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「君は走るべきでない」という文の主語・述語についての疑問
- 「君は走るべきでない」という文の述語について疑問に思い投稿しました。主語は「君は」だとわかりますが、述語が助動詞なのか形容詞なのかがわかりません。
- 「ない」を「ぬ」に変えて、文がつながるかどうかで判断した結果、助動詞ではなく形容詞だと考えられます。そのため、述語は「ない」だと解釈できます。
- ただし、述部として考えると「走るべきでない」となりますが、具体的にどこまでが述語に含まれるのかはわかりません。疑問に思ったので投稿しました。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さまの考えでほぼ正解です。むりやり述語を答えるとなれば、最後の文節「ない」です。この「ない」は形容詞で、助動詞ではありませぬ。学校文法をよく覚えておいでですね。 補足すれば、この「ない」は、文節で言えば補助語と呼ばれるものです。メインの述語が、それのみでは全部言い切れないために、補助が必要な場合に現れる文節です。よってこの「ない」は、ただの形容詞ではなく、補助形容詞となります。 ただの形容詞の「ない」は、存在しないということを表します。補助形容詞の「ない」は「ちがう、そうじゃない」を表します。ちなみに助動詞の「ない」は「それをしない」を表します。 で、補助語と被補助語がくっついて、述部となるのです。よってこの文の述部は「走るべきでない」です。 「君は…ない」なんて、君が存在しないことになって変ですもんね。
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- kine-ore
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まず、「基本となる文の組み立て」からすれば、これは「種別を表す」性質のもので、「誰が何だ」といういわば判断・措定文に当たります。 ですから「君は(主語)走るべきでない(述語)」となります。 なお、述語の構成は、動詞「走る」の連体形+当為の助動詞「べし」の連体形「べき」+断定の助動詞「だ」の連用形「で」+形式形容詞「ない」の終止形となります。 ですから「である」「でない」など助動詞の補助となる用言は「形式用言(補助用言)」でしかなく、単独では述語にはなりません。
お礼
形式用言をどう扱うのか、難しいですね。 回答ありがとうございました。
- msMike
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貴方のような若い人には難解ですよね それは「べきでない」なんて、古語と現代語がチャンポンになっているから。 「べきでない」=「べきだ」+「ない」 「べきでない」←「べからず」←「べし(可し)の否定形」
お礼
古語と現代語が混ざっていると、難しいですね。 回答、ありがとうございました。
- SPS700
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僕は誰が何をどうすればがわかれば、特に日本語のように終わりが複雑な言葉では、小さく小間切って述語の詮索をしても無駄だと思います。 主語=君は 述語=走るべきではない でいかかでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 細かいことを気にしなくても、意味はわかるのですが、 気になってしまって… 「ない」が助動詞だと、「走るべきでない」が述語ですっきりするのですが(笑)
お礼
回答ありがとうございました。 補助形容詞と形容詞では「ない」の意味が変わるのですね。 今回は補助語と被補助語をくっつけて考えないと、 いまいち意味が通りませんが、 それでも「ない」が述語というところが文法の面白さだと思いました。 丁寧に品詞の解説をしてくだったということで、 BAを差し上げたいと思います。