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ウニを初めて食べた人は誰でしょう?
ウニがとっても大好きな30代会社員です。 ウニはかなりグロテスクで普通だったら食べない...いや、 というか、そもそも触らない/割らないと思うのですが、 いったい誰が初めて食べたのでしょうか? 『誰』というのはかなり難しいと思うので歴史に詳しい方で、ご存知の方はいらっしゃいませんか? (例) ・『最古の記録で○○年の「***史」にウニを食用している記録がある』(文化史系) ・『○○年代の地層からウニの殻の化石が出てきており、既にその年代にはウニ食用の習慣があったと思われる』(考古学系) ・『○○世紀の△△国のレシピにウニを使った料理が出てくる』(料理史系) ・『むかしむかしある村に神が現れてウニを食べるように促した。神の啓示に従った村人達はその後平和を手に入れた』(伝承文化系) ...etc もちろん上記の回答のような形ではなくても 自論やどこかで聞いたことがあるというような不確定情報でも結構です。 何せウニが好きで、食べるたびにいつも至福の時を過ごし(もちろんおいしいウニですが...)、 同時にウニを初めて食べた人に感謝と尊敬の念を覚えてやみません。 くだらない質問で恐縮ですが、ご存知の方がいらっしゃったら是非お教えいただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
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我々が食べるウニの大半はカナダやチリから輸入されています。縄文人と遠い親戚ともいえる新大陸の先住民もウニを食べていたことでしょう。 日本では縄文太郎が最初にウニを食べた人と言えます。縄文時代の古墳、貝塚の発掘から当時の食生活は現代とあまり違っていないことが確認されています。縄文時代は一万年続いているのでウニを食べる習慣は相当古いといえます。添付URLの発掘例では4,500年ぐらい前となっています。発掘による確認でなく想像であれば人間が海に入ることを覚えたときから逃げないウニはいい食材だったと思われます。
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- bhoji
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今でも幼児が変な物を飲み込んで、救急車を呼ぶなどは日常的におこっています。 人間は食べれそうな物は、なんでもとりあえず口にしてみるのだと思います。 そうする中で美味しい、まずい、危ない物などに分けて、親から子へ、 また集団の共有する情報として伝えていくのだと思います。 貝塚としてウニも残っているようですが、集団生活をするようになった 縄文時代には衛生の概念が形成され、病気などから身を守るために、 今の指定されたゴミ捨て場が貝塚になったのでしょう。 それ以前でも痕跡がないだけで、アサリやカニ、海老など一緒に食べていたのでないでしょうか。 ただ、簡単に獲れても魚や貝に比べてお腹の足しになったか? 貴方にとってウニはグロテスクかもしれませんが、私はナマコの方が気持ちが悪い。 さらに不思議なのはフグで、有史以前から多くの人が亡くなっているでしょうが、猛毒や無毒と種類によって違うし、有毒種でも毒の部分と食べれる部分がある事をどのように知ったのでしょうか? 毒のある事を知っていても、食べよう挑戦し工夫した先人に感謝! 山口県は「ふぐ調理師免許」の条例が実施されたのは、逆に全国の最後と聞いた事があります。 http://www.noge-7fuku.com/fugu_doku.html あと精力がつくと言われる食材がありますが、どのようにして確かめるのでしょうか? 正を書くのでしょうか? 漢方薬に使う植物でも、胃薬になるなどは一度や二度では判らないと思いますので、多くの苦労があった思います。 以前テレビ番組でゴリラかチンパンジーが、ある種の葉っぱを食べて体調の回復に役立てているのを放送していました。 その説明では、細かく噛むと効果が少ないようで、唇で包むようにして千切り、飲み込んでいました。 http://www.natureinterface.com/j/ni09/P82_83/
お礼
ありがとうございます。 そうですね、人によってグロテスクさというのは違いますよね(~_~; とにかく食べてみるっていう人間の本能と 学習し情報を伝播するという人間の知性が 今の食文化を支えてきただのですね。 感慨深いです。 ウニだけでなくすべての先人に感謝しなければなりませんね。
- koon1600
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貝塚からもでているようなので、おそらくほかの貝とかと同じ時期だと思います。 当時の最大の命題は、いかに食料を得るかです。見た目はあまり重視していなかったのかもしれませんね。 縄文の世(やそれに順ずる文明)は農作や養殖、家畜といった安定した食糧供給機能を持っていなかったと考えられています。そのため、基本は海の恵み山の恵みですね。 特に貝塚なんていうくらいですから、貝(カキとかハマグリとか、とにかく多種でているようです)なんかは魚に比べてとりやすいですし(アサリなどにいたっては砂浜を掘り返すだけ)、ウニも(もって痛いということくらいを除けば)よい食料だったと思います。まあ、海にいる栗もどきみたいな感覚かと。 よくよく考えると人間は何でも食べます。トチの木からとれるトチの実なんかは、1週間くらいかけて灰汁を抜かないと苦くて食べられません。 ふぐなんていう、ほかの生物に食べられないように毒をもったものですら食べます。 コンニャクイモなんかは、すったものを素手で触ったら手がはれますし・・・サナギなんかも食べますね。これは今でも食べる地域があります 日本とはちょっと違いますが、オーストラリアのアボリジニの食生活なんか、案外当時を考えるのに参考になるかもしれません。彼らも栽培などの供給手段を持っていないという点で、縄文人と同じといえます。 あまり詳しいサイトがなかったのですが、美味しんぼとかには、結構詳しく乗っていますね。 イモムシ、トカゲ、亀、アリ、ヤマイモ、ヘビなどなど・・・いろいろ食べるそうです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですよね、生き延びる為には何でも食べないといけないですよね。 ...いや、『食べないといけない』じゃなくて 『食べれる!(^^)』って感じでしょうね。 ウニなんかはそのまま中身を食べられますが、 おっしゃる通りこんにゃくとかトチの実なんて かなりの試行錯誤をして食用にたどり着いたんですからねぇ... アボリジニーとはかなり納得のお言葉です。 美味しんぼで確かに読んだことがあります。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます! そんなに昔からだとは...。 やっぱり縄文人は私のような感覚(ウニはグロテスク)はなかったのですね...(~~; 勉強になりました!ありがとうございました!m(__)m