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海外での研究
工学系の者です.学振の海外特別研究員というのがありますが,同様に海外でのポスドクを目指すための資金のようなものはありますでしょうか?
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こんにちは。アメリカの大学(工学部)で働いています。 質問の回答は知らないんですが、少し関連情報を書いてみます。 日本国内でのグラントについては知りません。 海外というのがどこを想定しているのかわかりませんが、アメリカの場合なら、各大学、学科、研究室または教授個人が、ポスドクを雇う資金を持っています。 もし日本でグラントが見つからない場合は、直接アメリカのめぼしい教授にコンタクトを取って、「ポスドクとして雇ってくれないか」と申し込むのも一つの手です。 実際、自分も年間数件は全然知らない海外の研究者からこういう申し込みを受けます(残念ながらお金が無いので全部断りますが)。 もし強いコネなどあれば可能性は高くなりますし、コネが全く無ければ可能性は低いですが、少なくともいくらかのチャンスはありますよ?「お金も仕事もあるのに人がいない」研究室に当たれば雇ってくれるかもしれません。日本人が好きな教授もいますし、英語力をそれほど重視しない教授もいます。 学生時代の指導教官や、周りに客員教授やポスドクなどでアメリカの大学に行ったことがある人がいれば、そういう人を通して問い合わせてもらうのも一つの手だと思います。 なお、こういった形でのポスドクの場合、教授などが持っているプロジェクトから給料・研究費が出ることが一般的なので、自分の好きな研究はできません。与えられたテーマについて取り組むことになります。ある程度の即戦力は要求されると思います。