- ベストアンサー
韓国の身分制度
韓国の身分制度についてお聞きします。 韓国には本貫といって、先祖代々からの血のつながりを社会制度として強く維持しています。 同時に、身分制度も長く固定されてきました。 これらは関連しているのでしょうか? 例えば、○○李一族は下人とか、○○朴一族は両班とか? それとも、同じ○○チェ一族でも、中人もいれば両班もいるとか? 身分のそもそもの発端は何でしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
この点については、ある程度知っているが、No.1氏と同様の理由で、答えるのを躊躇していました。 ヤンバン(両班)は「族譜」を作り、自らの系譜を誇ってきました。しかし、李朝時代、ヤンバンが異常に増殖するのです。そこには、系譜の偽造も当然あったわけです。その結果、今では、大概の家が、祖先がヤンバンにつながることになってしまっています。
その他の回答 (1)
- nagarjuna
- ベストアンサー率36% (36/100)
韓国の身分制度については、中公新書の「両班」を読まれるのが一番良いです。韓国の身分制度をこの狭い解答欄で正確に答えることは、難しいことです。 両班に限って言えば、そういう客観的な証明書が存在するのではなく、その一族が周りの社会的な認知によってそうだと認められるものです。具体的には、その一族の始祖が高麗王朝や朝鮮王朝の創設に寄与した功臣だったとか、科挙合格者を多数輩出した家柄であるということで両班だと認知されます。それを具体的に明かすのが、族譜と呼ばれるものです。 朝鮮王朝中期以降、一族も両班である一族の本流へ、中人、常民などの傍流がから次々と族譜への記載を求める運動が広がり、次々に両班になっていきました。したがって身分制度は固定的なものではありませんでした。 現在の韓国国民は、ほとんど両班出身ということになっており、誰もが一族と出身本貫を持っています。中人、常民、奴婢だった人たちはどこに行ったのでしょう。その答えを上で紹介した本が出してくれると思います。 <両班 李朝社会の特権階級> http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121012585/qid=1145262021/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/249-6738445-8303511
お礼
ありがとうございます。 早速注文しました。
お礼
ありがとうございます。 本を読んでみることにしました。