周囲の状況を考え、作り出していく、これは大人にしか出来ないことです。 あと「太陽の絵」は海外でも普通に見られる傾向です。
- walsch
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幼児が人の絵を描いた場合、多くの幼児が「極端に顔だけでかい人間」を描きます。 これは幼児が生まれてから絵を描くに至るまでの間、お父さん、お母さん、その他の相手とのコミニュケーションの唯一の手段として「顔の表情」で相手の情報、反応を見ているためです。 「絵」にした時インスピレーションとして強く残っているため「顔」のイメージがどーんと幼児の頭にまず浮かぶわけです。その表情の多くが「笑っている」のも同じ理由で納得できます。 「太陽」に関しても類似です、 「顔、表情」は暗いところでは見えません。 「暗闇」は幼児でなくても人に「孤独、恐怖、不安」などの心理を少なからず投影します。 対して「光」は「愛、希望、安心」などの「明るい」イメージです。幼児はそこに母親、父親と似た温かさを見つけるのです。 「太陽」のように無償で恵みを与え、明るく照らし続けてくれる存在、「太陽」は母親の愛を象徴しているとも言われています。描くのは当然のなりゆきとも言え、また、奨励するべきでしょう。 幼児が「暗闇」に対して良いイメージをもっていないということは逆説すれば人は元々「太陽」「光」「愛」を知っていてそれを受けるために生まれてきているのかもしれませんね・
お礼
回答有り難うございます。 なるほど・・・納得です。健全な表現、と言う事ですね。 、と言う事は、子供が絵を描いている時にさらに大人側から「太陽でも描いてみようか・・」的な誘導をしても良いのでしょうか?それは押しつけになってしまうのでしょうかね・・・。
お礼
大変参考になりました。有り難うございました。