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カラムクロマトグラフィ
シリカゲルカラムクロマトで油脂の分画をしています。「脂質・酸化脂質分析法入門」を参考にしているのですが、カラムに入れるシリカゲル量や流す溶媒の量などがよくわかりません。シリカゲルカラムにクロロホルム、アセトン、メタノールの順に流して、全脂質を中性脂質、糖脂質、リン脂質に分ける方法で、現在は内径5cm×高さ30cmのガラスカラムに大体20cmくらいシリカゲルを入れて、全脂質1gを投入、クロロホルム750ml、アセトン3L、メタノール750mlを流しています。これで大丈夫なのでしょうか…。かなり自己流で誰も専門の人がいないので聞けないのでずっと不安なままで続けています…。アドバイスをよろしくお願いします。
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>クロロホルムを避けたいというのはどういうことでしょうか?健康上の問題でですか? え、おかしいな、今は「オゾン層破壊物質一覧」に入っているので空気中へ放散させてはいけない事になっているはずです。 我が社のドラフトでは排気ガスはアルカリ水で洗い、デミスタで水滴を排除し、活性炭層を通し、次亜塩素酸ナトリウム水で再度洗う「神奈川方式」で全排気(室内の空気はドラフトからしか出ていかないように室内は廊下に対し負圧になっている)を洗浄しています。24台のドラフトと上記除害装置を含めて1億円ぐらいです。 それですので、nmr用のCDCl3さえ重量管理されていますよ。 こうしないと「事業所」全体が「営業禁止」になって、貰った予算はこなせないし、論文も特許も書けなくなるからです。 m(_ _)m
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昨夜は眠たくて失礼しました。m(_ _)m #2様がおっしゃるように、脂質でしたらnヘキサン-酢酸エチルが標準です。私はもっとタチの悪い物を分けていたので、初期にはベンゼンさえも使いました。今クロロホルムだけでなくジクロロメタンも規制対象になりつつあるので避けた方が良いかもしれません。 シリカゲルの見かけの比重は0.5で載せる物の20から100倍の重量を用います。 ご質問者様の場合重量で200倍ですのでシリカゲルはもう少し少なくても構わないと思います。その場合やはり#2様のおっしゃるようにカラム口径を落とすのが妥当です。 あとはメッシュ数が大きいと速度は落ちるがシリカゲルは少なめで済み、急ぐときはその逆をやります。 フラクションコレクターを使って「楽をする」のが最近の傾向かもしれません。 さらに言えば中圧カラムにしちゃうのも…。お金がかかりますね。(汗 m(_ _)m
補足
どうもありがとうございます。 クロロホルムを避けたいというのはどういうことでしょうか?健康上の問題でですか?おもっきり毎日すってます。いちおドラフト内ではやっていますが…。 参考書に書いてある速度はやはり守らなくてはならいですか?フラクションコレクターなどが使用していないので、ぽたぽたのときもあれば、ジャーのときもあります。適当ですみません。これでうまく分画できているのか不安です。分画したものをGC-MSで脂肪酸組成を見ると3分画とも同じような組成です・・・。
それらの3成分でしたら、それでよいと思います。実際に不都合がないのであれば、強いて変える必要はないでしょう。 強いて言うなら、クロロホルムは避けたい気がします。代用品としては、ヘキサン-酢酸エチルの混合溶媒がしばしば用いられます。割合としては、5:1から3:1程度が良かろうかと思います。 それと、私であればもう少し、細いカラムを選ぶと思います。具体的には内径3cm程度です。しかし、5cmが太すぎると言うほどではないと思います。単に好みと言えるかもしれません。
補足
どうもありがとうございます。 補足で質問させてください。 クロロホルムをやめて、ヘキサン-さくエチの混合溶媒750ml、アセトン750ml、メタノール750mlの順で流すということでしょうか? 3cmにするとシリカゲルの量を減らして流出時間はながくするということでしょうか? また、別のことなのですが、使い終わった大量の有機溶媒はどのように処分すればよいのでしょうか。カラムを行う前は少量だったのでドラフトないで飛ばしていたのですが、今は大量で、とりあえず空き瓶に入れていたらかなりの量がたまってしまいました…。廃液でだせるものなのでしょうか? 長々と書きすみません。時間があるときでいいのでアドバイスをお願いします。
OKです。
お礼
わーお。そうなのですか!無知ですいません。小さな会社なのでそういったことを全く気にかけていないようです。問題ですね。 ありがとうございます。