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幼児期から英語を勉強させることの利点と弊害
よく、子供に幼児期から高価な英語の教材を与えている親御さんがいらっしゃいますが、これって どれほどの効果が期待できるんでしょうか? 日本語だって あやふや時期に英語を教えても疑問です。例えば、「おうちには車が2個あります。」とかしか言えないのに「My family has two cars.」とか、 英語の方が正確に言えてしまうという現象はないのでしょうか?
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- kazhanako
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私はcherry77さんのご主人、または奥さんが英語を話す ような一般の方と異なる環境におられるのか、教材その ものの有効性をお知りになりたいのかはっきりわかりませんが後者での前提で回答させていただきます。 英語を日常で使う環境で4歳ぐらいから11歳ぐらいまで 生活できれば英語は身につくと思います。その分、日本語 の発達に支障がでると思います。 海外赴任で子供を現地校に通わせましたが、10歳がボーダーと言われていました。赴任期間は自分で選べないので 新3年生でもどった長男は英語は少しだけしかできません。同級生の1年でもどった友達はぜんぜん覚えていない そうです。5年の途中で転入して来た子は英検2級とった そうですが、電話をかけてくるときの日本語は少したどたどしい印象でした。 現地で米国人と結婚された女性の方はご自身のお子さんに日本語で話しかけるのですが、お子さんは英語で答えられていました。 頭は1つしかないので、脳の成長過程で2つの言語システムをそれぞれ完璧マスターするのは無理があると個人的に思います。 お子さんが耳にはいる言葉の総量は明らかにご両親から のものであって教材からではないと思います。 というわけで個人的には無駄と思いますし、英語のほうが 正確に言えてしまうことはないと思います。 スイス人はフランス語、ドイツ語、英語が最低話せるようですが、環境としていずれも言葉も正しく両親を含む周囲の環境が話をするからと思います。極論すればTVの標準語とおじいちゃんたちの方言の3つの言葉が理解できる程度 と推測しています。 蛇足ですが、これから外国語を習得させたいと熱望されて おられるのでしたら中国語はいかがでしょう。 アルファベット圏の人間が英語をマスターするのと同じくらい漢字圏の人間のほうが中国語をマスターしやすい(少なくとも読み取りは)と思います。
- yamatomaya
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又聞きの話ですが、両親の母国語が異なり家に常に2ヶ国語が存在する家庭で育ったところ、混乱してどちらも話せなくなってしまったお子さんがいらっしゃるそうです。 特殊なケースだとは思いますが、無理強いするとこういったこともありえないとは言えないんじゃないでしょうか…。
お礼
回答ありがとうございます。 yamatomayaさんが引用された例は典型的な しくじった バイリンガルですね。
- yama_x
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やり方によるんでしょうが・・・ 大抵の幼児期の英語教材は、「英語を学習する」ものではなく、 「英語に親しむ」ものです。 日本語だって、幼児期に取得するものはいわゆる“学習”を したわけではなく、「日本語が飛び交う環境にいた」ことから 自然に身に付くものですよね。 文法や何かを体系立てて学習したわけではないので、たどたどしい、 どこかおかしい日本語になります。 それを学校などで「学習」して正しい日本語を身につけます。 英語圏の子どもだって、幼児期は幼児語ですし、文法等も正しいとは 思えません。 日本の子どもの「て・に・を・は」がおかしいのと同様、 質問者さんの例で言えば、MyのはずがIやMeやWeになったり、 HasがHaveになったり、CarsがCarだったりするのではないでしょうか? 幼児期から、文法等も完璧な英才教育をしようと言うのであれば 話は別ですが、普通の幼児期の英語教材は、「日本語が飛び交う中で、 ちょっとだけ英語にも触れられる環境」を作る程度に過ぎません。 利点・弊害で言えば、上手くいけば英語に親しむとっかかりが できるのが利点、お友達との会話で思わず、英語が出て、 会話が繋がらなくなるのが弊害、という程度ではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。 私が英語を覚え始めたのは小学3年生になってからでした。それまでは、沢山本を読んで漢字や言葉の使い方を覚えまくった記憶があります。英語の方がラクして 覚えた感じです。
ご質問の趣旨とは合わないかもしれませんが・・・。 利用者の年齢に関わらず(成人であれ、子供であれ)、高価な教材を購入したからといって、投資に見合った学習効果が得られるか疑問だと思っています。 20,000円の教材の学習効果が2,000円の教材の10倍ある、ということは恐らくないでしょう。 (実際に10倍の分量があれば話は別ですが) 教材作成業者の利益が大きくなるだけのことだと思います。 幼児教育全般についてですが、能力開発において一つの外的(環境的)要因にはなるでしょうが、実際にどれだけの成果が得られるかは、本人の潜在的資質とモチベーションに帰すると私は思っています。 他の分野の幼児教育、例えば音楽やスポーツの英才教育を受けた人全員がプロの演奏家や五輪の金メダリストになれる訳ではないのとおなじことでしょう。 20代、30代以降に外国語学習を始めた人で、上達が目覚しい人の例も少なからず見聞きしますので、語学の分野で幼児教育の利点はあまりないと私は思っています。 早期教育の効果が期待できるとすれば、数学等、論理的思考を要求される学習分野ではないでしょうか? 数理・論理的な思考は成人を過ぎてから身に付けるのは困難だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 投資と学習効果の関係ですね。そういえば、私は中学の頃から英英辞典をボロボロになるまで使ったせいか、投資額の十分すぎるほど元は取りましたが。 数学なんかも素質があれば、単純な計算の繰り返しだけじゃなく、小さい頃から方程式なんかに親しんでおけば、相当伸びるでしょうね。私の弟は語学は苦手でしたが、数学とか理科は強かったでした。 >教材作成業者の利益が大きくなるだけのことだと思います。 もうひとつ忘れてならないのは 購入者の「夢」でしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 私の子供も小学6年生でして、子供にも私が#2のお礼で書いたようなことを実践しました。幸い、私も家内も英語が話せるので、私が子供の頃よりは恵まれています。そこで、子供が中2になったら第2外国語として中国語かフランス語を学ばせようと思っております。家内は中国語ができるので、中国語なら家内が、 フランス語なら私が教えるつもりでおります。 質問に出したのは 私の弟夫婦が、高価な幼児向けの 英語の教材を購入するかどうか考えており、私も相談されたからです。家内も やや私と似たような条件で外国語を習得しましたが、実際、このような教材を使った方の例も知りたいと思ったからです。