こんばんは。
日記は身辺雑事の継続的な記録ですが、記録の為でなくて文章力の向上の為に書いておられるのでしょうか。
そうならその目的に沿って何をすれば良いかを考えて見ます。
文章力を上げる為に私が良いと考えるのは;
1)良い例を知る(読む)
2)実践する(自分で書く)
3)反省する(文章を推敲する)
1)は小説などの、ある限られた部分を繰り返し味読されるのは如何でしょうか。
その部分を著者は何故そのように書いたのか、その情景を表現するのに自分ならどういう言い回しをするだろうか、を細かく研究して見ます。
言葉の選び方や並べ方、区切り方など、文章を分解して見ると面白いと思います。
何がどう書かれているかを理解したら、次はその文章を見ずに、同じその情景を今度は自分の言葉で書いて見て比較するなどは勉強になると思います。
2)文章を沢山書くというのは何より苦手意識を払拭するのに役立つと思います。
書くものがネタ切れになりにくい「日記」は良いジャンルですね。
それを時には電気製品の取扱説明書にして見たり、二ユースの感想文にして見たり、身辺の出来事から抽象論を引き出して見たりとあれこれ試みられてはどうでしょう。
3)反省をする、これは実際に書く以上に文章力獲得の役割を担うと思います。
自分の文章を翌日推敲して見る、ちょっと良くなる、次の日も読み返して書き換える、更に解りやすくスマートな文章になる、これを納得が行くまで何日も繰り返します。
毎日推敲成果をそれこそ日記のように書き留めて行くと最初の文章から良くなって行く過程がよく解ると思います。私はこの「推敲する」が文章力向上の「決め手」ではないかと思います。通常の日記付けでは決して獲得出来ないものを日記の手法で得られるこのやり方は是非お勧めです。(私のオリジナルですから権威はありません)
推敲を繰り返しやっているうちに気をつけるべきポイントが見えてきます。
それを自分で少しずつ書き留めて行きます。私のは現在11項目になっています。
私も日記を書き始めて6年になります。私は自分のホームページで書いていますから見せる文章なので苦労していまが、身辺雑事にとどまらずそこから話題を一般論に広げるように気をつけています。身辺雑事など他人には興味が持てませんからね。