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償却減価法って何ですか?
私は、IT業界で働いているシステムエンジニアの端くれです。現在派遣されている金融機関において「買い取った貸付金債権の償却減価法による買取差額の償却処理」を行いたい旨を依頼されました。ところが、私はもちろんですが、その金融機関の担当者も「監査法人から指摘をうけたから・・・」としか分かっていないようで困っています。 この3月の決算処理においては、特にシステム対応を完了させなくとも良いようですが、次回の決算には間に合わせてほしいらしく、詳しい計算公式やその原理とか教えていただけるとありがたいのですが。どなたか、詳しい方いらっしゃいませんか?
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こんにちは! 以前会計事務所で働いていました。このご質問にお答えする前に逆に質問をさせて頂きます。 この処理の仕方を、roocさんのクライアントは知らないからroocさんに任せたと言う事でしょうか? 普通、会社の会計マニュアルみたいなものにこういった処理の対応の仕方が載ってて、それに従うのではないかと思います。だから、本来ならば経理の人間はどのようにデーターをインプットしどのようなアウトカムをだしたいのか、プログラマーに指示するはずです。このように実際の仕事の内容からかけ離れた会計の、特に不良債権がらみのような償却処理などは、後々の責任問題などを考えると避けられた方が懸命かと思います。 経理の方に改めて処理の仕方を伺われ対処なされた方が良いのではと思い、アドバイスさせて頂きました。経理の方がわからなくても、会計士に経理の方から聞いて頂くということも出来るかと思います。
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勘違いしていました。 減価償却ではなくて、償却減価法ですね。 #1の回答は無視してください。
通常、企業は1年ことに決算をして、その年の利益を計算します。 固定資産は長期にわたって使用されますから、購入した年度に、一括して経費として処理すると、その年度だけ経費が増えてしまい、正しい期間損益が計算できなくなります。 そこで、その固定資産の使用可能な年数(「耐用年数」といいます)に渡って、各会計年度の経費として処理して、その価値を年々減らしていくことを減価償却と云います。 なお、ほかの固定資産と違って、土地は、使用することによって価値が減少するということがないので、減価償却の対象になりません。 減価償却の方法には、定額法と定率法と2つの方式が有ります。 詳細については、参考urlと、下記のページをご覧ください。 http://www.e-smart.co.jp/tax/main/qa/qa2000/qa2109.htm
補足
回答いただきありがとうございました。御指摘のように後々の責任問題から考えると避けた方が良いとは思っております。逆質問をいただいたことに対してお答えすると、「分からないから何とかしてよ!」という姿勢がクライアントから感じられます。実際「監査法人等に確認してください」とクライアントに要請すると、「我々のように分かっていない人間がとやかく言うより君たちのほうが詳しいのだから、公認会計士の先生と適当に打ち合わせをして、決まったことだけを後で教えてくれ!」とまで言われている始末です。日本の金融機関の全てがこうだとは思いたくありませんが、こんな無責任な感覚で私たちの預金を預かっている状況なのかと失望感も感じています。とにかく、経理部門の担当者に再度、公認会計士や監査法人と協議していただくよう、要請してみます。