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経済学の超過負担問題とは?
- 経済学初学者による超過負担問題について詳しく説明します。
- 要するに、財の市場において従量税や従価税がどのような影響を及ぼすかを考える問題です。
- 具体的な問題文から、超過負担の計算方法を学びながら解答を導きましょう。
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グラフを示せないので説明が難しいですが、ご自分でグラフを書きながら考えてみてください。 需要曲線Q=-2P+34 ⇒ P=-Q/2+17・・・・・・・(1) 供給曲線Q=2P-10 ⇒ P=Q/2+5・・・・・・・・・・・(2) (1)(2)式の連立方程式(中学レベル)を解くと解は、(P.Q)=(11,12)つまり価格11、生産量12で均衡している。(点A) (設問1) 従量税3を課した場合。生産者は、生産者価格Psに3上乗せするので Ps+3=P → Ps=P-3を(2)式に代入。 P-3=Q/2+5 ⇒P=Q/2+8 ・・・・・・・・・(2‘) 供給曲線(2)は課税分の3だけ上にシフトするのが(2‘)式からわかると思います。 (1)(2‘)式の連立方程式を解くと 解は、(P.Q)=(12.5,9) 価格12.5、生産量9で均衡している。(点B) 死荷重は、式(1)(2)(2’)と交点A,Bがなす三角形の面積。 底辺=3(課税分に相当) 高さ=12-9(点A,点BのQ軸座標) ゆえに死荷重=3x3÷2=4.5 ⇒答え(1) (設問2) 従価税20%を課した場合。 生産者は、同じ生産量Qに対して20%税金をとられるので生産者価格に課税分を上乗せする。 生産者価格Ps、市場価格をPとする。 tは従価税。 P=Ps(1+t) ⇒ Ps=P/(1+t)=P/1.2 これを(2)式に代入すると P/1.2= Q/2+5 ⇒P=0.6Q+6・・・・・・(3) (設問1)と同様に (1)(3)式の連立方程式を求める。 解は、(P.Q)=(12.10)価格12、生産量10で均衡している。(点C) 死荷重は、式(1)(2)(3)と交点A,Cがなす三角形の面積 ゆえに死荷重=2x2÷2=2 ⇒答え(1)
お礼
ark55さま はじめまして。 このたびは、本当にご親切に、しかも大変わかりやすくご教授いただき、誠にありがとうございました。大変良く理解できました。 どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。