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「~ほうがよかった」の使い方を教えてください
日本語を勉強中の中国人です。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2095116 上記質問の#7の方のご回答の中で言及された「~ほうがよかった<後悔>」はどのように使うのか、教えていただけないでしょうか。「~ほうがよかった」を使う例文を書いていただければとても嬉しいです。 自然な日本語で文章を書きたいと思っていますので、よろしければ質問文の添削もしていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
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#8です。 しつこくて申し訳ありませんが、自分の説明がどうも不満足なのでまたおじゃまします。 また皆さん方のご意見も参考にさせていただきながら述べてみたいと思いますので、ご了承くださるようお願いしておきます。 最初に、既に述べましたが、私は「た」を過去形と解釈しておいたほうが理解し易いのではないかと思います。 ◆ まずご質問者当初の疑問点をもう一度確認しておきます。 先のご質問は、 【「~したほうが」の「た」は何でしょうか。「~したほうが」と「~するほうが」は使い分けておられるでしょうか。】でした。 「カードを使って引き出すほうがかんたんです」という例文が挙げられています。 「ほうが」=「方が」で【選択】の意味を持つことは納得されたと思います。 そして、「引き出す」という現在形で表現するのは、その動詞の「一般的性質(あるいは効果)」に基づいて選択が行なわれたということでしょう。 つまり、『「カードを使って引き出す」という行為が「簡単」という結果をもたらします』という一般的判断を述べているわけです。 これに対して「引き出したほうが」と言う場合は、 『「引き出した」という既成事実を作り上げたとしても、決して後悔はしないほど間違いなく簡単ですよ。』 という意味で、それほど自信を持って簡単であることを強調していることになるのだと思います。 このような意味で「た」を「過去形」と解釈しておくとわかりやすいのではないかと述べているわけです。 無論、わかりやすくするためだけに言うわけではありません。 「現在」という時制を認識すること自体が不可能(あるいは難しい)という本質があるからです。 なぜなら、例えば「今 ! 」と言った瞬間に「今」という言葉、及び「言ったという事実」は過去になっているからです。 それで現在完了形というものを「発明」したりしているわけでしょうが、紛らわしいものにならざるを得ません。 端的に言うと、人間には厳密な意味で(あくまで厳密な意味で、です)主観的に把握できる「現在」は無い、と思われます。 ◆ 今回のご質問は、 【「~ほうがよかった<後悔>」はどのように使うのか】という内容です。 様々な観点からの回答がなされていますが、それに対するお礼や補足を見て感じたことを述べてみたいと思います。 1、「ほう」が選択の意味であることは既に述べました。 選択である以上、必ず「~」以外の事柄と比較していることになります。 すでに過ぎた過去の選択について「あの時~しておけばよかった」ということですから、結果として後悔と同義になるわけです。 2、「のに」は、後に続く「実際はそうではなかった」という言葉が省略されていると考えてよいでしょう。 そうでなかった事実を再認識することで、結果として【強い後悔の念】を表現することになります。 「天ぷらのほうがよかった」は、まずいトンカツと比較して「天ぷらという選択をしたほうがよかった」という意味ですし、 「天ぷらのほうがよかったのに」は、後に省略されている「実際は違ってトンカツだった」という「よくなかった事柄」を改めて再認識することによって「より強い後悔の念」を表現していることになります。 「贈り物にするのなら,包装は豪華なほうがよかったのに ! 」は、「贈り物にするのなら,包装は豪華なほうがよかった ! 」よりも相手(店員など)に対する強い非難のニュアンスが含まれることになります。 ただ、これは他人に対してだけではなく自分で深く後悔する場合でも使えます。 上記の例文は包装をしたのが他人であることが前提になっているので、他者への非難ということになっているだけです。 「映画に行けばよかったのに。」あるいは「映画に行ったほうがよかったのに」は、通常は他者に対して用いられる表現です。 ただ、「今日は時間がたっぷりあったのだから、前から見たかった映画に行けばよかったのに ! また一日家の中でボ~っと過ごしてしまった。本当に私は出不精だなあ。」などという【自身に対する強い後悔】のニュアンスを込めて独り言を言っているような場面では自分自身の行為にも使えるということです。 ですが、たとえば花子さんが牛乳を間違って買ったことでとても後悔するような性質であれば、「あれ? まだ牛乳残ってたんだ。買わなければよかったのに、どうして買ってしまったんだろう。私の記憶力は大丈夫かしら。我ながら本当~に心配 ! 」と言う場面もあるでしょうが、牛乳一つでそこまで自分を責める人は少ないでしょうから、【強く(深く)後悔する】意味を持つ「のに」を使うと不自然な印象を与えます。 もう少し一般的な例では、『「あんなこと言わなければよかったのに」と思い出しては悔やむことがあります。』 という自省の文が挙げられるでしょう。 3、『「ほうが+過去形」で後悔、遺憾などの気持ちを表せることはちょっと理解不能です。』とおっしゃっていますが、このお気持ちは良くわかります。 「あの店のほうがおいしかった」という場合、単に以前行った他の店と比較して【おいしかったという評価】(支持)をしているだけだという解釈のほうが自然だからです。 「走るより泳ぐほうが速かった」 「僕より君のほうが頑張った」 など『比較する事柄(速い・頑張る)が明確になっている場合』も同様です。 ただ、「~ほうが【よかった】」という漠然とした言葉を使う場合、「~」ということの内容を評価しているわけではないのです。 「走るより泳ぐほうがよかった」は、「泳ぐことがよかった」のではなく、「泳ぐという【選択をしたほうが】よかった」ということです。 「僕より君のほうがよかった」は、「君がよかった」のではなく、(意味は同じですが)「君というという【選択をしたほうが】よかった」という意味になります。 つまり、「~ほうが+過去形」ではなく、「~ほうが+よかった」という表現が後悔を表わしている場合が殆んどではないかということです。 【過去に実際にしてしまった選択】と比較して、【そうではない選択】をしたほうが「よかった」と言っていることになるわけですから。 「~ほうがよかった」は、 『~を選択したほうがよかった』 という一連の意味と考えれば良いのではないかと思います。 4、「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってたな~」は、少し意味合いが違います。 「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってた」とすれば、3で述べたように【単なる比較】にすぎません。 後悔の念が含まれているとすれば文末の「てたな~」という、過去に対する詠嘆による効果ということになるでしょう。 「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってるな~」は、「てるな~」と現在形ですから普遍的な認識としての感想です。 買う前の感想でもよいですし、または、今日はいているのはスカートですが他にズボンも持っていて、そちらのほうが似合うと思う、と相手の人が言っているわけです。 「白の(スカートの)ほうがよかった」は後悔を表わしますから、黒を買ってきた場合でしょう。 自分にものすごく怒る時に「黒のほうがよかったのに!!!」と言うことはできると私は思いますが、やはり、文末が「のに」で終わるのは自然とは言えません。 「ちょっと考えてみればわかりそうなものなのに、どうして気がつかなかったのだろうか ! 黒のほうがよかったのに !!! 本当に私って馬鹿ね !!! 」ぐらいの迫力(または注釈)がないと文章としては不自然に受け取られると思います。 また逆の意味で「~ほうがよかった」という表現を他者に対して使うこともできます。 「もっと大きいほうがよかったのに」というのは通常は相手への非難になります。 これを、やや独り言に近い印象になってしまいますが、「もっと大きいほうがよかった・・・」のような感じで使うと【あまり強くない非難】のニュアンスを出すことができるということです。
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- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
#8です。ご返事ありがとうございます。 >「あっ、良かった!」、「あっ、良かったですね!」は日常でよく聞きます。この「良かった」はどんな時のことに対して使うのでしょうか。過去のことに対してでしょうか。 :本質的には過去のことと言って良いと思います。 ただ、「過ぎ去ったばかりの過去のこと」を【完了形】と言うこともあるということでしょう。 少なくとも未体験・未経験の事柄に関してこのような表現は不可能であることは確かだと思います。
お礼
早速のご返事ありがとうございます。 >少なくとも未体験・未経験の事柄に関してこのような表現は不可能であることは確かだと思います。 申し訳ありませんが、この文の意味がよく分かりません。何のことを言っているのでしょうか。教えていただけませんか。 よろしくお願いいたします。
- shigure136
- ベストアンサー率37% (278/744)
awayuki_ch さんこんにちは。 ずいぶん盛り上がっていますね。 二つの微妙な表現は、我々も質問されて初めて考えてみるような問題です。 「う~ん???」ってところですね。 ちょっとだけ気づいたことを記します。 A「○○すればよかったのに」 B「○○すればよかった」 Aの方は「相手の人」に対して言っている。 Bの方は「自分」に対して言っている。 こんな気がするのですが。 例えば補足の例文 「このトンカツは美味しくないや。これなら天ぷらのほうがよかった」の場面。 このシテュエーションは、食事に来た二人。一人は天ぷらを注文。もう一人は迷ったけれどトンカツを注文。食べてみたらトンカツは美味しくなかった。前にいる友人を見てみると、とても美味しそうに天ぷらを食べている。 「しまった、やっぱり天ぷらにしておけばよかった~」と悔やむこと、悔やむこと。 この言葉は自分に向けられて発せられています。 では、次のシテュエーションを読んでください。 食事に来た二人。 Aさん「何にしょようかな~。この前来た時食べた天ぷらは美味しかったからね~」 Bさん「そうだね。でも、俺、今日はトンカツを食べたい気分だよ」 Aさん「トンカツか?俺はこの前と同じで天ぷらにしようかな」 Bさん「同じ物ばかり食べないで、今日は俺に付き合ってトンカツにしろよ」 Aさん「う~ん。この店は天ぷらの方が美味しいんじゃないのかな~」 Bさん「今日はトンカツ、トンカツ」 Aさん「じゃ、そうするか」 本当は天ぷらを食べたかったAさんは、Bさんに勧められて、しぶしぶトンカツを注文したのです。 ところがトンカツはあまり美味しくなかったのです。 Aさんは「お前が強引に勧めなければトンカツなんか注文しなかった」と心の中で思いながら、Bさんを睨みながら「これなら、天ぷらの方がよかったのに」と言うのです。 Aさんが発した「これなら、天ぷらの方がよかったのに」おちう言葉の後には、「お前、責任取れよ」とか、「お前があんなに強く勧めるからだぞ」とか、「俺の言うことを聞いときゃよかったんだよ」など、Bさんを責める言葉が続きます。 しかし、同じシテュエーションでも、AさんがBさんの言いなりになったことを後悔しているのであれば、「これなら、天ぷらの方がよかった」とポツンと独り言を言うかもしれません。 「のに」はどうやら「その行動を取らせた相手」を責めるような心理状態のときに使われるのではないかと思われます。 これは、「映画に行ったほうがよかった」と「映画に行ったほうがよかったのに」も同じです。 ★質問文「上記質問の#7の方のご回答の中で言及された」に「の」が五つも入っています。何か良い書き方はありませんか。 →「上記の質問に対して#7の方が回答の中で言及された」 →「上記の質問に対する#7さんの回答文で言及された」 などでは如何でしょうか?
お礼
shigure136さん、毎度お世話になります。 いつも理解しやすいご回答を誠にありがとうございます。今回も大変参考になりました。生会話はニュアンスの理解にとても役立ちました!質問文までも貴重なアドバイスをいただき心より感謝いたします。 本当にありがとうございました。
補足
次のようなシチュエーションを想像しました。 デパートへスカートを買いに行った。スカートの売り場で、同じデザインのスカートが、白のと黒のと両方ともすごく気に入った。結構迷っていたのだが、結局白のにした。家に帰ってびっくりしたのは、なんと母は買い物に行ってきて、買わなかった黒いスカートを買ってきた。 上記のようなシチュエーションなら、私は自分の買ってきた白いスカートを見ながら、「白にしてよかった!」であっていますか。「白のほうがよかった」だと、私は黒いスカートを買ってきた場合でしょうかね。私はたぶん「白にしてよかった」と「白のほうがよかった」と間違えていると思います。 もし、災厄に母は白いスカートを買ってきたら、私は自分の買ってきた白いスカートを見ながら、「黒のほうがよかった」であっているでしょうか。「黒のほうがよかったのに」と私自分自身に普通言わないのでしょうか。自分にものすごく怒る時に「黒のほうがよかったのに!!!」でも可能でしょうか。やはりこれまで皆さんがおっしゃる通り、「黒のほうがよかったのに」は母を非難するニュアンスのように聞こえるでしょうね。 以上、間違えましたら、ご指摘ください。よろしくお願いいたします。
- mannequinkatze
- ベストアンサー率26% (51/196)
んー? #4ですが、何がお分かりにならないのか、分かりません。 「ナントカのほうがよかった」が後悔を表すのは当然すぎるくらい当然のことと感ぜられます。疑問の余地はなさそうですがあえて解説するなら。 「ナントカのほうがよい」と言うときは、そのナントカを選ぶことができるのです。ですよね? しかしながら「ナントカのほうがよかった」と完了形で言うのは、ナントカのほうがよいということが選択の段階で分からなかった、今になってようやく分かったということです。分からなかったからその選択はしなかったたのでした。もう今となってはどうしようもない、となれば、残念だという気持ちがおのずと溢れ出るでしょう? 当たり前のことではないかしらん。 ちなみに「ナントカのほうがよかったのに」は明らかに中途で言いさしています。何が続くかはひといろではありませんが、たとえば「なんでそうしなかったんだよ~」とか「そうしないとはなんて大馬鹿野郎なんだ~」です。非難する感じがある。だから九分九厘まで他人に向けて使うんじゃないかな。 自分の行為なら「こんなことなら天丼を頼めばよかった」が普通ですが、「のに」をくっつけるなら「こんなことなら天丼を頼めばよかったのに、俺の馬鹿、俺の馬鹿」と他人事のように言い回す(罵倒は他人に向けるのが普通なところを自分に用いる)必要が出てきますな。 #4の補足質問について。 【する】は文例を示すつもりで書いたものです。つまり自然に頭に浮かんだものであり、【した】は不適切として退けた結果です。なぜかを説くべきところですが、間違ったことを言いそうな気がするのでやめておきます。すみません。 なんかこの、お役に立てたような気がぜんぜんしないので、ユーザ情報の文章に朱を入れて進ぜましょう。 >日本にいないので、身の回りの語学環境はよくないと思います。 この「ので」の使い方は間違いでしょう。新明解第五版には「前件が理由・原因となって、後件に述べる事柄が起こることを表す」とあります。ここでの前件と後件の結びつきはもっとゆるやかなものでしょう。ですからここはたとえば「日本は遠く、語学環境はじゅうぶんに整っているとは申せません」などとするべきです。「身のまわり」と「環境」は重複感が強いので一方は捨てねばなりますまい。しかし「語学環境」というのも熟した言い方ではない。もしこれを避けるとなると「日本語」という言葉を使うしかないかな。でもその直前に「日本は遠く」とやってしまっている。ならば「日本」を使わず「お国」でいきましょうか。うはー、これはいいですよ。適度な古びがあって。「お国は遠く、大学を離れた今、日本語を学ぶ環境はじゅうぶんに整っているとは申せません」などとしたらいいのでは。 >綺麗で美しい日本語を身に付けたいので、皆様のご指導を宜しくお願い致します。 うーん、この「綺麗で美しい」という言い方はどうなんだろう。すごく重複感があってネイティブなら避けるところですが、捨てがたい気もする。一途な願いの強さが胸に触れるようなところもないではない。 まあ、なんの奇もない尋常な言い方なら「正しく美しい日本語」でしょうね。平凡を通り越して陳腐な言い方としては「清く正しく美しく」というのがあります。宝塚歌劇団という、ご存知かどうか、変なものがあるんですが、そこのモットーなんですが。ふざけてよく使われるので憶えておくべきですが、安易に使わないほうがいいですね。 「皆様のご指導を宜しくお願い致します」は正しい表現ですが、「ご指導」は「あおぐ」という非常に仲良しの動詞があるのでこれを使ってみましょうか。それと淡雪さんはどうも「存じます」をお避けになる傾向があるようにお見受けしますが、どしどし使ってよいと思いますよ。ことによると若い世代には気疎い敬語なのかもしれないけど。 「正しく美しい日本語を身につけるために皆さまのご指導を仰ぎたく存じます」 >ご回答にお礼と締め切りを必ず真面目に対応することをお約束致します。 「ご回答に」はまずいですな。「いただいたご回答には」とか「頂戴したご回答には」などとするべきです。あと「お礼と締め切りを対応する」という繋がり方も正しいものではありません。 「いただいたご回答には必ずお礼を申し上げ、締め切りも決して怠らぬことをお約束いたします」 「真面目に」はいかにも淡雪さんに相応しい言葉なので生かしたかったけど、使いどころが見つかりませんでした。長くなったので今日はここまで。ご参考になれば幸いです。 いや、やっぱり「真面目に」を使いましょう。 「ご回答をいただいたら必ず真面目にお礼を申し上げ、疑問が解決に到ればすみやかに締め切ることを固くお約束いたします」 頭の部分が変わったのは「に」の連続を避けるためです。では。
お礼
毎度お世話になります。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「ナントカのほうがよかった」の詳しい解説は大変参考になりました。まさにこんな当たり前の箇所が理解できませんでした。ごめんなさい。頭がおかしいです。 また、ユーザ情報の文章に朱を入れていただき感謝の気持ちでいっぱいです。敬語と文章の書き方に非常に役立ちました。繰り返し読みます。おかげさまで、後日ユーザ情報の更新もさせていただきます。 本当にありがとうございました。
補足
>【する】は文例を示すつもりで書いたものです。つまり自然に頭に浮かんだものであり、【した】は不適切として退けた結果です。 「退けた」の読み方を教えていただけないでしょうか。辞書を引きましたが、なんと「しりぞける」、「どける」、「のける」三つの読み方もあるんです。 >平凡を通り越して陳腐な言い方としては「清く正しく美しく」というのがあります。宝塚歌劇団という、ご存知かどうか、変なものがあるんですが、そこのモットーなんですが。ふざけてよく使われるので憶えておくべきですが、安易に使わないほうがいいですね。 宝塚歌劇団は知っています。日本のとても有名な歌劇団ですね。こちらにも来訪したことがあります。マスコミでは評価よく報道されたことを今でもよく覚えています。全員きれいな女性の踊りの団体でしょう。変なものですか?「清く正しく美しく」はおかしいですか。特に「清い」という字の雰囲気が気に入りますが・・・
- nanpon3005
- ベストアンサー率18% (83/443)
度々すみませんNO2,NO9で回答した者です。 >「新幹線のほうにすれば良かったな~」 話しかける場合では、 「新幹線のほうにすれば良かったね」 などです、「な」だと、自分で完結してる印象もあります。自己完結と言うのでしょうか、独り言に近いかもしれません。 ですが、前者の例を自己完結と書きましたが、どちらかと言うと相手にあまり同意を求めていない感じがしめす、 「新幹線のほうに(にすれば)良かったかな?」だと相手に意見を求めてますね、「良かったかな?どう思う?」の「どう思う?が隠れてる雰囲気です。 「良かったね?」は相手に同意を求める感じです。 意見と同意の違いですがなんとなく分かって頂けるでしょうか?
お礼
度々ありがとうございます。「な」、「かな」、「ね」の感じがよく分かりました。本当にありがとうございました。
- nanpon3005
- ベストアンサー率18% (83/443)
NO2で回答した者です。 「良かった」の文末の「な」「に」にですが、私は専門家ではないので一般的に、友人同士では、と言う考えだと思って下さい。 「な」ですが女性でも使います、私は女性ですが、先ほどの例文に当てはめてお書きになった例文で大丈夫です。言い方によってはちょっと「甘える」や「すねる」のような表現ができます。 「新幹線のほうにすれば良かったな~」 話しかける場合では、 「新幹線のほうにすれば良かったね」 などです、「な」だと、自分で完結してる印象もあります。自己完結と言うのでしょうか、独り言に近いかもしれません。 逆に自分ではなく相手に言う場合でも使えます。 「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってたな~」です、でもこれだと、ちょっと相手を責めてる印象がありますので、言い方をかわいくしたり、彼氏などに甘える時などに使えますね。 「こんなに長電話しちゃうなら会ったほうが良かったな~」なんて(笑) 「に」ですが、「~~のほうが良かったのに」でも間違いではありませんが、相手を責めてる印象が強いです。 「良かったのにな」だと少し責めてる印象がやわらぎます。 親しい友人との会話の中で使いたいのでしたら、 「~~のほうが良かったね?」など 「~~のほうが良かったね?どう思う?」などで充分伝わりますよ。 「ほうが」を入れることに違和感を感じるんですよね?確かに入れないでも充分会話は成り立ちます、これは日本人のハッキリ言わない(責めない、謙遜する)感情が出た典型的な物のような気がします。 先ほど出した例文で考えると、 「こんな事なら飛行機じゃなくて新幹線にすれば良かった」でも会話の中では言い方によって違和感はありませんが、文字にした時に、強いイメージがあります。 友人同士の会話の中では無理に付けなくてもいい言葉だと思いますが、「~~のほう」という表現は、主張を少しやわらげる効果があります。 会話だと、言葉のニュアンスでイメージが変わりますので、 「ズボンにすれば良かった」 「あっちの店が良かった」でも充分に成り立ちます。 「~~のほう」を付けると、上記の「ズボンは・・・」は自分だけの問題ですからいいですが、「あっちの・・・」だと友人は本当は美味しいと思ったかもしれない事実を言えなくしてしまう雰囲気がありますね(自己主張が強い)これを「あっちの店のほうが良かったね?」にすると、友人は「そうかな?」とも「そうだね」とも言える環境になりますね。 これは独特の、相手の機嫌を伺うような表現ですが、言葉をやわらげる効果があるので、使うと印象が優しくなります。 >上記質問の#7の方のご回答の中で言及された。は 上記アドレスのNO7さんが回答の中で言及された。 上記の質問の中でNO7さんが回答の中で言及された。 上記の中でNO7さんが言及された。 でも充分解りますし、失礼な表現ではないですよ。
お礼
再びありがとうございます。「な」、「ね」の語感がよく分かるようになりました。日本語は本当に難しいですね。質問文への添削意見にも感謝いたします。 申し訳ありませんが、補足の意味が理解しにくくて訂正させていただきます。 >買った後、別のズボンを見かけた時に、残念な気持ちを表す一言でしょうか。 スカートを買った後、ズボンを見かけた時に、残念な気持ちを表す一言でしょうか。 >「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってるな~」なら買う前の選択意見でしょうか。 「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってるな~」はスカートかズボンを買う前の選択意見でしょうか。
補足
「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってたな~」の使うシチュエーションを教えてください。買った後、別のズボンを見かけた時に、残念な気持ちを表す一言でしょうか。 「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってるな~」なら買う前の選択意見でしょうか。 また、「~~のほうが良かったのに」は自分の行為にも使えるでしょうか。 何度も本当に申し訳ありません。よろしければ、教えていただけないでしょうか。お願いいたします。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
◆ 「~ほうがいい」「~ほうがましだ」「ほうがよかった」を、それぞれ<忠告><選択><後悔>とわける解釈も間違いとは言いませんが、最初からこの解釈にこだわると本質を見失ってしまうかもしれません。 基本形の「~(の)ほうが」は、「~(の)方が」です。 「方」は【複数(通常は2つ)を比較した上で、あるひとつの方を選択する】というニュアンスを含んだ語彙です。 「方角」「北方」「方面」などの熟語からも類推できるように、「ある方向を指し示す」という意図が含まれるのだと思います。 「~(の)方が」と言ったら、必ず【比較した結果~を選択】ということになります。 それが、 「~(の)ほうがいい(良い)」と現在形の場合は、 <忠告・希望・支持>などの意味を表わすことが可能になり、 「~(の)ほうがよかった(良かった)」と過去形の場合は、 既に過ぎ去った過去の選択について「こちらの方が良かった」と変えようのないことについて言及しているので<後悔・反省>になるだけで、当然の理屈ということです。 <忠告>「それは触らないほうがいい」 <希望>「大きいほうがいい」 <支持>「彼のほうがいい」 <後悔・反省>「あんなこと言わないほうがよかった」 など、「~ほうが」という構文は場面に応じて色々使えますが、全て【選択】という本質では共通しています。 <忠告・希望・支持・後悔>という解釈は、前後の文脈からあくまで結果として導き出されるものと考えたほうが良いかもしれません。 ◆ ご質問文自体に特に不自然な箇所は見当たりません。 と思いましたが、少し気にされている箇所があるようなので触れておきます。 『上記の質問において、#7の方がご回答(の中)で言及された~』 ということもできそうです。
お礼
毎度お世話になります。 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。全て【選択】という本質では共通しているのは納得できます。とても参考になりました。 本当にありがとうございました。
補足
>既に過ぎ去った過去の選択について「こちらの方が良かった」と変えようのないことについて言及しているので<後悔・反省>になるだけで、当然の理屈ということです。 当然の理屈でしょうか。ごめんなさい。本当に頭が悪いです。「こちらの方が良かった」は変えようのないことについて言及しているのでしたね。 「あっ、良かった!」、「あっ、良かったですね!」は日常でよく聞きます。この「良かった」はどんな時のことに対して使うのでしょうか。過去のことに対してでしょうか。頭がちょっと・・・もう一度教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- NannoFlower
- ベストアンサー率21% (419/1951)
>「よかった」だけでも後悔のニュアンスを出せるのでしょうか。 「よかったのに」だと、自分が後悔しているというより、他人を責めている感じですね。 ○「よかったのに」 花子さんが太郎さんに買い物を頼んだ。 花子「3個も買ってきたの?2個でよかったのに。」 太郎「3個の方が安かったんだよ」 ○「よかった」 牛乳を買ってきた花子さん。冷蔵庫を開けたらまだ一本入っていた。 「あれ?まだ牛乳残ってたんだ。買わなければよかった」 という感じ。 ○「このトンカツは美味しくないや。これなら天ぷらのほうがよかった」の場面 レストランに行って、何を注文するか悩んだ。そうしてトンカツを頼んだが、思ったよりも美味しくなかった。 なので、天ぷらを注文しておけばよかったと後悔しているのです。 「上海に行ったので、デパートで百果月餅を買ってきた。だけどあまり美味しくなかったので、椰蓉大月餅にすればよかった」 私の後悔は食べ物ばかりですね。(笑)
お礼
再びありがとうございます。例文と場面を両方とも書いていただきとても助かりました。非常に理解しやすいと思います。本当にありがとうございました。 「百果月餅」は私もとても苦手です。人を引きつける力がある名前ですけどね。絶対椰蓉のほうがおいしいで~す。今度、塩卵入り月餅もチャレンジしてみたら。おいしいですよ。「民以食為天」(民は食をもって天と為す)♪
補足
「よかった」の例文なのですが、花子さんは彼女自分自身に「あれ?まだ牛乳残ってたんだ。買わなければよかったのに」と言うのはおかしいのでしょうか。自分を責める、自分に文句を言うニュアンスと取られるでしょうか。
- glifonglifon
- ベストアンサー率47% (81/172)
「~すればよかった」と、「~すればよかったのに」の違いをお答えします。 ●映画に行けばよかった。→自分自身の行為について後悔している、というニュアンスがあります。 ●映画に行けばよかったのに。→相手に向かって、相手の行為を「残念だったね」と、言っているニュアンスです。 いかがでしょうか?
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。とても参考になりました。 本当にありがとうございました。
補足
ご説明は納得できます。まだすっきりしていないところがあるので、ご意見をお聞かせください。 >映画に行けばよかった。 他人の行為には使えないのでしょうか。 >映画に行けばよかったのに。 自分自身の行為には使えないのでしょうか。 以上の二箇所をもう一度教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- he-goshite-
- ベストアンサー率23% (189/802)
No.3です。訂正があります。 例文で示した中の「小さな」は,形容動詞(ナ形容詞)ではありませんでした。連体詞です。 別の例文: 「贈り物にするのなら,包装は豪華なほうがよかったのに!」(ナ形容詞=形容動詞) (※うっかり,簡素な包装のほうを選んでしまった後悔)
お礼
再びありがとうございます。ご訂正は了解いたしました。例文とご説明はとても助かりました。 本当にありがとうございましt。
補足
「贈り物にするのなら,包装は豪華なほうがよかったのに!」と「贈り物にするのなら,包装は豪華なほうがよかった!」とのニュアンスは一緒なのでしょうか。よろしくお願いいたします。
- mannequinkatze
- ベストアンサー率26% (51/196)
ん? 「ナントカしたほうがよかった」の具体例を示せっていうご要望じゃないんですか? 助動詞「た」の使い方についてのご質問ですよね? つまり「~するほうがよかった」ではなくて「~たほうがよかった」とするほうが適切な場合についてお聞きになりたかったんじゃないかと思うんですが。「たり」の末裔の話ですよね。 であるとして。 もっとも典型的な用例。(ただし「後悔」とはニュアンスが異なるけど同類であるはずです。言うなら「遺憾」かな。) 「ナントカするくらいなら死んだほうがマシだ!」 に尽きるでしょう。このとき「死ぬほうがマシだ」とは絶対に言いません。文法的には十分以上に可能なんですけどね。それほど典型的なわけです。
お礼
毎度お世話になります。 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。 >つまり「~するほうがよかった」ではなくて「~たほうがよかった」と【する】ほうが適切な場合についてお聞きになりたかったんじゃないかと思うんですが。 「た」のことを追究したくないと補足欄で書きましたが、一つ聞いてもよろしいでしょうか。mannequinkatzeさんは上記の引用した一文を書く時に、「【した】ほうが適切な場合」ではなく、「【する】ほうが適切な場合」と自然に頭の中から出てきたのでしょうか。私なら、たぶん「【した】ほうが適切な場合」と書いてしまいます。
補足
今回の質問では、「したほうがよかった」と「するほうがよかった」の違いを追究したいわけではなく、「ほうが+過去形」で後悔、遺憾などの気持ちを表せることはちょっと理解不能です。「ほう」の前の接続はさておき、「ほうがよかった」という文型の使い方を知りたいんです。#2の方のご回答のように、文例とシチュエーションが両方あれば一番助かります。よろしくお願いいたします。
お礼
補足の続き 申し訳ありません。補足の続きです。まだすっきりしていない一箇所です。前回の質問なのですが(すでに締め切り)、よろしければ説明していただけないでしょうか。 >これに対して「引き出したほうが」と言う場合は、『「引き出した」という既成事実を作り上げたとしても、決して後悔はしないほど間違いなく簡単ですよ。』という意味で、それほど自信を持って簡単であることを強調していることになるのだと思います。このような意味で「た」を「過去形」と解釈しておくとわかりやすいのではないかと述べているわけです。無論、わかりやすくするためだけに言うわけではありません。 この「引き出した」の「た」の理解はいまいちです。「既成事実を作り上げたとしても」からすれば、「完了」の「た」のことでしょうか。「決して後悔はしないほど間違いなく」の意味はどこから見えるのでしょうか。よろしくお願いいたします。 また、補足欄の訂正は一箇所です。 『しかし、2の「よかった」はちょっと違う感じがします。この「よかった」から話し手の楽しい、興奮などの一連の気持ちも感じられると思います。』と書きましたが、「楽しい」を「嬉しい」に書き直せていただきます。 『しかし、2の「よかった」はちょっと違う感じがします。この「よかった」から話し手の嬉しい、興奮などの一連の気持ちも感じられると思います。』とするべきでした。 大変失礼いたしました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お礼 hakobuluさん、お礼が遅くなりまして申し訳ありません。度々ありがとうございます。 この回答文を拝見して心が見通された感じがします。hakobuluさんは私の困っているところをよく理解しておられると思います。特に回答3。いろいろ非常に参考になりました。だいぶすっきりになりました。 本当にありがとうございました。
補足
まだすっきりしていない箇所について補足いたします。 1.「よかった」という言葉。 「:」の前のシチュエーションとさせていただきます。 (1).伝記小説の文:「田中花子氏は中学時代で国語の成績は非常によかった。しかし、数学などの理科系の成績は非常に悪かった。・・・」 (2).富士山の頂上に到着した時の心境:「よかった。やっと着いた。」 「よかった」という言葉は不思議な感じがします。1と2の「よかった」は同じ「よかった」と思えないのですが、hakobuluさんのご意見はいかがでしょうか。1から受けたイメージなのですが、作者は非常に冷静的というか、客観的に花子さんの過去のことを記す感じがします。「よい」という形容詞の過去形だと認識しています。もし「花子さんは中学時代で国語の成績はとてもよかった」という文を現在形に「変えなさい」と言われると、「花子さんは今国語の成績はとてもよい」になるでしょう。 しかし、2の「よかった」はちょっと違う感じがします。この「よかった」から話し手の楽しい、興奮などの一連の気持ちも感じられると思います。 変な比喩をするなら、1の「よかった」は平然たる大人っぽい感じの「よかった」に対して、2の「よかった」は10代の感情豊富な若者の「よかった」のような気がします。 「~ほうがよかった」の中の「よかった」はどちらの使い方の「よかった」なのでしょうか。ちょっと回転が・・・うまく自分の意味が書けなくて申し訳ありません。必要があれば、また補足いたします。 2.#12さんの補足欄で書いたシチュエーションとさせていただきます。私は白のスカートを買ってきて、母は私の買わなかった黒のを買ってきました。その時に、私は白のスカートを見ながら、何と言いますか。あるいは何と考えますか。 1.「白にしたことはよかった!」 2.「白を買ったことはよかった!」 3.「白にしてよかった!」 4.「白を買ってよかった!」 5.「よかった!私の選択はやっぱり正解!」 1と2は文法の本の直訳のように見えます。日常でたぶんこのような文は使わないでしょう。3と4も文法の本の直訳の文っぽいです。わざと動詞を出す必要がないような気がします。3と4は日常ではそのまま使える文なのでしょうか。5は自分で思いついた表現です。たぶん不自然に聞こえると思います。恐れ入りますが、この場で言う(あるいは考える)ネイティブな日本語を教えていただけないでしょうか。実際使う言葉(文法を説明する直訳の文ではなく)の視点でのご回答お願いいたします。 もう一度教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。