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ミクロ経済学の問題について
需要曲線がD=-p+30,供給曲線がS=p-10とする。 この財に1単位当たり4の物品税が課された場合の,政府の税収の金額を求めよ。という問題なのですが、何度計算しても64となり答えである32と一致しません。 どのように解けば良いのか教えてください!
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物品税の分を足すのか引くのかわかりくいので、グラフで説明します。 需要曲線、供給曲線のグラフを書いてください。 縦軸が P:価格、 横軸が数量:D、S 2つの式は次のように書いた方が図示しやすく、イメージもわかりやすくなります。 P=30-D P=10+S (1)ここで、1単位当たり4円の物品税が売り手に課された場合、 売り手は以前より4円高い値付けにしますので、 供給曲線が4円ぶん上方にシフトし、 P=10+S+4になります。 需要曲線は不変です。 (以上、No.1の回答と同じこと) D=Sとして連立方程式を解きます。 (2)一方、物品税が買い手に課された場合、 買い手の限界効用が4円減少しますので、 需要曲線が4円ぶん下方にシフトし、 P=30-D-4 となります。 供給曲線は不変です。 D=Sとして連立方程式を解きます。 (1)は税込み価格、(2)は税別価格ですので、価格は異なりますが、数量は同じです。その数量に1単位当たりの税額をかけると税収が算出されます。
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- statecollege
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物品税があるときは、売り手が受け取る価格と買い手が支払う価格は物品税の分だけ乖離することに注意する。いま、PS=売り手が受け取る価格、PB=買い手が支払う価格とすると、需要曲線と供給曲線はそれぞれ D = - PB + 30 S = PS -10 PS = PB - 4 均衡においてはもちろん、 D = S となる。3番目の式を用いてPSを消去すると、需要曲線と供給曲線は D = - PB +30 S = PB - 14 すなわち、需要曲線はそのままだが、供給曲線が4だけ上にシフトする。したがって、D = Sより - PB +30 = PB -14 これより均衡(買い手支払)価格PBを求め、それを上の2つの式のいずれかに代入して、均衡取引量D=Sを得る。それが求められたら、政府の税収は4×均衡取引量で得られる。 もう一つの方法は、PSではなく、PBを消去する方法だ。このときは、需要曲線と供給曲線は D = - PS + 34 S = PS -10 となる。このときは、供給曲線はそのままだが、需要曲線が下方に4だけシフトする。均衡条件D=Sより、均衡PSがまず求められ、これを上のいずれかに代入すると均衡取引量D=Sを得る。もちろん、どちらの方法でも同じ結果が得られる。 あなたの補足質問の問題もまったく同様に解くことができます。 >同じような問題、例えば需要曲線がD=-p+120,供給曲線がS=pである時、この財に一単位あたり15の物品税が課されるときの均衡生産量を求めよ。という問題では供給曲線をS=p+15にして答えを出せたのですが、この違いは何なのでしょうか?? D = - PB + 120 S = PS PS = PB - 15 D = S PSを消去すると、 D = - PB + 120 S = PB -15 となるし、PBを消去すると D = - PS + 105 S = PS となり、いずれの価格を用いても、あなたの供給曲線の式は出てきません(あなたが正しい結果を得たというなら示してください!)。いずれにせよ、物品税があると、買い手支払価格と売り手受け取り価格が乖離するので、Pがどちらの価格を意味しているかを明示することが必要です。
お礼
参考になりました!回答どうもありがとうございます!
- aimaina
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ヒント。 4円の物品税が課せられると、限界費用が4円高くなるので、供給曲線は S=p-10-4 になります。
補足
回答ありがとうございます。しかし同じような問題、例えば需要曲線がD=-p+120,供給曲線がS=pである時、この財に一単位あたり15の物品税が課されるときの均衡生産量を求めよ。という問題では供給曲線をS=p+15にして答えを出せたのですが、この違いは何なのでしょうか??
お礼
なるほど、理解できました!回答どうもありがとうございます。