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三島由紀夫の筋肉改造
三島由紀夫が自分のひ弱な筋肉を恥じて鍛えたことは有名ですが、私も非才な理系青年として自分の肉体に恥じています。 三島の肉体改造日記というものは存在しますか? なければ、他の作家さんでそういったもの知っていらっしゃったら教えてくださいませ。
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- uriusei
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回答No.1
三島のようなやり方はよした方がいいと思います。あまりに不健康です。肉体的にも精神的にも。もっと既定の肉体観から自分を解放すべきではと思います。 健康のためなら、走ったり、泳いだり、テニスなど楽しいことをやった方がいいと思います。村上春樹や大江健三郎のように。 歪んだコンプレックスからはいいものは生まれません。三島の真似をしないでください。 ちなみに彼を賞賛する人が世界にたくさんいますが、彼ほど虚栄心と権威主義的人間は日本にも少ないと思います。ドナルド・キーンは、彼がノーベル賞をもらいたくてもらいたくて、英米の作家に推薦してくれるように懇願していたということを書いています。 また、吉行淳之介はエッセイのなかで、偶然彼とバーで出会ったとき、彼はこういったといいます。「君の本は何ヶ国語に翻訳されたのかね?」三島は、まだ吉行の本が全く翻訳されていないことを知っていていてこの質問をしたようです。嫌な奴です 三島のカッコつけた自殺は、川端康成のノーベル賞受賞で、自分はもらえなくなってしまったと、絶望していたからだと、ドナルド・キーンは書いています。 彼が嫌った大江がのちにノーベル賞を取ったことはある意味で、世界の知識人の見方が、日本文化の三島的なものより大江的なものを評価した結果だと思います。 今度は村上がノーベル賞を取るでしょう。 ちなみに、大江は水泳、村上はマラソンをやっていますよ。
お礼
回答がもはや一件もいただけないのではと、半ばあきらめかけていた中でuriuseiさんのヒントとなるようなアドバイスをいただいてうれしく思います。しかしながら、つい先日、三島がボディビルで鍛えたらしいので、ちょうど新卒ということもあり自己探求をしてみたい季節ですのでとりあえず恥ずかしながらその手の本を買ってしまいました。 吉行淳之介やドナルド・キーンのエピソードは初耳で興味深く拝見しました。自分はどちらかというと三島よりも彼らの作品に親しんでいるので、三島にそのような側面があるのは知らなかったのですが、自己顕示欲というんでしょうか、そういうのは少々なら許せます。 続くかどうか不安ですが、マラソンをやりたいですね。他には登山とかもしたいです。 回答ありがとうございました。